ねったいかんだより

当館スタッフから、植物館や水族館での日々のできごとや植物の情報などを発信しています。

こぼれ話9月4日号『寄生植物って知ってる?』

皆さん、こんにちは!
寄生植物について、ご存じですか?
ふつうの植物は自分のチカラで 

・太陽の光を使って栄養を作る

・根から水を吸う

・土から生きるために必要なものを吸収する

という生活をしています。

これに対して、寄生植物は、「全部自分でやらなくても他の植物から分けてもらえば生きていけるぞ」という戦略をとっています。
他の植物から栄養をうばうことで生きている植物なのです。

寄生植物にも、いろいろな生き方があります。
他の植物の根について栄養をうばうものもいれば、茎につくものもいます。
熱帯林でも見られますが、砂漠にすむ寄生植物もいるんですよ。

今日は、ねったいかんでも見られる寄生植物について紹介します。

ビャクダン

木の中心部は、さわやかな甘い香りがすることが特徴のビャクダン。
お線香に使われているので、皆さんも嗅いだことがあるかもしれません。
見た目こそ地味かもしれませんが、寄生植物です。

ビャクダンは、他の植物から栄養をもらっていますが、自分でも栄養を作ることができます。
このような植物を「半寄生植物」といいます。

ねったいかんでは隣に生えているモクマオウの木に寄生しています。
地上からは見えないのですが、土の中ではビャクダンの根がモクマオウの根にくっつき、栄養をうばっています。

ビャクダンは、潮間帯エリアで見ることができます。
観察するときには、地面の下でつながっている姿をぜひ想像してみてください。

ラフレシア

くさい匂いと大きなサイズの花で知られるラフレシア。
実は根も葉もありません。
それなのに大きな花を咲かせることができるのは、「完全寄生植物」だからです。
つまり、自分では栄養をつくらずに、全て相手の植物からうばって成長するのです。

ミツバカズラ

ラフレシアはミツバカズラのツルに寄生します。
残念ながら日本で実物を見ることはできませんが、ねったい探索隊!!(デジタル探検サイト)を使ってミツバカズラの隣に現れる大きな花を観察してみてください。

おまけ

木の幹から、別の植物が生えている!
これも、「寄生植物かな」っと思うかもしれません。

 このような植物は、実は寄生植物ではなく、着生植物といいます。
木の幹を足場として利用しているだけで、栄養や水分をうばうことはないので、寄生とは区別されています。

ねったいかんでもシマオオタニワタリ(上)やビカクシダ(下)などを見ることができます。

ぜひねったいかんにきて観察してみて下さい☺

見どころ情報8月14日号『夏真っ盛り!ねったいかんの見どころ植物🌸』

夏真っ盛りですが、今回は夏に負けない元気なねったいかんの植物たちをご紹介します!🌴

 

ブラキキルム・ホースフィールディーの実がつきました。

ショウガ科の植物で、花はやや地味ですが、実は思わず二度見してしまうようなグロテスクな見た目でインパクト大です👀

 

スパイダーリリー

スパイダーリリーが咲きました!🕷️🌼

クモの足のように細長く伸びた6枚の白い花びらと、中心の膜状の副花冠が特徴的なヒガンバナ科の植物です。

その姿がクモに見えることから「スパイダーリリー」と呼ばれています。

ねったいかんのクモと並べて、じっくり見比べてみました🕷️🌿

グロッバ・ウィニティー

グロッバ・ウィニティーは、東南アジア原産のショウガ科の多年草です。

茎の先から穂状花序を垂れ下げ、ピンクや白に色づいた美しい「苞(ほう)」と、その先に小さな黄色い花を咲かせます。

 

花をよく見てみると、まるで妖精のようにも見えるのは私だけでしょうか?

ねったいかんで、ぜひ探してみてください👼🌿

モンステラ

モンステラに花と実がついています🌿✨

大きく成長した葉っぱに、立派な花と実がついて迫力満点です👀🌴

白いボートのような形をした部分は花びらではなく、「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉が変形したものです。

サトイモ科特有の独特な姿を、ぜひ見に来てください🌸

イランイラン

アロマ好きな方必見🌸

高級香水やアロマ精油の原料として、世界中で愛されているこの花。

名前はマレー語やタガログ語で「花の中の花」という意味なんです。

花がだんだん黄色くなってきて、付け根に茶色い斑点が出てきた頃が、いちばん香りのピーク!

