びわこ文化公園BLOG

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2022.12/22(日)

タカノツメ

公園内を歩いているとき、なにやらお砂糖を焦がしたような甘~い香りがしたことはありませんか?

香りの正体はこちら、タカノツメ(別名:イモノキ)です。

秋になると鮮やかな黄色に色づくので、今の時期は見つけやすいです。葉っぱが基本3枚1組になっているのが特徴です。木についている状態では香りはしませんが、落ち葉が香りを発してくれています。

タカノツメの名の由来は、冬芽が鷹の爪に似ていることからといわれています。(同様にタカノツメと呼ばれることのあるトウガラシとは関係ありません)

感染症対策でマスクをして散歩される方も多いと思いますが、周囲に人がいなければ少しマスクを取って、自然の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2022.12/19(木)

ほうきで空中浮遊写真

公園で新しくほうきの無料レンタルを始めることになりました。
こちら、ただのほうきではありません。

ななななんと、空が飛べちゃう?!?!!!

…というのは嘘ですが、まるで本当に飛んでいるかのような面白い写真を撮ることができちゃいます。

どりゃー、魔法使いのように空をひとっ飛び!

こんな感じで、思い出作りに撮影してみてください!
ほうきのサイズは2種類ございます。お子様と一緒に撮影できますよ。

ほうきは公園管理事務所の遊具貸し出しコーナーの隣に置いてあります。ご自由に持って行って撮影してくださいね!

2022.12/08(日)

池のカルガモたち

季節は冬を迎え、葉の落ちきった木々が目立つようになってきました。春や夏に賑わいをみせてくれていた植物や昆虫も、すっかり静まり返っています。

他の生き物の活動が穏やかになったせいか、鳥の活動が目立つようになってきました。夕照の庭ではカルガモがゆったりと泳いでいる姿をよく観察できます。

この公園では、白いカルガモもよく訪れています。

一見アヒルのようにも見えますが、黒いくちばしで先端が黄色くなっているのはカルガモの特徴のひとつです(アヒルのくちばしは黄色です)。
白い個体といえばアルビノが有名ですが、少し調べてみるとどうやらアルビノではなく白変種のようです(専門家ではないためハッキリとは言えませんが…)。
いつも他のカルガモたちと仲良く行動している様子が観察できます。

木々の葉っぱが落ちる頃は野鳥を見つけやすくバードウォッチングに適した時期とも言われています。池のカモたちの観察をはじめ、双眼鏡を持って他の野鳥探しも楽しいかもしれませんね(^O^)

2022.12/02(月)

季節は秋から冬へ

12月になり、2022年も残すところあと1か月となりました。昨日から一気に冷え込みが厳しくなりましたね…!体調を崩さないよう、防寒対策を万全にしてお出かけください。

さて、紅葉シーズンを終えた公園では、サザンカの鮮やかなピンク色が目立つようになりました。

サザンカ

何枚にも重なる花びらが美しいですね。冬の間しばらくは、公園を彩ってくれそうです。

また、11月末に公園内でこんな花も見つけました。

この花の特徴はツツジでは…?
となると、咲くのは春頃のはずなので、恐らく狂い咲きだと思います。

葉っぱは今にも役目を終えようとしていますが、お花は秋の日差しの温かさに勘違いして咲いてしまったのでしょうか。今頃、お花も「間違えたっ!」と慌てていることでしょう((+_+))

少し歩くだけでも色んな発見がありますね。またいつでもお越しください。

2022.10/15(火)

アサギマダラ

西の臨時駐車場の近くの水路付近に秋の七草であるフジバカマが咲いています。そのフジバカマを求めて、素敵なお客さんが来てくださいました。

アサギマダラ

アサギマダラです!とても美しいチョウですね…!

アサギマダラは渡りをするチョウとして有名です。過ごしやすい気候を求めて、春から夏にかけて台湾や南西諸島から本州・北海道まで北上し、秋からはその逆ルートで南下します。移動距離は2,000kmにも及ぶそうです。

現在、南の島を目指して移動中でしょうか?長旅に備えてゆっくり過ごしてもらえればなと思います(*^-^*)

是非皆さんもアサギマダラを見つけてみてください!
アサギマダラがよく飛来するフジバカマは、 ボランティアの方が大事に育ててくださっています。採取や生育域内に入る等はせず、そっとお花や周辺の生き物を見守ってあげてくださいね。

2022.10/12(土)

夕照の庭の花々

夕照の庭に、先月末から白いお花がたくさん咲いています!

ヒヨドリバナ

ヒヨドリバナという花です。ハチやチョウなどの昆虫がたくさん集まってにぎやかな雰囲気です。
足元の方に目を落とすと…、

アキノウナギツカミ

ほんのりと桃色を帯びて可愛らしいアキノウナギツカミです。茎には細かいトゲ
(痛くはありません!) があるようで、触るとくっつくような感触があります。

夕照の庭に生えているヒヨドリバナなどを含めた植物について、龍谷大学の先生や学生が『植物だより』で解説をしてくださっています。普段見かける植物のちょっとした豆知識や不思議な生態まで、奥深いところまで詳細に記載いただいています。
植物のことを知れると、いつもの散歩道がもっと楽しくなるかもしれませんね!是非じっくりご覧いただければと思います。

『植物だより』は、下記URLからご覧ください。

https://www.seibu-la.co.jp/park/biwakobunka/facility/#features