少年自然の家だより

施設スタッフから、日々のできごとや周辺の自然の情報などを発信しています。

雪交じりの雨

みなさんこんにちは!
自然の家のスタッフのノブです!

2月に入りました!
2日前は節分でしたがみなさん豆まきはしましたか??
僕が子どもの頃は食い意地が張っていて外にまいた豆も拾って食べてよくお叱りを受けました(笑)
何を食べてもあんまりお腹を壊すことのないノブの耐性は恐らくこうやって拾い食いばっかりしていたからついたのでしょうね(笑)

さて本題に入って今日は雪が混じった雨が降っていました。(写真のモノがそうなんですが、雪見えますか??)
今はもう雨だけになっちゃいましたが。
今日、僕が自然の家に来るときにはあられが降っていました。
で、ふと雪って何だろうと小学生のようなことを考え恐らく小学生時代に習ったことを調べてみました。

まず空の高いところで雪は生まれるそうです。で順番にいくと…
①空気中の水蒸気が冷えて小さな氷の粒ができる。
②この氷の粒はとても軽いので上昇気流によって空中に浮かぶ。(これが雲)
③雲の中で氷の粒がくっつきあってちょっとずつ大きくなっていく。
④大きくなっていく中で上昇気流で浮けなくなったりすると落ちる。
⑤落ちる途中で溶けて水になったものが雨、気温が低くてそのまま凍った状態で降るのが雪。
と…いうことなんですね~!!!

わかりましたか??(笑)
僕も読んでへえ~と思っていました。
みなさんも周りの当たり前な光景はどうやってできているのかとか考えながら過ごすと面白いことであふれていますよ!

ではでは今日はこの辺で!
また明日~!
【ノブ】

ちびっこデイキャンプ④を開催しました

こんにちは、少年自然の家です。
本日「ちびっこデイキャンプ④」を実施しました。

今日はとっても良い天気だったので、午前中は森で宝探しをしました。
たくさん歩いてゴールした時にはみんなクタクタでしたが、
おやつ作りの材料をゲットすることができました!
ついでに午後の焚火で使う杉の葉もたくさん集めましたね。

午後は「ちびっこデイキャンプ③」に引き続き、自然遊びです。
ひっつき虫ダーツ・まつぼっくり投げ・葉っぱプール・ツルの輪投げ・どんぐりつかみのゲームを班で協力してクリアしました!
その後は火おこしとスモアづくりです。
たくさん動いたので、甘いおやつがしみましたね。

参加者のみなさんお疲れさまでした!
また自然の家に遊びに来てくださいね。

<フレディ>

 

RED隊11期生⑦~卒業制作~

みなさんこんにちは!
四日市市少年自然の家です。

本日はRED隊11期生第7回~卒業制作~を実施いたしました。
11期生の活動もいよいよ来週で最後の活動になります。
RED隊として1年間活動をした証として今回は「植樹」の活動をおこないました。
水沢町の地域の方にご協力いただき、1人1本以上のもみじの苗を植えました。
苗は子ども達の身長ぐらいある苗でとても重く、みんなで協力して運びました。
事前に掘ってもらった穴に苗を入れ、土をかぶせ、周りに杭を打ちます。
その後、動物に苗を食べられないよう防護ネットを取り付けます。
工程が多くやりがいのある作業で慣れないうちはとても大変でしたが
1つ、2つの苗を植え終わった後は、作業方法を習得し手慣れた様子で作業をしていました。
なかなか体験できることのない植樹活動にご協力いただいた水沢町のみなさまに感謝です!!
5年後、10年後、20年後、みんなが植えたもみじの木が立派に育っていることを願います!
RED隊のみなさんは、また水沢に見に来てくださいね!!

来月は最後の活動!!みなさん頑張りましょう!!
今日はお疲れ様でした!

<ちょす>

アドベンチャーキャンプ準備日

みなさんこんにちは!
自然の家のスタッフのノブです!

今日は3月のイベント「アドベンチャーキャンプ」の準備日でした!
このイベントは自然の家のイベントの中でも一味変わったイベントでして…
サポートスタッフ(高校生、大学生、社会人のボランティア)のお兄さんお姉さんが
主になり、企画していくイベントになっています。

今回は行方不明の姫を助けるため勇者(参加者)のみなさんが色んなクエストに取り組みんだり、冒険の合間には野外炊事やキャンプファイヤーをしたりとRPG風な設定になっております。
※締め切りは2/23(必着)なのでまだ応募できます。
※対象は小学4年生から中学3年生までです。

でその準備ということで…
午前中は内容の確認やキャンプファイヤーの打ち合わせ。
昼からは冒険の中で使う小道具や森のコースの下見に行ってきました。
スタッフ全員成功に向けて頑張っております。

そんなわけでこれを読んでいるあなたもぜひ応募してみては!?
ではでは今日はこの辺!
また明日~!!!

【ノブ】

 

 

 

山ちゃんとお諏訪踊り

こんにちは。少年自然の家です。

今朝出勤してみると「少年自然の家だより」執筆の当番が昨日に引き続きまた私になっていました。そこで今日は、昨日の弁天様のお話に出てきた「足見田神社」の「お諏訪踊り」について書いてみようと思います。

ここ水沢町はかつて水資源に乏しく、農業用水はおろか飲み水を得るために大変な苦難の歴史をたどって来たことは昨日少し触れましたが、江戸時代初期に村名主となった「辻久善(つじきゅうぜん)」という方がその窮状を見かねて立ち上がり、長い年月をかけて全長2キロにも及ぶ「瀬戸用水」を完成させました。このことによって水沢の田畑は潤い、その後の発展の礎を築いたと伝えられています。

「お諏訪踊り」は幾多の困難を乗り越え瀬戸用水を完成させた辻久善への「お礼踊り」として1720年に始まり、現在でも世代を超えて受け継がれ、四日市市の無形民俗文化財にも指定されています。そして毎年夏になると「足見田神社」の「水まつり」で、花笠をかぶり大きな「締め太鼓」を首に下げて、バチをふるい跳躍しながら踊るダイナミックな舞が奉納されます。
(※参考文献 「水沢の伝統文化 お諏訪おどり」 四日市市立水沢小学校きらら通信)

少年自然の家には、この貴重な伝統芸能「お諏訪踊り」の踊り手がいます。
そう、水沢うまれの水沢そだち、われらの山ちゃんです。

ということで、お諏訪踊りに激しく心惹かれた私はいそいそと山ちゃんのもとへ出かけました。

「まずですね、頭に高い花笠をかぶって、首からでっかい太鼓を下げるんですよ。」
忙しいのにわざわざ体育館まで来てくれた山ちゃんはニコニコしながら説明を始めました。
彼女は水沢小学校在学中に6年間みっちり、お囃子と唄、そして踊りを仕込まれたそうです。

山ちゃんと一緒に見よう見まねで踊ってみますが、慣れない動きに足がもつれてなかなかうまくできませんでした。踊りの中で何度も回転するので、踊り手のなかにはフラフラになってしまう人もいるようです。

「だいぶ忘れちゃいましたけどね。」と言いつつも、弾けるような笑顔で軽快な跳躍を見せる生き生きとした山ちゃんの様子を眺めながら、ああ、ここにも弁天様がいらっしゃったのだな、と思いました。
そして今年の夏はぜひ足見田神社にお諏訪踊りを見に行って、水沢町の歴史を肌で感じてみたいなと思いました。

【どんべえ】