アケボノソウ

少し前に咲き始めていたアケボノソウ。
雨続きでその後の様子が見られず、もう花は終わったかなぁと半ばあきらめていましたが、まだ咲いていました。
1cmくらいの白地に緑のドット模様の綺麗な花です。
花びらの真ん中辺りに緑の○模様が二つありますが、この花はそこから蜜を出すそうです。
小さな虫が蜜をなめているのをたまに見かけますが、なめているのはたいていアリや小さな甲虫など。
花の真ん中にピンとたっている雌しべとはだいぶ離れていて、その小さな虫が花粉を運ぶようには思えないのですが・・・。
この花を見る時、いつも不思議だなぁと思います。
マムシグサ

マムシグサの実が色づいていました。
全体が一斉に同じ色に色づくのではなく、グラデーションなのがカラフルで綺麗です。
ツヤツヤした感じも、ちょっと人工的。
トウモロコシのような粒々の実が、上の方は食べられて下地の色が見えています。
下地がこんな「あずき色」とは知りませんでした。
これも綺麗。
実を食べたのは小鳥でしょうか。
人間が口にすると毒なのに、小鳥は大丈夫なのかな・・・?
チャ

お茶の木に咲く花をご存じでしょうか?
姫の沢公園では、所々にチャが植えられています。
ツバキみたいな花です。
大きさは、よく見るツバキに比べて一回り小さいくらい。
下を向いて咲いていることが多いように思います。
可愛らしいですね。
カタツムリ

カタツムリがいました。
何かで読んだのですが、カタツムリが減っているとか。
昔はどこにでもいると思っていたので気にもしなかったのですが、そういわれると見かける機会が減ったかも。
ちょっと珍しい気分になったので、写真を撮ってみました。
少し大きめのカタツムリ。
ミスジマイマイでしょうか。
ホトトギス

園内のあちこちで、一気にホトトギスが咲き始めました。
よくよく見ると、なんだか変わった形をしています。
特に特徴的なのがおしべ。
蛸の足のように広がって、花粉は花側につけます。
なぜかと言うと、蜜を吸いに来たマルハナバチの背中に花粉をつけるため。
面白いものです。