ぜひ、この芳醇な香りを体験しに来てください🌿✨

アンスリウム各種

最後にアンスリウムのご紹介です🌿

手のひらより大きな、つやつやの仏炎苞(ぶつえんほう)がインパクト抜群!

真ん中のトウモロコシのような部分は、「肉穂花序(にくすいかじょ)」と呼ばれる本当の花の集まり🌼
今は、にょきっと実もふくらんできています👀🌽

見どころたくさん!ぜひねったいかんへ遊びに来てください🌿

見どころ情報7月17日号『サガリバナが開花しました🌸』

みなさんこんにちは!
先日サガリバナの花が開花しました🌸
夕方から夜の間に開花し、朝にはポトリと花が落ちてしまう、
とても儚く神秘的な一日花です。

蕾(つぼみ)がまだついていますので、
これからもお楽しみいただけます!

ゴバンノアシ

サガリバナと同じサガリバナ科の植物で、
こちらも夜に咲いて朝には散ってしまう不思議な一日花です🌸

たくさんの長いおしべが放射線状に伸びており、
白からピンク色へと変化していく美しいグラデーションが魅力です。

種の形が囲碁の「碁盤の脚」に似ていることからこのユニークな名が付きました。

グラマトフィラム スクリプタム ヒヒマヌ

温室に爽やかなライムグリーンの風が吹いています✨

東南アジア原産の大型の着生ラン
『グラマトフィラム スクリプタム ヒヒマヌ』が開花中です🍏✨

びっしりと咲く鮮やかなグリーンのお花は涼しげで夏にぴったり。
ぜひ間近でその迫力を感じてください🙌🌟

夜にしか咲かない儚い一日花たちの幻想的な美しさと、
夏の力強い生命力を感じさせるグリーンのラン。
今だけの、熱帯植物たちの特別な競演を
ぜひ温室で体感してください!🌳✨

皆さまのご来館を、スタッフ一同心よりお待ちしております☺👋

見どころ情報6月19日号『ねったいかんをカラフル植物でめぐろう!』

熱帯植物といえばカラフルなお花や葉っぱ!見ごろの植物たちを紹介します!

まずご紹介するのは、久しぶりに花を咲かせてくれたマツムラソウです✨
鮮やかな黄色の花びらと、内側の赤紫色のコントラストがきれいですね☺

日本にも分布するイワタバコ科の植物で、現在は絶滅危惧種に指定されています。

限られた環境にひっそりと自生する貴重な花を、ぜひこの機会にじっくりご覧ください。

インドシクンシ

鮮やかな赤と小さなお花がかわいいインドシクンシ🌸

なんと咲き始めは白色で、ピンク、赤色へと変化する珍しい植物なんです!

バンダ各種

バンダの花が色鮮やかに咲いています。
東南アジア原産のラン科の植物で鮮やかな色や模様が楽しめます🌸

ゲンペイカズラ

真っ白のがくと真っ赤な花が対照的なとても美しいシソ科の植物です。

色の対比を源氏と平氏に見立てたことが名前の由来であるとか。

植物の名前の名前に注目するのもおもしろいですね☺

プルメリア各種

 

黄色と5枚の花弁でできたお花の形がきれいなプルメリア。

装飾品や髪飾り、ハワイのレイに使用されることで有名です🌸

パイナップル科の仲間

日を浴びてピンク色に色づいている葉っぱが特徴的なパイナップル科の仲間🍍
葉っぱの中心からも水を吸収することができます。

ほかにも見どころいっぱい!
ぜひカラフルなお花を探しにねったいかんへ遊びに来てください🌈

見どころ情報6月4日号『ジャカランダとヒスイカズラが見ごろです🌸』

みなさんこんにちは!

今、ねったいかんではヒスイカズラとジャカランダが見ごろを迎えています✨

現在開催中のアマゾン展🐟と併せて
今週末はぜひねったいかんへ遊びに来てください☺