谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

カイツブリ元気に育ってます

5月16日に孵化を確認したカイツブリですが、親鳥からザリガニやドジョウをもらいながら3羽が順調に成長しています。
本日は巣から離れて泳いだり、潜ったりする姿も見られました。

谷津干潟フェス!6月10日(土)・11日(日)開催!

谷津干潟は、今年の6月10日にラムサール条約登録30周年を迎えます。
観察センターでは6月10日(土)11日(日)を入館無料にし「谷津干潟フェス」を開催!
ご来場いただいた方、各日先着200名様に、谷津干潟に来る渡り鳥のダイゼンをモチーフにした30周年記念缶バッジをプレゼントします。
また、観察センター前広場には、たくさんのテントが並びます。習志野ソーセージや谷津干潟公園産純粋ハチミツを使ったクラフトビール、ホンビノスガイのクラムチャウダーやチヂミ、焼きそばなどの食べ物販売、くじ引きやゲーム、湿地交流展示や楽しいワークショップなどが各ブースで行われます。
雨天決行です!多くの方のご来場、お待ちしております。

イベントの詳細ついてはコチラのページをご覧ください。

ラムサール条約登録30周年ロゴマーク

谷津干潟の代表的な渡り鳥「ダイゼン」をモチーフにしたロゴマークを東京農工大学大学院の李帆さんにデザインしていただきました。(協力:宮野裕美さん)

芸達者なキビタキ

5月18日の午前中にお客様から、「さっき淡水池の林の中から、綺麗な鳴き声が聞こえたけど何の鳥か分からない」とお問い合わせがありました。その場所へ向かってみると、「ホイーピッ」とキビタキが鳴いているのが聞こえてきました。
姿を探していると、他にも「ツクツクボーシチッ」とツクツクボウシのような鳴き声や、「チョッゲッピ」とコジュケイのような鳴き声が聞こえました。こんな時期にこんな場所にいるの?!と驚いていましたが、キビタキが目の前に現れて同じ鳴き声を出しはじめ、キビタキの鳴き声ということが分かりました。
実は、キビタキはコジュケイやツクツクボウシなどの他の生きものの鳴き声に似た鳴き声も出すことができるそうです。キビタキは芸達者なのかもしれませんね。

カイツブリ孵化!

16日にカイツブリの孵化を確認しました!
巣には2羽の赤ちゃんがいて、親鳥から食べ物をもらったり、親の羽にもぐり込んだりしていました。

ヤマボウシの花?

ヤマボウシの花が咲いています。
白い花のように見えますが、実は花のように見える部分は、総苞片(そうほうへん)と呼ばれる部分で、花のつけ根の葉なのです。
実際の花は、中心にある緑色の丸い部分で、小さな花がたくさんついています。
観察センター駐輪場付近にありますので、散策時にぜひ観察してみてください。

 

中心部のこれが本来の花です。