谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

迷子のヤモリ

センター内を片付けていたら、シュッと走る黒い影が!
何かと思ったら、小さなヤモリでした。
食べものを探しているのに夢中で、センター内に入り込み、迷子になってしまったのかもしれません。最後は、外にそっとかえしました。

3年ぶりにキアシシギCDFがやってきた!

7月28日の夕方、オーストラリア・クィーンズランド州の緑色のフラッグがついたキアシシギが、観察センターの前浜にやってきました。

この鳥は、2019年3月3日にクイーンズランド州ブリスベン市にあるManly Harbourという水辺でが装着されたことが湿地交流するクィーンズランド州ブリスベンの関係者によりわかっています。
観察センターの観察記録を調べてみると、前回谷津干潟に来たのは2019年8月8日でした。今回で2回目の確認です。
7月28日しか谷津干潟では確認できなかったのですが、3年ぶりにやって来たこのキアシシギは、今年の冬にはまたオーストラリアのブリスベン市へ渡っていることでしょう。

朗報!! 12年連続飛来、キアシシギ「J2」

8月1日にキアシシギ「J2]を谷津干潟で見たとお客様より報告がありました!
「J2」とは足につけられた標識の記号のこと。この鳥は、2011年9月に谷津干潟で渡りの調査のため標識をつけられました。
毎年7月末から8月に再飛来が確認され、今年で12年連続飛来となりました。記録更新です!

今日もキアシシギの群れが潮の引いた干潟をスタスタと駆け回り採食していました。
1羽1羽確認しましたが、残念ながら今日の夕方までに「J2」は確認できませんでした。
潮が満ちると1か所に集まって来るので、その時が確認するチャンスかもしれません。
明日以降、みなさんも常連のキアシシギ「J2」探していただけると幸いです。
(写真はお客様より提供いただきました)

キョウジョシギ

谷津川付近の貝殻の上で、キョウジョシギが確認されました。
今シーズン初めての確認で、偶然にも去年の初認日と同じ7月30日でした。
見事にカキ殻とカモフラージュしていますが、どこにいるか分かりますか~?!

夕方の公園にて

夕方、園路を歩いているとアブラゼミの幼虫が羽化する場所を探していました。
生きている幼虫をまだ明るい時間で見るのは珍しいかも!!
無事、羽化出来ますように!