谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

特別展示「みんなの谷津干潟展2024」の作品を募集中!

2024年は谷津干潟自然観察センターが開設されて30周年を迎えます。
今年も6月10日の「谷津干潟の日」にあわせ、これまでに心に残った谷津干潟の風景や生きものなどを題材にした写真や絵画、工作など、市民の皆さんや近隣小学校、保育園などの作品を展示する予定です。
ただいま作品募集中です。皆様のお気に入りの谷津干潟の作品の出展をお待ちしております!

【募集作品テーマ】
これまでに心に残った谷津干潟の風景、生きもの

【募集部門】
写真の部(一人2点まで)
一般作品の部(絵画、俳句、工作など)

【作品募集期間】
4月16日(火)~5月21日(火) 

【展示期間】
6月1日(土曜日)~7月7日(日曜日)

※詳細は作品募集のチラシをご覧いただくか、観察センターまでお問い合わせください(047-454-8416)。

作品募集方法はこちら

干潟の生きものふれあいコーナーやっています!

谷津干潟にすむカニや貝、ヤドカリたちが活発に活動するシーズンになりました!観察センターでは干潟の生きものたちと触れ合うコーナーを館内に展示しました。生きものを間近に観察するチャンスです!ふれあい方法はレンジャーが優しくお伝えします。

観察センターのゴールデンウィーク中の開館日は以下のとおりです。みなさん、遊びに来てくださいね!

●開館日
4月27日(土)・28日(日)・29日(月・祝)・5月1日(水)・2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)・6日(月・祝)

●休館日
4月30日(火)・5月7日(火)
(月曜日が祝日の場合は次の平日が休館日となります。)

谷津干潟でボランティアしませんか!

谷津干潟自然観察センターでは「第34期ボランティア入門講座」を行います。
全5回の連続講座で、谷津干潟一周や干潟の中での生きもの観察、バードウォッチング、
ヨシ刈りなどの体験を通して、干潟の生態系や谷津干潟に来る野鳥のことを学べます。
谷津干潟のことを深く知りたい方、観察センターでのボランティアに興味がある方はぜひ、お申込みください。

●第34期ボランティア入門講座 実施日時
1回目:5月18日(土)  9:15~13:15「谷津干潟を知ろう」
2回目:7月6日(土)  13:00~16:00「谷津干潟の生きもの観察」
3回目:8月24日(土)  13:30~16:30「バードウォッチング入門」
4回目:9月21日(土)  9:30~13:00「淡水池管理と活用を体験しよう」
5回目:10月20日(日) 12:30~16:00「お客さんを案内してみよう」

●定員
10人

●対象
中学生以上で谷津干潟自然観察センターのボランティアを希望される方。
全5回参加可能な方。

●参加費
1人2,000円(税込)*全5回分

●申し込み
4月2日(火)から4月29日(月・祝)まで。申込み時間は9:00~17:00 。
電話047(454)8416または観察センター受付でお申込みください。
申込み多数の場合、参加者は抽選により決定させていただきます。

オオソリハシシギがやってきた!

昨日3月26日にオオソリハシシギ2羽が谷津干潟へやってきました。干潮時には2羽とも干潟におりて豪雨にもかかわらずカニやゴカイを採って食べていました。
採食している姿を観察していると、2羽のうち1羽の脚に白のフラッグ(標識)がついているのに気が付きました。フラッグを調べてみると、付けられた時期は不明ですが、おそらくニュージーランドでつけられたフラッグであることが分かりました。
これからの時期、オオソリハシシギや他のシギ・チドリ類は南の国から北の国へ渡る途中に谷津干潟へやってきます。皆さまもぜひ探してみてください。

フラッグが付いたオオソリハシシギ

2月4日(日)講演会 参加者募集中!!

2月4日(日)の「世界湿地の日」イベントでは講演会を開催します。

第1部は、海洋環境におけるプラスチック汚染の現状と国内外で行われている対策や取り組みについてお話していただきます。プラスチックは私たちの生活で今やなくてはならない便利な存在になっています。一方で使用済みとなったプラスチックが海に影響を与えています。私たちには何ができるのか、講師の市川智子さんと一緒に考えたいと思います。

第2部では、小学生の時から21年にわたり谷津干潟で野鳥を観察してきた今やバードウォッチングマガジンのBIRDERでも取り上げられている澤本将太さんから水鳥観察の楽しさや、シギチドリ類の状況をお話いただきます。

第3部では、谷津干潟で活動する学生「谷津干潟ユース」の活動報告を行います。谷津干潟での調査やマイクロプラスチック問題についての啓発活動など、谷津干潟が抱える問題に立ち向かう若い世代の声をお聞きください。

●日時:2月4日(日)13:00~16:20
●場所:谷津干潟自然観察センター
●参加費:入館料のみ●参加ご希望の方は、電話もしくは観察センター窓口へお申し込みください。
電話047-454-8416

【第1部】海洋プラスチック汚染の現状と取組みについて

【第1部】:ラムサール条約登録30周年・千葉県誕生150周年記念講演会
「海洋プラスチック汚染の現状と取組みについて」(90分間) /環境省水・大気環境局 海洋環境課の市川智子氏

●市川智子さん:国政府、州政府、国際機関、NGOで湿地と渡り鳥の保全を20年。特に市民、子供、アーティスト等の保全活動参加促進に注力。現在はプラスチック汚染に関する条約の策定に向けた政府間交渉に従事。環境経済学修士

【第2部】はじめよう、水鳥観察

【第2部】:世界湿地の日講演会「はじめよう、水鳥観察」/澤本将太氏 (60分間)

●澤本将太さん:1993年3月生まれの千葉県生まれ、船橋市民。趣味として始めた鳥見は20年目を迎えた。シギ・チドリ、ガン・カモ、カモメ、海鳥、サギなど水鳥ばかり見ており、普通種から珍しい鳥まで、年齢識別や換羽に興味がある。

【第3部】谷津干潟ユース活動報告

【第3部】:世界湿地の日講演会「谷津干潟ユース活動報告」 /谷津干潟ユース (20分間)

●谷津干潟ユース:高校生・大学生世代を中心に、谷津干潟における保全とワイズユース(賢明な利用)について考え、谷津干潟に還元する活動を企画・実施することを目的にしたプロジェクトです。「谷津干潟をもっと知りたい」、「谷津干潟のために何か行動したい」という思いがある学生が主体性を発揮する場を提供しています。