少年自然の家だより

施設スタッフから、日々のできごとや周辺の自然の情報などを発信しています。

動物のおとしもの

こんにちは!自然の家のやまちゃんです!
今回はやまちゃんが森で発見した動物のおとしもの「フン」について考えていきます。
※そんなの読みたくないよ!という方はここでブラウザバックお願いします。

さて、自然の家にはたくさんの動物が住んでいます。
イノシシ、シカ、タヌキ、キツネ、ノウサギ、アナグマ、リス……、やまちゃんの発見歴だとこのくらいでしょうか。
こんなにたくさんの動物がいたら当然フンもするわけで、特に珍しくもありません(シカの丸っこいフンはほんとにそこら中にあります……!)。
ところが、最近やまちゃんは森点検の道中にある動物のフンを発見して「あれっ!」と思うことがありました。
そのフンがこちら。

これはタヌキのフンだと思われます。
タヌキは「ためふん」といって同じ場所にみんなでフンをする習性があります。
一説によるとフンから食べているものや仲間の状態など情報交換をしているそう。
ふむふむ。やまちゃんも情報を読み取ってみました。

この粒々は木の実の種でしょうか。
やまちゃんが今まで見たタヌキのフンにはこのようなまんまるの種が多く入っている印象です。
この辺りに多い木の種類なのでしょうか。

タヌキは雑食なので木の実や昆虫、ミミズ、小鳥なんかもたべるそうです。
この写真の黒くつるつるしたものはもしかしたら昆虫の一部なんじゃないかなあ。
それから写真左上の白い線みたいなもの。
あれは動物の毛かもしれませんね。
だとするとタヌキは小動物も食べていることがわかります。
全て丁寧に調べたわけではないのであくまでも可能性にすぎないですが、やまちゃんでもフンからこれくらいの情報は読み取れました!

この写真を見て気づいた人はいたでしょうか?
右下あたりですが、輪ゴムがフンの中に入っています。
やまちゃんはこれには驚きました。
海に流れているゴミを間違えて魚やカメが食べてしまい死んでしまったという話があります。
このフンを見てやまちゃんはその話を思い出していました。
海だけの話ではなくて陸でも同じようなことが起こりうると思いますし、どこかでもう起こっているかもしれません。
自然の家のスタッフたちが森の点検でゴミを拾ってもきっとすべてのゴミは拾いきれていないでしょう。
ひとりひとりが意識をしてきれいな森にしていけると動物たちにも自然にも優しくてステキですね!

さて話は変わりますが、自然の家のブログは今年これで最後でした!
ええー!これで良かったのか!?
まあね、これを読んでくれているみなさまにも運がつきますようにってね(フンだけに……)。
ではでは!また来年お会いしましょう!
みなさま良いお年を!!

【やまちゃん】

落ち葉はどこへゆくの?

みなさんこんにちは!
自然の家のスタッフのノブです!

12月も残すところあと5日!クリスマスはあっという間に終わり、世間はあっという間に年末年始ムードに…
へ?ノブのクリスマスはどうだったのって?
………ははは(笑)

さあ!今日の本題は!?(クリスマスについては察してください)
落ち葉についてです。
みなさんが生活しているところだと誰かが落ち葉をかき集めてくれたり、近所のおじいさまおばあさまが家の前の落ち葉を掃いているのを見たことはありませんか??
ああやって集めて燃えるゴミに出したりするのが人間界の落ち葉の行く先なんですが。
自然界ではどうでしょう?

みなさん山とか森に入ったことはありますか?
入ったことがある人ならわかるかもしれませんが、人間界のように誰かが毎日掃き集めてくれるわけではありません。
なので基本的には落ちたらそのまま溜まっていくことになります。
が!ここでふしぎなのが。
昔から木はあって、葉っぱも毎年すごい量落ちているのに人間が入れないくらい溜まっていてもおかしくないのではないか。
ということ!子どもの頃、僕はそう考えていました。だから近所のおじいさま、おばあさまが山まで行って集めてるのではないか。そんなことも考えたり。

答えはまたまた某農業高校時代に知ることになりました。(最近のノブのブログでよく出てきますね(笑))
実は森や山にはお掃除屋さんがいます。
ダンゴムシだったりミミズだったりいろ~んな生き物が落ち葉を食べて、食べられた落ち葉は腐っていったり彼らよりも小さい生き物がまた食べてフンになって、そのフンも微生物に食べられて…
最終的には土にかえりその土から木が生えて落ち葉の季節になって…
という風にずっとずっと繰り返しているんです。
現代っ子風にいうと「無限ループ」というやつです。

