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環境にやさしいガーデンづくり「バイオネスト」の取り組み

2026.08.21

木の枝などを組み合わせて、まるで大きな鳥の巣のようにも見えるこちらは「バイオネスト」と呼ばれています。

ギリシャ語の「バイオ(生命)」と「ネスト(鳥や昆虫などの巣)」が名前の由来になっています。

植物のお手入れで発生した剪定枝や落ち葉などを入れておくことで、自然に発酵・分解が進み、堆肥を作ることができるものです。また、昆虫や微生物、ミミズなどが集まり、生きものの住処にもなるため環境にもやさしいガーデンづくりにも役立ちます。

西武造園グループが管理運営する公園や、施工・維持管理で手掛けるガーデンにも、この「バイオネスト」が数多く取り入れられています。

直径が約1~1.5メートルくらいあるので、お客さまからも「大きな鳥の巣だ!」と注目を集めることも。

横浜市アメリカ山公園

バラをはじめ季節の植物が美しい屋上庭園のガーデンに、バイオネストを設置しています。公園内でみつばちを飼育する「はち育」も実施しており、殺虫剤や除草剤を使わない植物管理など、環境を意識した公園管理に取り組んでいます。

国営武蔵丘陵森林公園

公園内の都市緑化植物園の中にバイオネストを設置し、ガーデンの花々の管理に堆肥を活用しています。

このバイオネストが設置された花壇のコンセプトは「生きものが集まる庭」となっており、昆虫などの生きものが集まる場所としての役割も果たしつつ、来園者の方にも見ていただきやすい場所に置くことで、こうした仕組みを知っていただくきっかけ作りの機能ももたせています。

国営昭和記念公園

大型のバイオネストを活用しています。右側のものはボランティアの皆さんが作成されたもので、多くの堆肥を作ることができます。

埼玉県営和光樹林公園(愛称名:エミパーク和光樹林)

こちらの公園ではイベントとして、子ども達と一緒に作っています。堆肥づくりはもちろん、生きものの住処になることを目的にしており、そうしたものは「エコスタック」とも呼ばれます。

埼玉県営みさと公園(愛称名:OGISHIみさとパーク)

スタッフのアイディアで、大きなハート型のコンポストを制作しています。公園内の小高い丘にある「展望台」からよく見える位置に設置し、来園者にも楽しんでいただいています。

名古屋市瑞穂公園

西武造園が植物の維持管理などを行っている瑞穂公園では、公園内のケヤキの枝などを使ったバイオネストを2つ設置しています。

西武アグリパーク所沢

今年6月にグランドオープンした西武アグリパーク所沢では、テレビのニュース番組で生中継をしていただいた際にも取り上げていただきました。

※生中継の様子は番組公式Youtubeからご覧いただけます

こうした「バイオネスト」はそれぞれスタッフが手作りしています。秋には落ち葉などでバイオネストがいっぱいになりますが、それが時間をかけて分解されていき、翌年の初夏には半分ほどの容量に減っていきます。

出来上がった堆肥はそのままガーデンの草花を育てるために使われ、植物ごみの量も減らしつつ、資源循環型の維持管理を実現しています。

皆さんのお近くの公園でも見かけた際には、ぜひ注目してみてください!