オオメダイチドリを確認しました。
今日の午後にお客様から、オオメダイチドリがアヒル島にいるという情報をいただきました。
実際に見に行ってみると、オオメダイチドリがアヒル島でカニを採食していました。羽の模様から幼鳥(今年に生まれた個体)であることがわかりました。
オオメダイチドリは谷津干潟に飛来しても数日で飛去すること多いですが、明日もいてくれるといいですね。
観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。
今日の午後にお客様から、オオメダイチドリがアヒル島にいるという情報をいただきました。
実際に見に行ってみると、オオメダイチドリがアヒル島でカニを採食していました。羽の模様から幼鳥(今年に生まれた個体)であることがわかりました。
オオメダイチドリは谷津干潟に飛来しても数日で飛去すること多いですが、明日もいてくれるといいですね。
毎年この時期に渡ってくるキアシシギが今年もやってきました。
群れの中に、足に刻印のC6とJ2をつけたキアシシギを昨日と今日にかけて、レンジャーが確認しました(C6は8月8日, J2は8月9日)。
谷津干潟に飛来して今年で13年目となります。
今日は潮があまり引かなかったため、午前中から貝殻島で休息をしていました。
皆さんもJ2とC6を「よく来たね、おかえりなさい」という気持ちで探してみてくださいね。
ラムサール条約登録30周年の節目を迎えた谷津干潟。
高度成長期の東京湾は干潟の埋め立てが本格化し、戦前に構想されていた運河計画のため国有地となっていた当時の谷津干潟は、周囲の海が陸地へと変えられていく中、四角くとり残されました。近々埋め立てられるだろうとの憶測の下、干潟はゴミ捨て場になっていきました。その一方で、本来は広大な干潟でくらす水鳥たちも周囲の埋め立てにより行き場を奪われ、わずかに残された谷津干潟へ集まるようになりました。
埋め立てから守ろうと立ち上がったのが、地元の環境保全団体、自然愛好家、市民の方々でした。
こういった方々の40年以上前にさかのぼる谷津干潟保全運動などの写真資料を展示しています。
先人たちの谷津干潟や生きものへの愛情や、埋め立て反対への情熱の一端を感じることができます。
■ラムサール条約登録30周年記念 特別展示
「あのころの谷津干潟 ~ラムサール条約登録までの市民活動の軌跡~」
■展示期間:2023年7月23日(日)~8月27日(日)
※展示設営・撤収のため初日は13時から、最終日は15時までとさせていただきます。
■展示期間:谷津干潟自然観察センター 特別展示コーナー
※特別展示の観覧は入館料が必要です(入館料:中学生以下無料、高校生以上380円、65歳以上190円)
■主催:2023年度谷津干潟の日運営委員会・谷津干潟自然観察センター
谷津干潟は、今年の6月10日にラムサール条約登録30周年を迎えます。
観察センターでは6月10日(土)11日(日)を入館無料にし「谷津干潟フェス」を開催!
ご来場いただいた方、各日先着200名様に、谷津干潟に来る渡り鳥のダイゼンをモチーフにした30周年記念缶バッジをプレゼントします。
また、観察センター前広場には、たくさんのテントが並びます。習志野ソーセージや谷津干潟公園産純粋ハチミツを使ったクラフトビール、ホンビノスガイのクラムチャウダーやチヂミ、焼きそばなどの食べ物販売、くじ引きやゲーム、湿地交流展示や楽しいワークショップなどが各ブースで行われます。
雨天決行です!多くの方のご来場、お待ちしております。
イベントの詳細ついてはコチラのページをご覧ください。
谷津干潟の代表的な渡り鳥「ダイゼン」をモチーフにしたロゴマークを東京農工大学大学院の李帆さんにデザインしていただきました。(協力:宮野裕美さん)