以上落ち葉の行方についてでした~!
ちなみにフンが混じってる土なんてばっちぃと思ってませんか?
確かに聞こえはばっちぃかもしれませんが土にとっては栄養豊富なエサみたいなもんなんです。
そのフンの話で「ミミズ」について話したいこともあるのですがそれはまた年明けのブログで(笑)

ではでは今日はこの辺で!また明日~!
あ、少し早いですがみなさま今年も1年大変お世話になりました。
また来年もおっちょこちょいでもじゃもじゃなノブをよろしくお願いいたします。

ではでは~!

【ノブ】

 

 

 

今年のクリスマスもあとわずか♪

こんにちは、自然の家コンコンです。

皆さん、今年のクリスマスはどのようにお過ごしでしょうか。

喜怒哀楽、いろいろなクリスマスがありそうですね♪

一足早く、自然の家本館ロビーのシカ君たちの飾り付けを取りました。

元々の姿に戻っただけなのに、なんか寂しいですね~(・ω・)

コンコンのサンタの思い出といえば、幼少期にロボットのおもちゃをもらったことです♪

薄っすらとした記憶ですが、サンタはどうしても靴下に入れて渡したかったようで、本体をパッケージから出し、入れようとしたが靴下のサイズが小さく、
結果、靴下をセーターのようにロボットに着せた状態で枕元に置いてくれていた記憶が脳裏に残ってます(・ω・)

コンコン

やまちゃん修行中

こんにちは。少年自然の家です。

野外炊事場の「かまど」は、いつも力強く薪を燃やして子ども達のご飯づくりを見守ってくれています。
少年自然の家が出来た時から現在に至るまで、約40年以上にわたってたくさんの子ども達がこのかまどで野外料理の楽しさを体験し育ってきました。

そんな守り神のようなかまどですが、長年頑張り続けてきたため、内側の壁がはがれたり、穴が開いたりなど傷んできて、見ていてかわいそうなほどになってしまいました。

折しも、ちょうど少年自然の家は全館工事中のため約1か月間にわたって閉鎖させて頂いていますが、この機会にぜひかまどもかつてのように力強く復活してもらおうということになりました。

ということで、今日はやまちゃんとどんべえの2人で野外炊事場まで出かけて、本格的な補修工事の前に試験的にいろいろやってみようということになりました。

まずは小さなハンマーでかまどのあちこちを優しく叩き、ボコボコ音がするところや今にもはがれそうなところを丁寧にはがしてゆきます。それが終わったら次にホウキで中をきれいに掃き清め、破片やほこりが無いようにします。

そうやって下準備ができたらいよいよセメントを塗る作業です。耐火セメントを少し硬めに練ったものをコテで手早く塗り広げてゆきます。耐火セメントは普通のセメントに比べて固まるのが早いので、スピードが命です。あっという間に水分が飛んでボロボロになったり、そうさせまいと水を多めに入れたらシャバシャバになったり、一方で野外炊事場を吹き抜けるものすごい寒風に縮みあがったり、いろいろありましたが一生懸命取り組み、決してきれいではありませんが何となく思い描いていたものが出来ました。よし、補修工事はこの方法でやろう、と決まり帰途につきました。

「すごく楽しかった!セメントって初めてだったけど面白いねえ!」とやまちゃんが目をキラキラさせながら話してくれました。昆虫や植物が好きで、今まで小さくて繊細なものにたくさん触れてきたやまちゃんですが、新たな楽しみを発見したようです。確かに、今日は苦労しながらも思い切りよく作業するたくましい姿が垣間見えていました。

彼女なら立派な左官屋さんになれるだろうな、と、作業の先生役をさせてもらった私は頼もしく思いました。
やまちゃんの新たな修行が、いま始まりました。

【どんべえ】

本日の作業~刈払い機講習~

こんにちは!少年自然の家です。

自然の家では、今年最後の全員出勤日となり、大掃除や終礼など今年を締めくくりました
そんな日の様子をお届けします。
写真は、スタッフ4名が「刈払機」の講習を受けている様子です。
自然の家のふれあいの森を管理するために必要不可欠な機械!
安全に作業ができるように話を聞き、実際に触りながら行いました。

スタッフ4名が活躍できる日が来るのか

【ドルフィン】