少年自然の家だより

施設スタッフから、日々のできごとや周辺の自然の情報などを発信しています。

RED隊11期生⑥クリスマスパーティー実施報告

みなさんこんにちは。
四日市市少年自然の家です。

本日は「RED隊11期生第6回」の活動を実施しました。
例年はこの時期に雪が降って開催できるか否か心配でしたが
今年はいい天気になってよかったです。
クリスマスパーティーということで、自分たちでクリスマスにちなんだ料理を作ったり
出し物を発表してゲーム等をおこないました。
メニューは、「ポテトツリーサラダ」、「たこ焼き器でチキンナゲット」
「チョコレートムース」、「ピザ」を作りました。
室内で簡単に調理できるメニューでしたが、1班で全員分調理するのは結構大変でしたね。
ですが、どれも美味しくできたので是非お家でも作ってみてください!!

お楽しみ会では様々な出し物がありました。
ツリーに可愛い飾りを作ろうということで、館内に隠されている飾りつけを探すゲームだったり
箱の中身を当てるゲーム、イントロクイズ、ワードウルフなど楽しいゲームばかりでした。

みんなでワイワイ楽しい時間を過ごすことができて良かったです!!
次回はいよいよ卒業制作!!
水沢町内で植樹活動をさせていただきます。
2月も寒いですが次回もみんなの元気な姿がみられることを楽しみにしてます!!

ありがとうございました。

<ちょす>

うめもどき

こんにちは、少年自然の家です。

自然の家の事務所前には、よく季節の植物が飾られています。
最近は「梅擬(うめもどき)」が事務所前を華やかにしてくれています。

「梅擬(うめもどき)」って、なんだか名前に違和感が…
「もどき」とは「似て非なるもの」という意味。
つまり、「梅みたい」と言われているのです。

ちゃんと名前をつけてあげてー!と突っ込みたくなっちゃいますね。
葉っぱや枝の振り、実が似ているからこの名前が付いたそう。

ちなみに、他にも「ニセ~」や「~マガイ」「~ダマシ」などがつく植物がたくさんあるみたいです。
気になった方は調べてみてくださいね!

<フレディ>

新しい橋ができたよ

こんにちは。少年自然の家です。
朝晩ほんとうに冷え込むようになってきましたね。皆さんお元気でお過ごしでしょうか。

自然の家の維持管理スタッフの皆さんから「新しく橋を架け替えたよ。」と教えてもらったので、さっそく見に行ってきました。
分館裏の「弁財天(弁天さんね)」のお社でお参りし、大門池を少しのぞいて、落ち葉の香りを深々と嗅ぎながら森の中をゆっくり歩きました。
晩秋の森は落ち葉の甘い香りに満ちていて、歩くだけでとても幸せな気分になります。

現地に到着してみると、確か以前はボロボロで乗るだけでゆらゆら揺れて怖かった橋が見事新品の丸木橋に生まれ変わっていました。一本一本丁寧に皮を剥いて(皮を付けておくと中にいる幼虫が木を食い荒らすんですね)、丸太同士をカスガイで連結し、岩の土台の高さを調節して、がたつきの無いように端を地面に埋め・・・と、とても丁寧なお仕事ぶりです。

森の中は落ち葉が積もったり雨水が溜まったりして湿気が多いので、色んなものがどうしても傷んでしまいやすいのですが、巡回してそれを発見してはこまめに修理をしてくださっているのが維持管理スタッフの皆さんです。いわば、少年自然の家の「縁の下の力持ち」ですね。私たちも「ふれあいの森点検」の当番の日には、ノコギリやナタなど思い思いの山道具を携えて歩き、遊歩道に張り出して邪魔な枝を切り取ったり、地面の凹凸などを埋めて直したりしますが、とても維持管理スタッフの皆さんの働きにはかないません。

ということで、今回も丁寧なお仕事に感動しながら気分良く帰ってきました。

維持管理スタッフの皆さん!暑い夏も寒い冬も雨の日も風の日もありがとう!
これからも体に気を付けて頑張ってくださいね~!!

皆さんも森の中で維持管理スタッフに出会ったら、気軽に声をかけてくださいね。
きっと優しい笑顔が返ってきますよ。

【どんべえ】

自然と生き物のつながり

みなさんこんにちは!
自然の家のスタッフのノブです!

12月もあっという間に折り返し地点!
みなさん年を越す前に終わらせたいものはなるべく早めにやってしまいましょうね!(笑)
僕は部屋の掃除が…!!!

さて今日の本題ですが。
みなさん自然の池の大門池はご存じでしょうか?
自然の家の夏のメインプログラムであるカヤックを行う場所ですね。
大門池ができた経緯は僕もよく知りませんが、我々人間が楽しむだけのものではなく生き物の生活する
環境にもなっています。

池の中にはコイがいたり、小さい魚がいたり。
トンボが卵を産みにきたり、カエルもいます。
池にいる生息している小魚を狙って、カモやサギといった鳥類もきたり。
正確にはわかりませんが恐らく多くの生き物があの池を大事な場所として認識していることでしょう。

僕は高校時代、生き物や環境についてほんの少し学びましたが、一つ人間が手を加えると自然への影響はどこまで響くかわからないと恩師の先生がおっしゃっていました。
分かりやすい例でいうと「オオカミ」ですね。
昔日本にもオオカミがいたそうですが、家畜への被害や人間への危害があるということで駆除されていきました。
そうしてやがて絶滅し、これで安全だ。家畜も無事だ。
そう思ったら数年後、ニホンオオカミが獲物にしていたシカが急増し林業家さんらが植えた木を食べたりと次の被害が発生しました。
今でもその被害は続いています。
オオカミがシカを食べることでちょうどよい個体数が保たれていたのにこうなってしまうとバランスが崩れて人間の営みにまで被害が及びます。

うーん…難しいですね。
自然というのはどこで何が絡んでいるかわからないからこそ、浅はかな考えで手を加えてはいけないのだとノブは思います。

といかがでしょうか。今回はこんな自然のお話でした。
今問題になっているクマも駆除し絶滅したら、人間の安全は高まるかもしれませんがまた何かの動物が増えて人間に影響を与えるかもしれません…
共生を目指してなにかできるといいですね。
この文章を読んでいるあなたが問題の解決につながる案を持っているかもしれませんね。

ではでは今日はこの辺で!
また明日~!

【ノブ】

ちなみに写真は大門池の上をはばたくカモです。
運よく撮影できました(笑)

じゃんけんぽん

こんにちは、少年自然の家です。

紅葉が終わり森はちょっと寂しい季節となりましたね。
そんな中、まだまだ鮮やかな黄色の葉を落としている木がありました。

その名もじゃんけんはっぱ!ではなく、「かくれみの」です。
3種類の形があり、通称「じゃんけんはっぱ」とフレディは呼んでいます。
左から、“ぐー・ちょき・ぱー”でじゃんけんできそうですよね ♪

葉っぱの形は成長につれて変わるようです。
成長するにしたがって、切れ目がなくなり
どんどん丸くなっていくというなんとも不思議な葉っぱなのです。
(写真の並びは“ぐー・ちょき・ぱー”の順番ですが、成長過程は逆ですね…)

見た目は可愛らしい葉っぱですが、体質によっては
樹液でかぶれてしまうこともあるので気をつけましょう。

<フレディ>