谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

落ち着きないソリハシシギ

ぱっちりとした大きな目と上に沿ったクチバシで印象的な目元を持つソリハシシギ。美しい顔立ちから優雅なたたずまいを想像してしまいますが、どうやら性格はせっかちかも・・・。干潟の中をあちらこちらと小走りし、落ち着きなく採食していました。

コメツキガニの赤ちゃん誕生!

カニの観察会のため、採集していた卵もちのコメツキガニが産卵していました!
顕微鏡でのぞいてみるとゾエア幼生になり、元気に水中を動き回っていました。(ゾエアたちがいる海水は干潟に返しました)
谷津干潟で見られるカニの多くはこどもの時にプランクトンとして海の中を漂って成長します。干潟は生きものたちのゆりかご。たくさんの命が育まれています。
※写真右上に写っているのがコメツキガニのゾエア幼生。Facebookでは動画をアップしています。

ホンビノスガイの貝殻拾い

8月20日土曜日に地元の企業のアシザワ・ファインテック株式会社さんと観察センターのボランティアで干潟の水路にたまるホンビノスガイの貝殻拾いを行いました。
1時間ほどの活動で、バケツ約15杯分のホンビノスガイの貝殻を回収することができました。
回収した貝殻は、観察センター屋上の鳥の休憩場所づくりや工作などに有効活用していく予定です。
作業中には、2㎝程の小さなトビハゼがぴょんぴょんとはねる姿もみられ、楽しい作業となりました。

園内に咲く白いユリの正体は?

「テッポウユリ」によく似ていますが、園内に咲く白いユリの正体は、
台湾原産の「タカサゴユリ」です。
ヤマユリのように日本原産のイメージがありますが、
実は、外来生物として注意喚起されています。
この時期、園内各所で見ることができます。