ねったいかんだより

当館スタッフから、植物館や水族館での日々のできごとや植物の情報などを発信しています。

見どころ情報6月28日号『見どころの花紹介』

皆さんこんにちは。
今回は、現在見ることのできる花をいくつか紹介していこうと思います。

サンタンカ ダフィー Ixora duffii
十字の形をした小さい花を、半球状に集合させるように咲くのが特徴です。
赤くて特徴のある花ですね。

コウトウシュウカイドウ Begonia evansiana

森林内の谷間周辺で見られます。
白色の花が多いですが、薄いピンク色もあります。
実は日本でも、沖縄の八重山諸島に自生しているようです。

デンドロビウム ジョンソニアエ Dendrobium johnsoniae

全体は白色で、中央に紫の線で模様が入っています。
ひらひらと波打ったような花弁です。
奇麗な白色と紫の可憐な花ですね。

メディニラ スペキオサ Medinilla speciosa

ピンク色の小さな花を多数つけ、垂れ下がって咲きます。
花が咲き終わると写真のような果実をつけ、熟すと黒っぽくなります。
花の色や形が珊瑚に似ていることから付けられた、サンゴノボタンという別名を持っています。

プルメリア各種 Plumeria

プルメリアも、各種花を咲かせています。
熱帯地域で多くの人々に愛されている花木です。
甘い匂いがしますが、香りは種類によって違います。
好きな香りを見つけてみてはどうでしょうか。

マダガスカルジャスミン Stephanotis floribunda

名前の通り、ジャスミンのような香りが特徴的。
ですが、ジャスミンの仲間ではなく、プルメリアと同じキョウチクトウ科です。
筒状の白い花を長期間咲かせます。

いかがでしたでしょうか。
他にも色々な花や実を見ることができますので、
ぜひ、探してみてください。

こぼれ話(6月19日号)『金粉を振りまくヤシ🌴』

みなさんこんにちは☺
関東もとうとう梅雨入りしましたね☔
雨の日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

ねったいかんでは今『コモチクジャクヤシCaryota mitis
が見ごろです。

辺りにたくさんの花粉を振りまきながら咲くその迫力ある姿を、
今ならブリッジからご覧いただくことが出来ます。

コモチクジャクヤシは上から順に花房が付き、
下までくると、その株は役目を果たしたとばかりに枯れていきます。

花が咲き、実がなり、その実が熟して濃い紫色へと変化して行くまでは
少し時間がかかります。

葉をよく見てみると、少し不思議な形をしていませんか?

別名『フィッシュテールパーム』とも呼ばれていますが、
葉が魚の尾びれのような形をしていることからこの名がついたそうです。

ポトリ、またポトリと花を落としていき、
地面にはたくさん花が落ちていました。

別の場所では、落ちた実からコモチクジャクヤシの芽が
たくさん出てきていました🌱

つぼみ、花、実をいっぺんに見ることができるこの貴重な機会に、
今開催中の『見る見わける展』と併せて
ぜひねったいかんに遊びに来て下さい♪(^_-)-☆

「見る見分ける展」開催中! 5月23日(火)~6月25日(日)

「擬態(ぎたい)」という言葉をご存知ですか?

「何かに似せる」と言った意味で
自然界には、そんな「擬態」をして生きる
生きものたちがたくさんいます。

敵から身を隠すためなど、目的はさまざまですが、
「見る見わける展」では、そんな擬態する生きものたちが集合しています♪

水槽をのぞいて

よく観察してみると

どうですか?

微妙な違いに気づけましたか?

見分けられた時の驚きと感動をぜひ感じ取ってほしいなと思います。

土日限定で展示されている生き物に関する
プチ解説イベントも実施しております。

ぜひ、この機会にねったいかんにきて
自然に癒されてもらいたいですね

皆さんのご来館をお待ちしております!

★見る見わける展について詳しくはコチラをクリック★

見どころ情報6月1日号『ジャカランダのビューポイント👀』

皆さんこんにちは!
今花盛りのジャカランダが回廊からも見えやすいように
ビューポイントを作りました!

今年は花芽が沢山ついてとても賑やかです🌼
見ごろは今です!

ぜひ今開催中の『見る見わける展』と併せて
遊びに来てください♪