残念な名前の植物part5~ゴミ捨て場に咲くキク~
みなさんこんにちは!自然の家のやまちゃんです!
やまちゃんの家では台風対策に植物や自転車を家の中に入れました。
中に入れるのは大変ですけど、大事にそだてている植物(主にサボテン)がとんでいったら、もう泣いちゃいます。
みなさんも大事なものは、念のため家の中に避難しておきましょう!
さて、今回で第5回となりました残念な名前の植物は「ハキダメギク」です!
漢字で書くと「掃き溜め」となりますが、この掃き溜めというのは「ゴミ捨て場」のことです。
ゴミ捨て場のキク、ということになりますね……。
かわいい花なのになんでこんな名前になっちゃったんだ!!
時は大正時代にさかのぼります。
命名した植物の数は1500種以上。日本の植物分類学の父、牧野富太郎(まきのとみたろう)に見つかったのが運の尽きでした。
なんと、この植物が最初に見つかったのは東京都世田谷の掃き溜め(当時はゴミ捨て場のことを掃き溜めといいました)だったのです。
掃き溜めに生えていたからハキダメギクという……。
他の場所で見つかっていたら違う名前になっていたのでしょうか。
でも、掃き溜めになりそうな場所に本当に生えているので、にくめない名前です。
ハキダメギクは道端や空き地、アスファルトの隙間などで力強くいきているので、みなさんも見られる機会があるはず……!
ぜひ探してみてくださいね~。
【やまちゃん】