ねったいかんだより

当館スタッフから、植物館や水族館での日々のできごとや植物の情報などを発信しています。

【9/29(日)まで】「マレーシア・ペナンフェア」開催中です!

いまねったいかんでは、マレーシア・ペナンフェア展が開催中です✨
マレーシア・ペナン植物園と熱帯環境植物館が友好提携を結び、今年で30周年を迎えます!
そんな記念すべき年を祝いながら、マレーシア・ペナン州について楽しく知ることができる
展示となります!

ラフレシアの模型を展示

まず、正面で出迎えてくれるのは、
世界最大級の花「ラフレシアの模型」です!

模型は、本物近くリアルに再現されています

マレーシアペナン州ジョージタウンを中心とした街並みの写真展示

 

歴史ある建物の風景はまさに絶景です😆

プラナカン陶器や伝統工芸品ピューターも展示しています!

マレーシアの食文化のパネル展示

マレーシア食文化ライターの古川音さんに展示協力して頂きました!

前回の「マレーシアごはん紀行展」より、さらに多くの地域を紹介しています!

★イベント情報「前回のマレーシアごはん紀行展」

マレーシアの主な料理は、マレー系を始め、インド系、中国系、マレー系と中国系が融合したニョニャ系の、4つのジャンルに分かれています!

それぞれの特徴を紹介しています😋

オランウータンおりがみコーナー

ぜひ、おりがみでオランウータンを作ってみてね🦧

ニョニャ・クバヤ~マレーシア伝統刺繍~

マレーシアが誇る伝統衣装ニョニャクバヤについて紹介しています。

9/16(月・祝日)に実際に実演ますので、ぜひお待ちしています😄

時間
①11:00~12:00
②14:30~15:30

友好提携30周年を記念して9月16日(月・祝日)には、マレーシアデイを予定しています!
詳しくは下記リンクをご参照ください。

★イベント「マレーシアデイ」
この機会にぜひ、ねったいかんに遊びに来てね!

 

【9/8(日)まで】「マレーグマを守ろう展」開催中です!

いまねったいかんでは、マレーグマを守ろう展が開催中です!
絶滅危惧種であるマレーグマについて考えてみませんか?

マレーグマの紹介

マレーグマがどんな動物なのか、何を食べているのか、マレーグマの森での役割、なぜ絶滅危惧種になってしまったのかをご紹介しています。
他にもかわいいマレーグマのグッズも販売しています!

 

マレーグマの実物大パネル

世界最小のクマであるマレーグマ。
実物大のマレーグマのパネルと大きさ比べをしてみてましょう!

マレーグマについての動画放映

マレーグマについてやボルネオのマレーグマ保護センターの活動紹介などの動画を放映しています。

マレーグマについてより深く知ってみませんか?

9月14日(土)には、関連講座として『ボルネオ講演会』を予定しています。詳しくは下記リンクをご参照ください。

イベント情報

この機会にぜひ、ねったいかんに遊びに来てね!

☆一般社団法人ボルネオマレーグマ保護センタージャパン

https://www.bsbccjapan.com/

イベント情報

こぼれ話8月30日号『魚毒植物ってなに?』

皆さん、こんにちは!

突然ですが、皆さんは「魚毒植物」をご存知でしょうか。

魚毒植物とは、魚を麻痺させる成分を含む毒(魚毒)をもつ植物のことです。

これを川に流すとたくさんの魚を楽に捕まえることができるので、古来より人々は魚毒を使った漁を行っていました。

日本でもサンショウの毒を川に流して魚を捕まえる「毒もみ」が有名ですよね!

