谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

絶滅危惧種の巻貝発見!

本日谷津干潟にて巻貝類の仲間、フトヘナタリを発見しました。
フトヘナタリは千葉県レッドリストで最重要保護生物に指定されており、絶滅が心配されている巻貝です。
見つけてくれたのは、今日施設見学で来ていた市内小学生の男の子!
よく似た形の巻貝が多い中、フトヘナタリを見つけ出した彼の観察眼にレンジャーもびっくりでした。

オレンジ色の胸が綺麗なメダイチドリ

今朝の谷津干潟は潮が引き、青空に包まれていました。
泥の上で食事をしていたメダイチドリも濃いオレンジ色の羽が艶やかに見えました。
今の時期のシギやチドリたちは繁殖に向けて羽の色が濃くなっています。明日からのGW後半、ぜひ谷津干潟でシギチドリの仲間の観察をお楽しみください

本日のカイツブリ

観察センターのとなりにある淡水の池でカイツブリが巣作りをしている様子が観察されていましたが、本日は、オスとメスで巣に座り、卵をあたためているかのようでした。
抱卵しているのであれば、5月の下旬頃にはヒナに出会えるかもしれませんね。今から楽しみです。

赤い角が出てきました!

写真の赤い角は、タブノキの新芽です。
タブノキは赤い角の中から、しばらくすると葉芽と花芽が現れます。
始めは赤色の葉芽ですが、段々と緑色に変化するので、散策時には移り変わりを楽しめます。
花芽には小さな花を咲かせるので、合わせてお楽しみいただけます。
写真のタブノキは、公園内西側園路沿いで見ることが出来ます。

カキツバタが見ごろです

観察センターから見える淡水池ではカキツバタが見ごろです。
Café Oasisからも見ることができるので、ごはんやお茶などを楽しみながら
ゆっくりとカキツバタや淡水池の様子を眺めてみてはいかがでしょうか。