こぼれ話4月12日号『熱帯雨林の植物の生存競争(よじ登り植物)』
皆さんこんにちは!
暖かい日と寒い日が繰り返しています。風邪などひかぬよう気をつけてください。
今回は熱帯雨林のよじ登り植物について、ご紹介したいと思います。
熱帯雨林のジャングルでは、背の高い木に光をさえぎられているため、植物たちは光を求めて、様々な形態に進化してきました。
その中の一つの形態が、ご紹介するよじ登り植物(ツル植物)です。
体を支える丈夫な幹をつくらず、ほんの少しのエネルギーで、弱いながらも細い茎を長く伸ばして、他の植物等に絡みついて上へ上へと伸び、光を得ようとする形です。
よじ登り方にもいくつか種類があるので、写真をご覧ください。
1. 巻付き植物→茎を螺旋状に上に伸ばし、よじ登る植物 ①ディノクロア スカンデンス(ツルタケ) Dinochloa scandens
②ヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys
③コショウ Piper nigrum
2.不定根→茎や葉柄などから出る根でよじ登る植物 ①ポトス Epipremnum aureum
②バニラ Vanilla planifolia
③フィロデンドロン ウェンドインベ Philodendronornatum cv. Wendimbe
3.巻きひげ→茎や葉の一部が変化した細長いつるを絡み付けよじ登る植物 ①ゴーヤー Momordica charantia
②バウヒニア アウレイフォリアBauhinia aureifolia
③トウツルモドキ Flagellaria indica
4.トゲをひっかけてよじ登る植物 ①ブーゲンビレア Bouginvillea glabra cv.
②インドシクンシ Quisqualis indica
5.フックをひっかけてよじ登る植物 ①アルタボトリス(オウソウカ) Artabotrys hexapetalus
6.吸盤を貼り付けてよじ登る植物 ①アルソミトラ マクロカルパ Alsomitra macrocarpa
「ねったいかん」で、色々なよじ登り植物を観察してみませんか。
見どころ情報4月3日号(春の散歩🌼)
皆さんこんにちは!
桜の開花予想も当初の予定よりズレ、少し遅い春が来ました。
ねったいかんの花壇も次々と花が咲き始め、春の訪れを感じます。
ユーフォルビア ミルシニテス Euphorbia myrsinites
黄色くてかわいらしいお花が魅力的なユーフォルビア ミルシニテスは、ポインセチアと同じトウダイグサ科の仲間です。
寒さや 乾燥にも強く、育てやすい種類なのでお家で育てるのにもおすすめです♪
ハーデンベルギア Hardenbergia violacea
たわわに咲いているのはオーストラリア原産のマメ科の植物です。
紫色の小花を沢山つけ、花壇を華やかに彩っています。
カンガルーポー Anigozanthos flavidus
オーストラリア原産の植物です。
花がカンガルーの足の形に似ていることからこの名前が付きました。
クレマチス ペトリエイ Clematis petriei
常緑性でつるがあまり伸びないタイプのクレマチスです。
薄いきみどり色の花がなんともかわいらしいですね☺
まだまだ沢山つぼみがついているのでこれからが楽しみです。
グレヴィレアピーチアンドクリーム Grevillea 'Peaches and Cream'
他にもオーストラリア原産の
「グレヴィレアピーチアンドクリーム」も花盛りです。
その名の通りクリーム色からピンクへと花色を変化させる
とても美しい品種です。
グレビレア・プーリンダクィーン Grevillea 'Poorinda Queen'
つやつやした小ぶりの真っ赤なお花と
深い葉の切れ込みがとても特徴的ですね!
ブラジルデイゴ
ブラジルデイゴの花が咲きました。
お散歩ついでに今開催中の体感水族館と併せてぜひねったいかんに遊びに来て遊びに来てください♪
見どころ情報 3月20日号『初開花!🎊オーガスタの花が咲きました🌼』
みなさんこんにちは!
オーガスタの花が咲きました🌼
なんと当館開館以来の初開花です!
南アフリカ原産のバショウ科の植物なんですが、学名はストレリチア ニコライと言いストレリチアの仲間の中でもとても大きくなる種類です。
名前の由来は、皇帝ニコライから付けられたそうです。
そういわれてみれば、立派な姿はまさに皇帝のような風格ですね😊
淡青~白色の部分が花で、花を包み込んでいる濃い紫色の部分は苞と呼ばれている葉の一部です。
よく見かけるストレリチアは別名極楽鳥花と呼ばれ、花がオレンジ色ですが比べてみると面白そうでね♪
この貴重な機会にぜひねったいかんに遊びに来て下さい♪
見どころ情報 3月13日号『キワタノキの花が咲きました🌼』
みなさんこんにちは!
キワタノキの花が咲きました🌼
インド~オーストラリア原産のアオイ科の落葉樹なんですが、直径15㎝くらいある大型で肉厚の濃いオレンジ色の花がなんとも迫力があります☺
タネの周りには綿毛で包まれていて、昔はこの棉で布団やクッションなどの詰め物として利用していました。
名前の由来も綿が取れることからこの名が付けられたそうですよ♪
ねったいかんではまだ種はなったことはありませんがいつか見てみたいですね!
とっても高い木なので2Fのエレベーター前のソファーから眺めるのがおススメです🐢
この貴重な機会にぜひねったいかんに遊びに来て下さい♪
見どころ情報 2月28日号『サラカ タイピンゲンシスが見ごろです🌼』
みなさんこんにちわ!
やっと暖かくなってきたかと思ったら、最近は凍えるくらい寒いですね💦
ねったいかんでは今、サラカタイピンゲンシスが見ごろです。
サラカはマレーシア原産のマメ科の植物で、仏教の三大聖樹として
有名なムユウジュの仲間です。
ムユウジュはお釈迦さま誕生の木で、この木の下で
お釈迦さまが生まれたと言われています。🌳
なんだかとってもご利益がありそうですね!
新しい葉は枝先にぶら下がります。
なぜこのような形をしているかというと、まだ柔らかい新しい葉が
雨で傷付かないようにしているのではないか?と言われています。
この貴重な機会にぜひねったいかんに遊びに来て下さい♪