今回は植物館で見られる魚毒植物の一部を紹介します。

まずはじめに表題の写真のゴバンノアシ(Barringtonia asiatica)をご紹介します。

東南アジアの海岸沿いに見られる高木です。果実が碁盤の脚に似ていることからこの名が付きました。ゴバンノアシは英語でFish Poison Tree(魚毒の木)と呼ばれます。かつては植物の果実からとれる毒を川に流して魚を捕まえる「毒流し漁」に使われていました。

ゴバンノアシの果実は海に浮かび、漂流しながら遠くまで運ばれます。毒は漂流中に魚に食べられることを防ぐためと考えられているそうです。

サガリバナ Barringtonia racemosa

マングローブの川沿いの湿地に生育する樹木です。サガリバナは果実や樹皮を砕いて魚毒に使われていました。魚にとっては毒ですが、人々は薬として利用したり、毒を抜いて食べていたそうです。

ミフクラギ(メフクラギ) Cerbera manghas

岸沿いに生育する樹木で、樹液に毒があります。この樹液は人間にとっても大変危険で、目に入ると腫れてしまうことから「目が腫れる木」と言われ、この名がつきました。かつて沖縄県ではメフクラギを使って漁が行われていたそうです。

いかがでしたか?

今回紹介した植物は潮間帯エリアで見ることができます。

ちなみに、魚の毒になる植物を植えていてチャオちゃんや池の魚は大丈夫なの?と思った方もいるかもしれませんが、ご安心ください。魚の毒として使うには植物を鍋で煮る、すり潰すなどの工程が必要になるため、植物館の魚に悪影響はありません。

最後に、現在は魚毒を使った漁は法律で禁止されています!絶対に真似しちゃダメですよ!

見どころ情報8月10日(夏も本番!🌞)

皆さんこんにちは!
毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
今回はねったいかんの見ごろの花と実をご紹介します☺

まずは今年新しく仲間入りをしたグロッパ ウィニティGlobba winitii)をご紹介します🌼

グロッパ ウィニティはショウガ科の仲間で、東南アジア原産です。
濃いピンク色の部分は苞と呼ばれる部分で花びらではなく、その先の黄色い小さな星☆彡のような部分が花なんです!
小さくて可愛らしいですね☆

オヒルギ Bruguiera gymnorrhiza

オヒルギのタネは胎生種子と呼ばれるちょっと特殊な形態をしています。
オクラみたいな形ですね!

コモチクジャクヤシ Caryota mitis

コモチクジャクヤシの実が見ごろです。
別名フィッシュテールパームと言いますが、葉っぱの形が魚のシッポに似ていることからこの名が付きました🐠

モラードバナナ Musa acuminata `Morado'

他にもモラードバナナの花と実が見ごろです🍌

パラミツ Artocarpus heterophyllus

前回ご紹介したパラミツの実も更に大きくなってきました!
世界で最も大きい果実とされるパラミツ、どこまで大きくなるのか楽しみです♪

グラマトフィルム スクリプツム シトリヌム ‘ヒヒマヌ’ Grammatophyllum scriptum var. citrinum ‘Hihimanu’

うす黄緑色のかわいい花がたくさん咲きました!

メディニラ スペキオサ Medinilla speciosa

ブドウのような実が沢山ついているのはメディニラスペキオサです。
花の色は薄いピンク色ですが、だんだん濃いピンク色に変化し、
最後はブドウのような濃い紫色になります。

バンダ Vanda

ラン科のバンダも咲いています!
華やかな色合いが目を引きます✨

ぜひ現在開催中の熱帯の昆虫展と併せて見に来てください(^▽^)/

『熱帯の昆虫』展開催中!(~8月25日まで)

皆さんこんにちは!
ねったいかんでは現在『熱帯の昆虫』展が開催中です(^▽^)/
今年は5年ぶりに、昆虫と触れ合うことのできる昆虫コーナーが
復活しました♪

 

展示室の一画には昆虫ハウスがあり、クワガタやカブトムシなどと
触れあうことが出来ます✨

 

 

他にも珍しい熱帯の昆虫の生体の展示や

南米の美しいモルフォ蝶など、標本も沢山展示しています🦋

7月20日からは夏休みの自由研究にピッタリ!
『自由研究お助けノート』の配布も始まりました♪

魚と植物、2種類のお助けノートがあり、館内にヒントのパネルが
あるのでぜひ挑戦してみて下さい(^▽^)/