谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

小さなバッタ

谷津干潟公園の遊歩道の地面にノミバッタがいました。
体は黒くてとても小さく、一見するとただの点にしか見えませんでした。
成虫でも4~6mmで日本一小さなバッタとして知られているそうです。
小さな体ですが、飛び跳ねるとどこに飛んだか分からなくなるくらいのジャンプ力を持っていて、指で少しつつくと瞬く間に姿を消しました。
生態もほかのバッタの仲間とは変わっており、砂粒でドーム状の巣を作ってくらしているそうです。

公園内の遊歩道をお散歩の際はこの小さなバッタにも注目してみてください。

指先にいるノミバッタ

砂粒で作られたノミバッタの巣

立冬

今日から冬の始まりです。
谷津干潟の冬の代表的な渡り鳥といえばハマシギ。
今朝は50羽くらいの群れが潮の引いた干潟を歩きながら、忙しそうに泥の中にくちばしを突き、採食していました。
これから本格的冬を迎えると数百羽の群れで谷津干潟にやってきます。

ダイゼン

潮の引いた干潟にダイゼンが来ていました。
ダイゼンはチドリの仲間で、目が大きく、羽模様がとてもきれいな鳥です。しばらく後ろ姿しか見えませんでしたが「こっち向いて、ダイゼン!」といったら少し反応してくれました。気のせいかな・・。
可愛い仕草をする鳥なので、谷津干潟で見つけたときはダイゼンの観察を楽しんでくださいね。

※Facebookでは動画をアップしています。こちらをご覧ください。

一糸乱れずに飛び回るシギたち

潮が満ちてくるとセンター前の貝殻島にハマシギやトウネンたちが集まってきました。その貝殻島の陸地も残り少なくなった時、シギたちが一斉に飛び立ちました。
群れが急旋回する姿や太陽の光で羽がキラキラと輝く様がとても綺麗でした。

※Facebookでは動画をアップしています。ご覧ください。

「本日のフィールドノート」野鳥の追加情報(10月13日)

開館時間中に谷津干潟自然観察センターで確認した野鳥は、ホームページ「本日のフィールドノート」で確認することができます。
なお、「本日のフィールドノート」は2015年~2022年の間に確認された鳥類を基にリスト化しております。この期間に確認されていない野鳥は反映されません。

本日(10月13日)、公園でカケスを確認しました。フィールドノートには反映されませんので、ブログにて追加報告させていただきます。ホームページ「本日のフィールドノート」は以下のURLよりご確認ください。