2020年の展示から約2年。その間、国内での取材を通して、改めて日本の鳥たちと出会う喜びを感じた一方、また海を越えて旅に出る日をずっと夢見ていました。そして迎えた2022年夏、約2年半ぶりとなる海外取材として、ノルウェー北極圏を訪問。その旅で出会えた鳥たちや動植物と、これまでの成果を合わせて構成し、美しいパネルや動画を使って紹介します。

●菅原　貴徳（すがわら　たかのり）プロフィール
1990年生まれ。幼い頃から生き物に興味を持ち、11歳で野鳥観察をはじめる。東京海洋大学と留学先のノルウェーで海洋学、名古屋大学大学院で海鳥の生態を学んだ後、写真家に。鳥たちの暮らしを追い、国内外を旅することがライフワーク。今夏には、ノルウェー北極圏で約2年ぶりとなる海外取材を行った。近著に『散歩道の図鑑 あした出会える野鳥100』（山と渓谷社、写真担当）、『図解でわかる野鳥撮影入門』（玄光社）などがある。日本自然科学写真協会会員。