ねったいかんだより

当館スタッフから、植物館や水族館での日々のできごとや植物の情報などを発信しています。

見どころ情報6月21日(ヒスイカズラが開花しました!!🌸)

みなさんこんにちは!
ヒスイカズラが開花しました!

先日お伝えしたときはまだつぼみだったのに、
予想よりも早く開花しました。

下は19日の写真です。
一日であっという間に咲いてしまいました。

暖かいので花が落ち始めるのも早いかもしれません。
お誘いあわせの上お早めにご来館下さい。

見どころ情報6月17日(ヒスイカズラの蕾が膨らんできました☺)

みなさんこんにちは!
先日お伝えした季節外れのヒスイカズラの蕾が膨らんできて、
青いきれいなヒスイ色が見えてきました!

もうすぐ開花!?また開花したらお知らせしますね♪

 

見どころ情報5月29日(サプライズなお知らせ🌼ヒスイカズラに蕾が!?)

みなさんこんにちは!
なんと、スタッフもびっくり、ヒスイカズラに蕾がつきました!
毎年3月~5月、GWあたりに咲いていたので、今年はもう咲かないのかな、
と諦めていましたが、確認できているだけでも3房蕾が付いていました♪

ジャカランダも満開で見ごろを迎えています☺

そしてもう一本のジャカランダも下からは確認しにくいですが花が咲き始めました!
(館入口側の他に、ふれあい館側にもう一本あるのです。こちらは初開花!)
館内の喫茶室クレアの角の窓から下を覗くとご覧いただけます♪

6月23日まで開催の『癒しの水草展』と併せてぜひねったいかんに遊びに来てください(^^♪

 

キッズガーデナー・ねったいかんクラブ活動報告2024.01

ねったいかんの小学生ボランティア「キッズガーデナー」と中高生ボランティア
「ねったいかんクラブ」活動を紹介します。

 

以前、夏花壇で紹介していますが、キッズガーデナーは小学校3年生を中心に、
1年間を通じてスタッフと共に花壇作りをしています。

12月に植えた冬花壇はみんなにデザイン画を描いてもらい、それらを参考に
水族館の人気者『チンアナゴ』の花壇を作りました!!

チンアナゴとニシキアナゴに見えるでしょうか?!

図面を見ながら、それぞれ自分の担当の場所で苗を並べ、植え付けをしました。

今回は花色でチンアナゴとニシキアナゴを表すため、花はシンプルにパンジーのみ。
泡の一部にスイートアリッサムを使いました。

たくさんの苗の植え付けに子供たちから、最後のほうは「つかれたー!」の声が
聞こえてきましたが、先輩キッズガーデナーの4年生、5年生と共に
最後までがんばって植えました。

つかれましたが、完成した花壇を見て達成感!!

 

次はねったいかんクラブ。

ねったいかんクラブはキッズガーデナー修了生による中高生ボランティア
です。立ち上げから3年目、現在10名が活動しています。

はじめは何がしたいか、何ができるかから話し合い、まずはキッズガーデナーの花壇右側、
ジャカランダの木の下にハーブガーデンを作ることになりました。
植えてあった植物の鉢上げから始まり、除草、整地、デザインなどなど、
紆余曲折ありながら、なんとか植え付けを終えました。

小学生の時よりグンとたくましくなったねったいかんクラブのメンバー。

逆に私たちスタッフが教えてもらうことも多いです。
力仕事もおまかせ。

今は樹名板作りにとりかかっています。

これから春に向かって、スクスクと育つのを楽しみに、ハーブを
使ったイベントなども考え中。。

細々とですが、みんなで力を合わせて活動しています。

ねったいかんにお越しの際は水族館、温室はもちろん、
ぜひ外回りの花壇にもご注目ください。

こぼれ話10月14日号「植物の名前を知って友達になる」

この花の名前は何というか、ご存知ですか?

「ドリコス ラブラブ」という名前です。ラブラブ♡なんてかわいい名前ですよね?
学名は、Lablab purpureus
和名は、藤の花ににているところからフジマメという名前でも呼ばれています。
この植物の原産地は東アフリカで、ラブラブはアラビア語でマメという意味だそうです。
LOVE♡のラブとは違いました。

かわいい名前に出会い、温室の樹名札を見ていると面白い名前の植物が
たくさんあることに気が付きます。

 

アアソウカイ 学名: Pachypodium geayi

「この植物の名前はなんですか?」
「アアソウカイです。」
「ああ、そうかい、そうかい!」と
思わず言いたくなるこの名前も面白いですね。
和名の亜阿相界(アアソウカイ)は、 作家でサボテン研究家の龍胆寺雄氏が命名しました。
名前の由来の、「亜阿」は亜細亜(アジア)と阿弗利加(アフリカ)のことです。
「相界」は境界という意味です。つまり、原産地であるマダガスカル島が境界にあることから
この名前にしたそうです。
意味がわかると、なるほどという感じですね。

植物の名前は、誰がつけたんだろう??

最初に紹介した植物はドリコスラブラブやフジマメと呼ばれたり、
色々な名前で呼ばれているのって不思議ですね?

生きものの名前は、学名と通称の和名が付いています。
学名は、世界共通の名称でラテン語で表記され、発見者がつけた世界にただ一つの名前です。
和名は、学名とは違い発見者が新しくつけたものや、古くから呼ばれていた名前を
そのままいかした日本での呼び名です。

春のねったいかんの企画展「春らんらん展」でも紹介した牧野富太郎博士は、
日本中の植物を調査して1500種類以上に名前を付けたと言われています。
博士いわく、植物と友達になるには「まずその植物の名前を知ること!」だそうです。
博士は、ずいぶんたくさんの友達を作りましたね。

名前を知らなくった友達になれるよ

名前を知らない植物のほうが多いかもしれません。
でも、名前が分からなくても「かわいいな!」「面白い葉だな」と
立ち止まったら、もう友達との出会いの第一歩!!
どんな形をしていたか、その植物の特徴を覚えておいて後でゆっくり図鑑で調べれば、
もう友達になれます。
本当の名前を見つけるまで、自分の呼び名を付けても面白いかもしれませんね。

ねったいかんには、700種類2000本の植物があります。
植物のほとんどに、名札がついています。気になった植物とはすぐに友達になれますよ。
ぜひ、2000本の友達を作ってみてください!!