谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

特別展示イベント開催のお知らせ

観察センターでは、9月1日(木)~10月30日(日)の期間に、
【特別展示「Parrots in the wild〜野生のインコ・オウム〜」岡本勇太による写真展】
を開催しております。
オーストラリアに生息するインコ・オウムたちの可愛らしい写真から、野生での暮らしぶりが覗けちゃいます!
なんと、9月18日(日)には写真展の開催に合わせて、岡本さんによる野鳥観察会や講演会等のイベントを開催いたします。
イベントはまだ空きがございますので、ぜひお申込みください!
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◆岡本さんと野鳥観察
内容  野生のインコ写真家の岡本勇太さんと谷津干潟で野鳥観察をしよう!
開催  2022年9月18日(日)
時間  10:00〜11:30
対象  小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
参加費 1人500円+入館料
申込  事前申込み受付中
◆講演会〜インコ・オウムの野生での知られざる生態〜
内容  インコの仲間たちはどのような鳥なのか?野生のインコ写真家の岡本勇太さんと千葉大学助教の阿部先生によるワカケホンセイインコの研究の話を交えつつ、野生でのインコの暮らしぶりと生き物としての生態に迫ります。
    参加費にはポストカードプレゼント!
講師  岡本勇太(写真家)、阿部仁美(千葉科学大学動物危機管理学科助教)
開催  2022年9月18日(日)
時間  13:00〜15:30
定員  40人
対象  小学3年以上
参加費 1人2,000円+入館料
申込  事前申込み受付中
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皆様のご来館をお待ちしております。
※詳しい情報は、添付のチラシをご覧ください。

特別展示期間中、インコグッズ販売!

現在、谷津干潟自然観察センターでは、写真家岡本勇太さんによる、特別展示「Parrots in the wild~野生のインコ・オウム~」が9/1~10/30の間、開催しています。
売店「ちどり屋」では、展示にあわせ、岡本さん著書の書籍やDVD、サイン入り写真を販売しています。また、インコなどの野鳥グッズも取り揃えております。
ぜひ、展示をご覧になられた後は、売店「ちどり屋」にお立ち寄りください。

DVD Kingdom of Parrot~オーストラリアのオウム・インコたち~ 3,300円(税込)
書籍 インコのびのび 1,650円(税込)
岡本勇太さん撮影 ポストカードセット 660円(税込)
岡本勇太さんのサイン入り写真(額付き)   2,200円(税込)

今年も登場!スノーアイス

カフェオアシスでは今年もスノーアイスが始まりました!
ミルク味のふわふわのかき氷に様々なシロップがかかっています。
今年はカワセミ(ブルーハワイ)とカルガモ(コーヒー)が初登場!
各600円(税込み)です。
夏限定の冷たいスイーツです!是非お召し上がりください。

カルガモ(コーヒー)

セイタカシギ(ミックスベリー)

コチドリ(マンゴー)

谷津干潟の日月間「谷津干潟を守ろう!ゴミと貝がら回収」活動報告

今日は、「干潟のためにできることをしよう」をスローガンに「谷津干潟を守ろう!ゴミと貝がら回収」を行いました。
習志野市をはじめ船橋市や東京都から、大人、子ども問わずご参加いただいたほか、
地元からは、津田沼高校の生徒会と理科部生物班、アシザワ・ファインテック株式会社の皆さまに協力いただきました。
また、観察センターのボランティアや谷津干潟ユース、干潟の日運営委員のメンバーにも協力いただき、総勢約60名での活動となりました。

流れ着いたゴミや、ヨシ原の中の目立たない場所のゴミなど多くのゴミを拾うことができました。
また、干潟のみお筋に堆積した外来種のホンビノスガイの貝殻や腐敗すると悪臭の原因となる繁茂したアオサの回収も行いました。

参加者は、干潟の中での体験を通して、プラスチックゴミが自然界で分解されないことを知ったり、ホンビノスガイやアオサが多くあることを実感できたようでした。
また、活動のふりかえりでは、また参加したいなど、大変心強いお言葉もいただきました。

「6月10日は谷津干潟の日」ラムサール条約登録、29年目!干潟のためにできることをしよう!

谷津干潟は、1970年ごろから始まった周辺の干潟の埋立てから、干潟の価値や渡り鳥の存在に気づいた方々の市民活動により守られた干潟です。そして、国境を越えて渡り鳥が飛来することから、国際的に重要な湿地であると認められ、1993年6月10日にラムサール条約登録湿地に認定されました。
習志野市は、市民が守った谷津干潟を貴重な財産と認識し、市民と行政が協力して「都市と自然との共生」を目指した保全を図ることを誓い、6月10日を「谷津干潟の日」と制定しました。
現在、谷津干潟は法律や条約で守られましたが、29年の間に渡り鳥は減少傾向にあり、大量繁茂した海藻”アオサ”が枯れて発生する悪臭問題、大型二枚貝である外来種ホンビノスガイの貝殻の堆積による干潟の干出面積の消失、漂着ゴミの堆積や魚や鳥への影響が懸念されるマイクロプラスチックなど、多くの問題を抱えています。
観察センターでは、持続的に人と干潟が関わり続けることが重要であると考え、1994年にオープンしてから市民参加であるボランティア活動を充実させ、登録10周年には小学生、中学生を対象にした谷津干潟ジュニアレンジャーが誕生、登録20周年には高校生以上の学生を対象にした谷津干潟ユースが発足し、様々な世代が活躍する場を作ってきました。

渡り鳥は地球が健全であることを示す指標であり、谷津干潟の象徴です。
渡り鳥がいなくなれば私たちの暮らしも脅かされるでしょう。
現在、未来の谷津干潟を守るために一人一人が干潟のためにできることをしてみましょう!