谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

トウネン到着

本日今シーズンはじめて谷津干潟にトウネンが確認されました。
谷津干潟で確認される渡り鳥の中でも最も小型なシギのひとつで、スズメくらいの大きさです。
トウネンはほかのシギ・チドリ類と同様にオーストラリアやニュージーランド地域で越冬をしており、シベリア地域で子育てをするために北上し、途中の谷津干潟で休憩をします。

本日確認されたのは2羽でしたが、これからもっと多くのトウネンが見られることを期待します。

ウズラシギがやってきた!

今日、8時30分ごろに谷津干潟内にある貝殻の島で、ウズラシギ2羽を今シーズン初めて確認しました。谷津干潟では、ウズラシギは春の渡りで確認されることは少し珍しく、2022年5月5日ぶりの記録でした。
ウズラシギの他にも、ハマシギ71羽、チュウシャクシギ5羽、メダイチドリ1羽も貝殻島で休んでいました。
満潮の間は貝殻島で休んでいることがあるので、ぜひご来園して観察してみてください。

チュウシャクシギがやってきた

本日、谷津干潟内にある貝殻の島で、チュウシャクシギ1羽を今シーズン初めて確認しました。
午前中は満潮で潮位が高かったためか、メダイチドリやハマシギとともに島で休んでいました。
シギやチドリが飛来するシーズンになると潮位が高くとも観察センター前の浜や貝殻の島で休む姿を見ることがあります。
谷津干潟公園にお越しの際は観察してみてください。

メジロと桜

園内のオオシマザクラが満開になりました。メジロが数羽やってきて、逆さになったり枝を飛び移ったりして花の蜜を美味しそうに吸っていました。
咲くのを待っていたのは人間だけではなかったようですね。

Facebookでは動画を投稿しています。こちらをご覧ください。

乳児向けイベントを実施しました

3月6日(水)~8日(金)の間で「あかちゃんハイハイひろば」、3月7日(木)に「親子で楽しむはじめての谷津干潟<春>」のイベントを実施しました。
ハイハイひろばは40畳くらいの広さのセンターレクチャールームにマットを敷いて、0~2歳くらいの小さな子どもと保護者が一緒に過ごせるスペースを用意しました。ひろばにはスタッフやボランティアが作ったオリジナルおもちゃを置き、寝転んだりハイハイしたりするだけでなく、おもちゃで遊んで楽しめる場づくりをしました。昨年8月の実施に引き続き2度目の実施となり、おもちゃの種類も前回よりも増やして開催しました。
3日間でのべ42名の方にお越しいただき、ひろば内でハイハイや走ったりのほか寝転がったりおもちゃで遊んだりと楽しんで過ごしていました。

7日(木)に実施した「親子で楽しむはじめての谷津干潟<春>」では0~2歳の親子総勢25名が参加しました。
イベントは観察センターの周りの芝生や林で実施しました。子ども達は好奇心旺盛にレンジャーの後ろをついて、レンジャーが拾った葉っぱのにおいをくんくんかいだり、プランターの下で冬越しをしていたミミズやダンゴムシなどの生きものを指でつついたりしていました。
その後、イベントの思い出作りに親子で工作を実施しました。子ども達の手形や足形をとり、イベントで撮影した写真や色紙を貼ってオリジナルキャンバスを作成しました。最後は春にまつわる絵本を読んでイベントは終了となりました。
子ども達一人一人が目をキラキラさせながら自分で発見していく姿がとても素敵でした。
また時期を変えて実施していけたらと考えています。参加してくれたみなさまありがとうございました。