保護したセイタカシギ、無事放鳥へ

7月30日、観察センター近くの水路にかかる管橋で、釣り糸が絡まり吊るされた状態のセイタカシギがいるとの連絡を受け、習志野市職員と観察センター職員が救助に向かい保護しました。
幸い、目立った外傷は見られなかったため、観察センターの淡水池に放しましたが、うまく飛ぶことができませんでした。そこで翌日行徳にある野鳥病院へ搬送し、体力が回復するまで様子を見てもらうことになりました。
その後、セイタカシギは野鳥病院を運営するNPO行徳自然ほごくらぶの皆さんの治療とリハビリで無事に放鳥できるまでに回復しました。そして、保護から16日後、野鳥病院職員の方がこちらまで連れてきてくださり、8月15日の夕方、観察センター前の浜で放鳥しました。
放鳥後は、水際で飛ぶ練習をしたり、羽を洗ったり、水を飲んだりする様子が見られました。そしてしばらくすると姿が見えなくなりました。元気に大空へ羽ばたいてくれることを願います。
野外に捨てられた釣り糸や釣り針が、野鳥の脚やくちばしに絡まってしまう事故は後を絶ちません。このセイタカシギも、長い釣り糸が絡まったことで橋に引っかかり、宙づりの状態になってしまったと考えられます。今回は無事に保護することができましたが、場合によっては救助できないことも少なくありません。使用した釣り糸や釣り針は必ず持ち帰り、水辺に放置しないよう気をつけましょう。
もし、傷ついた野鳥を見かけた際は、お住まいの地域の野生動物もしくは自然に関する行政部署にご相談ください。



