少年自然の家だより

施設スタッフから、日々のできごとや周辺の自然の情報などを発信しています。

森のオープンデー!!

みなさまこんにちは!
四日市市少年自然の家です。

本日は「森のオープンデー」を開催しました!!
本館では、「宿泊室・お風呂場の見学」、体育館にて「遊びブース」の体験
遊びブースでは・・・けん玉、お手玉、フラフープ、わなげ、バトミントン、インディアカなどを使って遊べるブースをたくさん実施しました。
本館2階食堂では「軽食販売」ということで・・・ポテト、からあげ、フランクフルト、チュロス、アイス、たこ焼きなどの提供をおこないました。

分館では、創作室にて「ネイチャークラフト」、「木のバッチ」、「木―ホルダー」、「木のマグネット」作り
大広間にて、つみきコーナーを実施しました。
体育館下ピロティにて「火起こし体験」
まいぎり式、ファイヤースターターを使っておこないました。
大門池広場では、U字溝を使って「焚火・マシュマロ焼き」を体験されました。

お客様に自由に参加していただくイベントは3年ぶりで
お客様に来てもらえるのか不安を抱きながらみんなで準備をしましたが
開始時間より早めに来ていただく方がいたり、午前中から大賑わいで
約270名の方にご参加いただけました。
中には、以前こういったイベントに毎回参加していただいていたお客様に久しぶりにお会いできたり
こういったイベントを心待ちにしていたよ!と声をかけてくださり
とっても嬉しい、懐かしくほっこりした気持ちになりました。

アンケートにもたくさんのお客様に喜んで体験してもらえたエピソードが記載されていて
改めて、「オープンデー開催してよかったな~」と思いました!!

自由参加型のイベントにもっとたくさんの方に楽しんでもらえるよう
自然の家スタッフ一同頑張りますので
またのお越しをお待ちしております!!

本日はありがとうございました!!!

<ちょす>

明日の準備

こんにちは!少年自然の家です。

いよいよ「秋」を感じる季節になってきましたね。
時より吹く風が気持ちいい!!この時期が1番好きです。

そんな本日は、明日の「森のオープンデー」の準備を行いました!
何年かぶりに開催のオープンデー
創作活動、火起こし体験、森を歩いてゲームをしたり、焚火をしたり・・・
小腹がすいたら軽食を食べて、と盛りだくさんの体験をご用意しております!

自然の家1日解放のイベントとなりますので、是非お越しください!
沢山の皆様にお会いできることを楽しみにしております。

【ドルフィン】

秋見つけたよ!

こんにちは!自然の家のやまちゃんです。
みなさんは何で季節を感じますか?
最近はまだ暑いけど、しっかり秋は近づいています。
やまちゃんは植物が大好きなので、花や実を見て「ああ、秋だなあ」と感じることがかなりあります。
最近だと、クリやヒガンバナ、どんぐり、落ち葉などを見つけました!
その中でも今回はハギの写真をのせました♪
マメ科の仲間なのでカラスノエンドウやフジ、スイートピーなんかに似た形のピンクの花をつけます。
実はハギは秋の七草のうちの一つなのです!
春の七草は覚え歌や七草がゆなど親しみやすいのでご存じの方も多いかもしれませんが、秋の七草というとわからない方も多いのでは?
有名なものだとススキも秋の七草です!
もう今年はススキの穂が出始めてますね。
みんなはどんな秋を見つけれてるかな?
見つけたものをみんなで共有してみよう!

【やまちゃん】

鳥の巣?

こんにちは!少年自然の家です。

本日も、鈴鹿市の学校様の利用があり、自然の家では賑やかは日々が続いています。

そんな本日のブログは・・・
先日、ふれあいの森の点検に行った際、「騙された~」と思う一コマがあったので共有します!
森を歩いていると写真のように、木に鳥の巣らしきものを発見!!
今まで見たことのないような形と変な場所にあるな~と興味本位で近づいてみると・・・

鳥の巣じゃない!?

よ~くみて観ると、鳥の巣ではなく、おなじみの「杉の葉」でした。

と、いうのも
この木の上には大きな杉の木が!
杉の葉が枯れて落ちる場所に木があり、木の分かれ目に杉の葉が溜まっていただけでした・・・
「騙された~」という気持ちと、面白いな~と笑顔になれる瞬間でした。

何度も歩いているはずのふれあいの森ですが、歩く度に面白い発見を与えてくれます。
是非、自然の家に来た際は、森の中を歩いてみてください!

【ドルフィン】

誓いの言葉

こんにちは。少年自然の家です。

今日は小学生の皆さんが野外炊事場で夕食のカレーライスを作っていました。
食後に調理道具の洗い物チェックをさせて頂き、先生方と一緒にかまどの掃除をしていたら、元気な男の先生が満面の笑顔で「すごく美味しいカレーでした!!」と声をかけてくれて、何だかとても嬉しくなりました。

子どもたちや先生方がキャンプファイヤーに出かけたあと、私はしばらく野外炊事場に残って倉庫の片付けなどをしていたのですが、キャンプファイヤー場「大門池広場」の近くにあるトイレの照明電源を入れておくのを忘れていたことに気づき、慌てて現地に向かいました。

大門池広場に近づくにつれて、森の木々の間から何やらチラチラと燃えるものがいくつも見え始め、それはどうやらこれからキャンプファイヤーの「火入れ式」が始まるところのようでした。
長いトーチ(たいまつ)を持った子供たちが4人、それを迎える「火の神」役の大人が一人、これから火をつける薪の山を挟んで向かい合い、子供たちそれぞれが「誓いの言葉」を述べています。

私はトイレの電源を入れに来たことも忘れ、木々の間にたたずんでしばらくその様子を眺めていました。
静まり返った森に子供たちのやや緊張した声が響き、揺れる4つの炎とあいまって、大変おごそかな雰囲気です。炎に照らされた子どもたちの顔、その声を聴いているうちに、自分が子供だった時のこと、遠いところに置いてきてしまったかもしれない色んなものが次々と心に浮かんでは消えてゆきました。

やがて誓いの言葉が終わり、子供たちが一斉に薪の山に火をつけると、炎が勢いよく燃え上がりあたりを赤々と照らし始めました。そこで私はやっと我に返り、照明の電源を入れるために、いそいそとトイレに向かいました。

今日は何かと忙しい一日でしたが、最後にとても幸せな気持ちにさせて頂きました。
あの時、あの場所に居させて頂いたことに感謝です。

【どんべえ】