少年自然の家だより

施設スタッフから、日々のできごとや周辺の自然の情報などを発信しています。

イベント準備

こんにちは、少年自然の家です。
本日はジュニアスタッフと一緒に、ちびっこデイキャンプのイベント準備を行いました。

当日は森の宝探しや、自然遊び、焚火のおやつ作りなどを予定しています。
自然遊びでは葉っぱプールやひっつきむしダーツなど盛りだくさんの内容です!

秋の自然を遊びつくすイベントを目指して、
みんなで意見を出し合い素敵なイベント企画が出来上がりましたので
参加者のみなさまお楽しみに…!

今日はコートを着てちょうどよいくらいの寒い一日となりました。
当日はあたたかい服装でお越しください。

<フレディ>

泊山小学校の皆さま~自然教室2日目~

こんにちは!少年自然の家です。

泊山小学校様の自然教室2日目は、活動中は天気にも恵まれ野外活動日和となりました。

本日の活動は・・・「野外炊事」
野外炊事といえばのカレー!!
かまど係やごはん係、カレー係などそれそれに役割をもって活動されていました。
かまど係さんは、薪を運び・組み立て・着火!どうしたら火が大きくなるのか工夫しながら
無事、自分たちの手で着火に成功していました。
調理係の子ども達も、普段からお手伝いをしているのか、慣れた手つきで野菜をカット!
食べ応えのありそうな班と、食べやすそうな班と個性が溢れていました。

終始、「薪とってくるわ~」「にんじん切るね」など声を掛け合いながら協力して調理をされていました。
点検の際に、子ども達に感想を聞くと「美味しかった」「ご飯が上手に炊けた」など満足そうな表情でした。

2日間色々な体験をして頂きましたが、子ども達にとって心に残る時間になっていればなと思います。
泊山小学校の皆様、2日間ありがとうございました!

【ドルフィン】

ようこそ!泊山小学校の皆さま~1日目

こんにちは!少年自然の家です。

本日から、泊山小学校の皆さまの自然教室がスタートしました!
午前中は、ふれあいの森でウォークラリー
森の方からは、子ども達の元気な声が聞こえてきました。

午後からは、カヤックを体験をして頂きました。
風よし!気温よし!天気よし!のカヤック日和となりました。
天候が良いとカヤックに乗るだけで気持ち良い~
ゲームなどを織り交ぜながら約30分、水上を満喫して頂きました!

この後は、キャンプファイヤー!!
子ども達にとって思い出に残る時間になりますように!

【ドルフィン】

ようこそ!河原田小学校のみなさま!

本日は、河原田小学校のみなさんにお越しいただきました。

みなさん、2日間よろしくお願いします♪

いつもと違う環境での活動になりますが、大いに発見、挑戦、感動していただければ幸いです♪

まずは創作活動からのスタートですね!

ネイチャークラフトっていう想像力をフルに発揮してもらう活動です!

↑独創的な作品が多数。

↑恐竜かな?

↑可愛らしい生き物も♪

(・ω・)

↑先生達も激写♪

みなさんの活動が上手くいくために、先生達も最大限の努力をなさってます!
(ノコギリレンジャー、ブラック!グリーン!レッド!といったところでしょうか)

↑助っ人のグレー、参上!
(・ω・)

明日も良い活動になりそうですね!

コンコン

ゴリラ山

こんにちは。少年自然の家です。

少年自然の家のすぐ西側に、まるで私たちを優しく見おろすようにそびえている「雲母峰(きららみね)」という名の山があります。標高は888メートル、昔、黒雲母(くろうんも)が採れたことから、雲母の別名の「きらら」という素敵な名前で呼ばれています。

鈴鹿山脈が大好きな私は、以前から季節を問わず縦横無尽に山登りを楽しんでいましたが、どういうわけか雲母峰だけは後回しになっていて、数年前になってやっと登る機会に恵まれました。
頂上はパラグライダーが離陸できるように整備されているのですが、そのためかなり眺望が開けていて、まるで宇宙の広がりを思わせるような青く神秘的に輝く伊勢湾がどこまでも見渡せ、付近の鎌ヶ岳や御在所岳などの標高の高い山に負けない素晴らしい景観でした。頂上に至るまでが意外とハードで、最初の長いつづら折りの急登と、それに続くいくつものピークを一つ一つ越えてやっとたどり着く道のりで、そのこともあって頂上からの景色が特に印象深かったのかなと今になって思います。

思い出深い山だけに、遠くから見えるその美しくたおやかな一つ一つのピークは、「きらら」という名前の素敵な響きとともに私の中では大切な存在でした。

ところがどうでしょう。少年自然の家に来てみたら、その大切な「きらら峰」がなんと「ゴリラ山」などと呼ばれているではありませんか。驚きました。落胆しました。正直、そのネーミングのセンスの無さに怒りすら感じました。
ひどい。ひどすぎる。僕の「きらら」のいったいどのあたりを見て「ゴリラ」などと名付けたのでしょう。人から良く「ゴリラ」「熊」などと呼ばれることの多い私は真剣に悩みました。

悶々とする日々がしばらく続きましたが、大門池でのカヤックのプログラムを担当する機会が増えるにつれて次第にその謎が解けてきました。
カヤックのプログラム中、陸上でマイクを握る司会役のスタッフは「沖の方から振り返るとゴリラそっくりな山が見えますよぉ~。」などというのです。どうも、三つあるピークの真ん中がゴリラの顔、その左右のピークが盛り上がった両肩に見えるというのです。

ほんまかいな。水上で一人用のカヤックに乗り渋い顔をしている私の周りで、小学生の子ども達が「本当だ!ゴリラに見える!」などと笑顔ではしゃいでいます。いやしかしゴリラはないでしょう。あんまりだ。
多い時には日に2~3回カヤックのプログラムを担当し、そのやり取りを目にする、そんな日々が数か月続きました。
すると恐ろしいことに私の頭の中が「ほんまかいな。」から「そうかいな。」へ、さらに「ほんまやなあ。」へと変わってきてしまったのです。
そして気が付けば私もカヤックの上で「まんなかのピークが顔でねぇ~。」などと説明するようになってしまいました。なんということでしょう。まるで刷り込みです。

私の中の美しかった「きらら」はとうに姿を消し、もはや「ゴリラ」にしか見えなくなってしまいました。こうなるともうダメだ。

さようなら「きらら峰」。そしてこんにちは「ゴリラ山」。

長くなりましたが今日はこのあたりで・・・。

【どんべえ】