谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

「つくろう!バードカービング」参加募集中!

谷津干潟に飛来するメダイチドリのカービングを作りませんか?
観察センターボランティア「カービンググループ」が丁寧に作り方を教えます。
ナイフで木を彫ったり、色付けなど本格的にバードカービングを体験し、お持ち帰りできます。
カービングのつくり方などの夏休み自由研究にもできますよ!
大人も子供もカービング作りを一緒に楽しみましょう!
ご参加、お待ちしております。

●つくろう!バードカービング
●日時 8月26日(土) 27日(日) 10時~15時 ※2日間参加できる方
●定員 20作品(親子で1個作ることもできます)
●対象 小学4年生以上(小学生は保護者同伴)
●参加費 1,200円(税込み)
●お申込みはお電話か窓口で 電話047-454-8417
●雨天決行

カービンググループの活動はこちらをご覧ください。

カイツブリのヒナ誕生

観察センター横の淡水の池で今年2回目の繁殖をしているカイツブリ。
8月2日と3日にそれぞれ1羽が孵化し、現在2羽のヒナが確認されています。
今日は巣の上で親鳥の背中に乗る姿も確認できました。

特別展示「あのころの谷津干潟 ~ラムサール条約登録までの市民活動の軌跡~」開催中!

ラムサール条約登録30周年の節目を迎えた谷津干潟。
高度成長期の東京湾は干潟の埋め立てが本格化し、戦前に構想されていた運河計画のため国有地となっていた当時の谷津干潟は、周囲の海が陸地へと変えられていく中、四角くとり残されました。近々埋め立てられるだろうとの憶測の下、干潟はゴミ捨て場になっていきました。その一方で、本来は広大な干潟でくらす水鳥たちも周囲の埋め立てにより行き場を奪われ、わずかに残された谷津干潟へ集まるようになりました。
埋め立てから守ろうと立ち上がったのが、地元の環境保全団体、自然愛好家、市民の方々でした。
こういった方々の40年以上前にさかのぼる谷津干潟保全運動などの写真資料を展示しています。
先人たちの谷津干潟や生きものへの愛情や、埋め立て反対への情熱の一端を感じることができます。

また、展示期間中はラムサール条約登録20周年を記念して制作したDVD「谷津の海 いのちと暮らし」を上映しています。
このDVDは、谷津干潟が埋め立てられる前の「谷津の海」と呼ばれていた時代、海苔漁やアサリ漁、船大工や谷津遊園の様子などを、干潟と共に暮らしてきた地元の方々にインタビューした映像となっています。
皆さまのご来場お待ちしております。

■ラムサール条約登録30周年記念 特別展示
「あのころの谷津干潟 ~ラムサール条約登録までの市民活動の軌跡~」
■展示期間:2023年7月23日(日)~8月27日(日
)
※展示設営・撤収のため初日は13時から、最終日は15時までとさせていただきます。
■展示期間:谷津干潟自然観察センター 特別展示コーナー
※特別展示の観覧は入館料が必要です(入館料:中学生以下無料、高校生以上380円、65歳以上190円)
■主催:2023年度谷津干潟の日運営委員会・谷津干潟自然観察センター