スミレ⑤ ナガハシスミレ
花の後ろに棒のようなもの(「距」といいます)が伸びているのはスミレの特徴ですが、ナガハシスミレは距が特に長いです。
一目見たとたん「うわ!長い!」との印象をうけました。
日金山周辺の植物を調査した文献でもナガハシスミレの記載があったので、間違いないかと。
さて、最初の「タチツボスミレ」からここまでは、手元の図鑑によれば「タチツボスミレの仲間」です。
次回からは、別の種類のスミレです。
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花の後ろに棒のようなもの(「距」といいます)が伸びているのはスミレの特徴ですが、ナガハシスミレは距が特に長いです。
一目見たとたん「うわ!長い!」との印象をうけました。
日金山周辺の植物を調査した文献でもナガハシスミレの記載があったので、間違いないかと。
さて、最初の「タチツボスミレ」からここまでは、手元の図鑑によれば「タチツボスミレの仲間」です。
次回からは、別の種類のスミレです。
見た目の雰囲気などはタチツボスミレに似ていますが、花の青の濃さがまったく違います。
違うので調べたところ行きついた種類がニオイタチツボスミレ。
色以外に見分ける根拠を持てていないので、ちょっと自信のない部分もあります。
匂いも感じたことがないし。
もうほとんど終わっていますが、もしかすると、まだ花が残っているかも。
園内全体で見られました。
花の色が真っ白のタチツボスミレを「シロバナタチツボスミレ」というようです。
この株は、「なんだこれ?」と思って写真を撮ったのですが、
改めて写真で見ると、花が白い以外はタチツボスミレにしか見えません。
偶然、それも1株だけ写真に撮ったものです。
もう二度と出会えませんでした。
タチツボスミレの仲間で「葉脈が赤くなっているものをアカフタチツボスミレという」
と図鑑にあったので、タチツボスミレとは別種としてみました。
姫の沢公園では、初春の、まだほかの草花が少ないころスミレがあちこちで咲き乱れます。
そんなスミレもようやく最近終わりかけてきたので、ここいらで一度、姫の沢公園で咲いていたスミレを整理します。
とはいえスミレの種類を見極めるのは、正直なところなかなか難しいです。
遠目では一緒に見える、という花も多いです。
だから間違いもあるかもしれませんが、そこはご勘弁をお願いします。
というところで、第一弾の今回は「タチツボスミレ」です。
日本で一番個体数が多いという文章を読んだことがありますが、姫の沢公園でもかなり多いです。
咲き始めも早く、最盛期は本当にどこでも見られるくらいあちこちで咲き、実は今でもところどころで咲いているスミレです。
そして、ちょっとした変化も多くて、かなり悩まされているものでもあります。
今回取り上げたのは、色が白っぽい個体です。
もう少し青みがかっている物の方が多いです。
一応、花を横からも撮ってみました。