谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

潮干狩りイベントの下見をしました

11月11日(土)、12日(日)に予定している「谷津干潟を守る!ホンビノスガイの潮干狩り」の下見に谷津干潟に入りました。ホンビノスガイは北米原産の二枚貝で、漁業資源として価値がある一方で谷津干潟ではホンビノスガイが増えていることでの干潟や野鳥への影響が課題となっています。
本イベントはそんなホンビノスガイを単に駆除するのではなく、有効利用をしてもらう「ワイズ・ユース(賢明な利用)」を目的に開催しています。

本日の下見ではホンビノスガイに毒性がないか、検査機関に調べてもらうため貝の採集を行いました。気持ちのいい秋晴れの中で、干潟内ではカニやヤドカリ達がそこかしこを歩き回っていました。
イベントはまだ定員に余裕があるので、興味のある方はぜひご参加いただけたらと幸いです!
以下イベント詳細です。

日 時: 1111() 、12()  10:3013:00
定 員: 40(最小催行人数10人)
対 象: 小学3年生以上(小学生は保護者同伴)
参加費: 1人2000円+入館料
持ち物: 汚れてもよい服、着替え、首にまけるタオル、帽子、飲み物、軍手、貝を持ち帰るための容器(保冷できる袋やクーラーボックスなど)、8L程のバケツ(23人で1つ)、移植ごて、長めの長靴、カッパ(雨天時)
※現場で貝を入れる網はセンターで準備します。
申込み: 観察センター窓口または、電話にて予約受付中
雨 天: 少雨決行

オシドリがやってきた

本日の閉館間際、カモ類やサギ類でにぎやかだった、観察センター横にある淡水の池にオシドリが飛来しました。
オシドリは3羽のオスで、色鮮やかに換羽しているものやまだ換羽の途中のものがいました。
3羽は警戒していたのか、池の草むらに隠れてしまいました。

ドリームキャッチャー

本日公園の植栽管理をしていた時に、クモの巣がかかった小枝を見つけました。
繊細な糸が何重にも巻かれ、まるでアメリカ大陸の少数民族に伝わる魔除け「ドリームキャッチャー」のようだねとスタッフ同士で話していました。
後から調べてみたところ、そもそもドリームキャッチャーはクモの巣に見立てて作られていたそうです。
ということで、悪い夢を祓って良い夢をつかんでくれそうです。

カモが増えてきました

10月に入り観察センター横の淡水の池はカモで賑わいを見せはじめました。
今日はキンクロハジロ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、カルガモの6種類のカモを観察することができました。

秋の空

上空にもこもことした雲が広がり、爽やかな朝を迎えています。
谷津干潟1周、3.5㎞。広がる空を眺め、鳥の声に耳を澄ましながら干潟散策を楽しんでみてはいかがでしょう。