残念な名前の植物part4~可憐な地獄の門番?ジゴクノカマノフタ~

みなさん、おはようございます!自然の家のやまちゃんです!
2学期も始まって朝、登校する小学生の姿も見かけるようになりました。
でも今日なんかは急などしゃぶりの通り雨で、びしょびしょになりながら歩く姿も……。
やまちゃんも自転車通勤なので、みんなと同じくびしょびしょになりながら通勤することになりました。トホホ……。
さて、今回の植物は、「ジゴクノカマノフタ」です!
漢字で書くと「地獄の釜の蓋」。
なんだか物騒な名前ですねぇ。
でもこれは別名として紹介される方が多く、普段は「キランソウ」と呼ばれています。
墓地などにもよく生え、写真の通り葉が地面をおおうように生えていることから、地獄に蓋がしてあるように見え、こう呼ばれるようになったそうです。
また、キランソウはよく効果のある薬草とされているので、死人が減ってまるで地獄に蓋がされたみたいだ、ということが由来の説もあります。
そもそも「地獄の釜の蓋が開く」という言葉があって、これは正月とお盆は地獄の鬼たちも仕事が休みなのだから、人間たちも休みなさいという意味だそうですよ。
地獄はホワイト企業だった!?
キランソウの紫の小花が見れるのは9月くらいまでです。
やまちゃんが自然の家で見つけて撮影したのも、もう花が終わりかけでした。
日当たりのいい草地や公園にも生えているので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか!
【やまちゃん】


