休憩中の旅鳥たち
本日はあいにくの雨でしたが、潮が満ちた観察センター前浜では、夕方になるとシマアジやアカアシシギ、キリアイ、トウネンたちがやってきて、静かにたたずんでいました。
写真は左がアカアシシギ、右がシマアジです。
観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。
本日はあいにくの雨でしたが、潮が満ちた観察センター前浜では、夕方になるとシマアジやアカアシシギ、キリアイ、トウネンたちがやってきて、静かにたたずんでいました。
写真は左がアカアシシギ、右がシマアジです。
観察センターでは、センターのボランティアの皆さんと一緒に夏の間、ヘチマを使った緑のカーテンづくりに取り組んできました。5月に種をまき、6月には芽が出、7月は太陽の強い日差しを浴びて屋上までぐんぐん伸びていきました。葉の数が多くなり、黄色い綺麗な花をたくさん咲かせてくれました。
しかし、花は咲けども実がならない!?猛暑続きで花に虫が来ないのでは?と半ばあきらめかけていましたが、9月のヘチマ撤収作業で屋上にあがってみると・・・・なんと!!大なり小なりではありますがヘチマの実が5つ実っていました!!中には茶色くパリパリに乾燥した実があったので皮を剥いてみると、”ヘチマスポンジ”になりました!
願わくばヘチマ水も収穫できないかとつるを切り、根本の茎を収集瓶の中に差し込んだところ・・・・なんと、瓶からあふれるほどのヘチマ水が収穫できました!
緑のカーテンは建物の直射日光を遮ってくれるだけでなく、葉の蒸散作用で空気を冷やしてくれます。そして、花が咲くとチョウやハチなどが訪れ、実がなります。
今年は雨が少なく暑い中、ボランティアの皆さんと協力して毎日水やり作業をしてきました。
ヘチマスポンジは花壇の道具洗いに使用し、ヘチマ水はボランティアの皆さんと野外作業後の肌のお手入れに使いたいと思います。
最近、満潮時間に観察センターの前の浜にキリアイがきています。
今もトウネンの群れの中で休んでいます。キリっとした頭と羽の模様が綺麗です!
トウネンなどのシギやチドリの仲間は潮が満ちると陸地で休憩をしますが、今日の満潮の時間には海藻(アオサ)の上に乗る姿が見られました。
トウネンの体重は20~40gと言われています。漂う海藻の上でも沈まないようです!
今朝(8月28日)、オグロシギ(2017年9月ぶり)とコアオアシシギ(2016年9月ぶり)を確認しました。どちらも1羽ずつ。今年生まれの幼鳥でした。
コアオアシシギはソリハシシギとともに食事をしたり羽づくろいをしたりしていました。
オグロシギは姿勢を正し谷津干潟でたたずんでいました。
しばらく谷津干潟にいてくれるといいですね。
左はソリハシシギ、右はコアオアシシギです。