ねったいかんだより

当館スタッフから、植物館や水族館での日々のできごとや植物の情報などを発信しています。

見どころ情報 3月20日号『初開花!🎊オーガスタの花が咲きました🌼』

みなさんこんにちは!
オーガスタの花が咲きました🌼
なんと当館開館以来の初開花です!

南アフリカ原産のバショウ科の植物なんですが、学名はストレリチア ニコライと言いストレリチアの仲間の中でもとても大きくなる種類です。

名前の由来は、皇帝ニコライから付けられたそうです。
そういわれてみれば、立派な姿はまさに皇帝のような風格ですね😊

淡青~白色の部分が花で、花を包み込んでいる濃い紫色の部分は苞と呼ばれている葉の一部です。

よく見かけるストレリチアは別名極楽鳥花と呼ばれ、花がオレンジ色ですが比べてみると面白そうでね♪

この貴重な機会にぜひねったいかんに遊びに来て下さい♪

見どころ情報 3月13日号『キワタノキの花が咲きました🌼』

みなさんこんにちは!
キワタノキの花が咲きました🌼

インド~オーストラリア原産のアオイ科の落葉樹なんですが、直径15㎝くらいある大型で肉厚の濃いオレンジ色の花がなんとも迫力があります☺

タネの周りには綿毛で包まれていて、昔はこの棉で布団やクッションなどの詰め物として利用していました。
名前の由来も綿が取れることからこの名が付けられたそうですよ♪

ねったいかんではまだ種はなったことはありませんがいつか見てみたいですね!

とっても高い木なので2Fのエレベーター前のソファーから眺めるのがおススメです🐢

この貴重な機会にぜひねったいかんに遊びに来て下さい♪

見どころ情報 2月28日号『サラカ タイピンゲンシスが見ごろです🌼』

みなさんこんにちわ!
やっと暖かくなってきたかと思ったら、最近は凍えるくらい寒いですね💦

ねったいかんでは今、サラカタイピンゲンシスが見ごろです。

サラカはマレーシア原産のマメ科の植物で、仏教の三大聖樹として
有名なムユウジュの仲間です。

ムユウジュはお釈迦さま誕生の木で、この木の下で
お釈迦さまが生まれたと言われています。🌳

なんだかとってもご利益がありそうですね!

新しい葉は枝先にぶら下がります。

なぜこのような形をしているかというと、まだ柔らかい新しい葉が
雨で傷付かないようにしているのではないか?と言われています。

この貴重な機会にぜひねったいかんに遊びに来て下さい♪

見どころ情報(2024年1月8日)

みなさんこんにちは!
ただいま2階の展示室では、『らん・ラン・蘭展2024』を開催中です!
展示室の華やかなランに負けないくらい、
温室や冷室でも様々な花が鮮やかに咲いていますのでご紹介します。

最初の写真は、カリアンドラ ハエマトケファラ (Calliandra haematocephala)
花の少ない時期にとても明るい気持ちになりますね。

 

セロジネ・クリスタータ (Coelogyne cristata)

花びらが白く清楚な感じです。
セロジネには「ん??」という香りの花もありますが、
クリスタータはさわやかな香りです。

ジコペタルム プリティーアン (Zygopetalum'pretty Ann')

和名で「紫香蘭」と呼ばれています。紫と茶色のシックな色合いがいいですね。

バンダ (Vanda)

大きくて鮮やかな花も素敵ですが、なにより空中に浮かぶ根が魅力的です。
冷室や展示室で各種見ることができます。

キンカチャ (Camellia chrysantha)

黄金色の花が珍しいツバキの仲間です。
待ち受けにしたら金運アップしそうです。

 

まだまだ寒い冬が続きますが、ねったいかんでほっこり暖かくなってくださいね。

見どころ情報12月24日号『カクチョウランが咲きました!』

皆さんこんにちは!

日本海側は雪が積もって大変のようですが、東京はようやく冬らしくなってきました。

さて皆さん『カクチョウラン Phaius tankervilleae』の花はご覧になりましたか?

冷室(雲霧林ゾーン)の下にあるカクチョウランの花はほぼ満開で、きれいに咲いています。

まだご覧になっていなければ、ぜひ見に来てくださいね♪

カクチョウランは絶滅危惧種の大型のランで、その姿はとても日本に自生するランとは思えないほど大きくて、迫力があります。

自生地のひとつ奄美大島では、4月下旬から5月中旬にかけて開花期を迎え、花が終わると梅雨に入るそうですが、なぜか『ねったいかん』では毎年12月頃咲き始め、2月から3月に咲き終わります。

カクチョウランの花は、斜め横から見ると鶴が飛んでいるように見えることから、日本では鶴頂蘭(かくちょうらん)と呼ばれるようになったそうです。

カクチョウランの花、あなたは鶴の形に見えますか?