谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

イソヒヨドリ

干潟の遊歩道護岸下から歌うような高い鳴き声が聞こえたので、目を向けるとイソヒヨドリが2羽いました。
両者は落ち着かない様子で、片方がもう片方を追いかけまわしているように見えました。
縄張り争いでもしていたのでしょうか。

クサシギが来ました!

8月23日にクサシギが前浜にいました。谷津干潟ではクサシギが見られることは珍しく、レンジャーが約10年ぶりの確認となりました。確認されたクサシギはキアシシギと採食をしていましたが、キアシシギに追いかけられたあと、貝殻島方向に飛んで行ったのを最後に見失ってしまい、谷津干潟から飛去したと思われていました。
しかし、昨日の14時ごろに潮が満ちた際、貝殻島で休息しているのを再確認することができました。おそらく、この3日間谷津干潟周辺にいたものと思われます。
みなさまもぜひ探してみてください。

キアシシギのお食事

潮が高い時間、観察センター前浜にキアシシギがやってきました。前の浜にはコメツキガニという小さなカニがいます。
キアシシギは浜辺を忙しそうに走りながらカニを捕まえ、水際に行き、カニを洗ってパクリと食べていました。
動画はFacebookにアップしましたのでコチラをご覧ください。

アシハラガニの甲羅干し

アシハラガニは、オリーブ色をした3~4㎝ほどの大きさで、干潟のアシ原にすむカニです。
今日の午前中、アシ原付近の石の上で甲羅干しをしているアシハラガニを見かけました。
強い日差しをうけ、石は高温になっていると思われますが、熱くないのかな・・と心配になってしまいます。
しかし、よく見たら足の先で石の上に立っていました。カニは足の先で歩くので、石の温度が高くなっても、さほど熱さは感じないのかもしれませんね。

キアシシギJ2とC6、谷津干潟で元気に滞在中!

2011年より、谷津干潟に13年連続で飛来が確認されたキアシシギの標識個体のJ2とC6。
本日も谷津干潟の東側で採食している様子が観察されました。
常連のお客様はもちろん、初めて観察したというお客様からも「また来てくれてうれしい!」と喜びの声が上がっています。
たくさん栄養を補給して、無事に南へ渡ってほしいです。