谷津干潟ブログ

観察センターでの⽇々のできごとや渡り⿃の情報などを発信しています。

春の嵐に耐えるシギやチドリ

昨日の夕方の強風が吹く中、貝殻の島にたくさんのシギやチドリたちが集まっていました。島にいたのはハマシギ、チュウシャクシギ、メダイチドリ、オオソリハシシギ、キアシシギ、コオバシギ。
時折吹く強風に、羽がひるがえることもありましたが、水辺で食事をしている鳥もいて、いたってへっちゃらな様子・・。谷津干潟は周りを住宅地で囲まれているため彼らにとっては安全に休める場所になっているようです。
多くのシギやチドリたちは、5月中旬ごろにシベリアやアラスカへ子育てのために旅立ちます。これから渡りのピークを迎えます。谷津干潟でたくさんの栄養をとり体力をつけてもらいたいと願います。

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花筏の下を悠々と泳ぐアカエイ

八重桜の花が散り、たくさんの花びらが水面に浮かんでいました。
その下を大きなアカエイがゆっくりと泳いでいました。
アカエイには花びらがどう見えているのでしょうか。

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チュウシャクシギ

今朝、14羽のチュウシャクシギが貝殻の島で休んでいました。
しばらくすると、観察センター前の浜にやってきて、小さなカニを採って食べていました。
そろそろ、谷津干潟でねぐら入りが始まったようです。

コオバシギが渡ってきました!

今朝、コオバシギを今シーズン初めて確認しました。谷津干潟では2019年8月以来の確認です。
オレンジ色の夏羽に換羽した5羽のコオバシギは、貝殻が堆積した島で一休みしていました。