咲きはじめました!

今年も咲きはじめました!そう、ヒスイカズラです! 開花は遅れましたが、例年になく何十本もの多くの房が垂れ下がってきていて、そのうちの2本が咲きはじめました。
(冷室側の壁面にはすでに何本か咲いています。)


現在、屋上の工事にともないブリッジを閉めさせていただいていますが、ヒスイカズラのアーチの部分のみ冷室側からご覧いただけます。冷室の階段をおりて右の扉を入るとヒスイカズラのアーチの下になります。  
車椅子やベビーカーのお客様にはご迷惑をおかけいたします。3月下旬にはみなさまに見ていただけるようになる予定ですので、もう少々お待ちください。たくさんの房が花を咲かせるのにももう少し(1~2週間くらい)かかりそうですが、やはり咲きはじめがきれいです。


花房がいっぱい!

こぼれ話では開花状況もお伝えしていきたいと思います。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.03.07

飼育係は見た!

少しずつ春が近づいて来ている気配がする、今日この頃。
私の頭の中は今、3月10日からの春休み特別展“体感水族館”のことでいっぱいです。  
     
さて、2月14日にサンゴの水槽を ながめていたときの出来事をご紹介します。
サンゴの水槽には、2011年10月8日のつぶやき話でお話したように、かくれキャラ的な生物 がいろいろいます。


サンゴ水槽


中には水槽内にいるものの、岩のすきまなどに隠れてしまって、
どこにいるのか行方不明(!?)になってしまう生き物も。  
2月14日には 、キンチャクガニという、甲幅1cmくらいの小さなカニをすごく久々に発見しました。


キンチャクガニ


すごく小さいカニで、ハサミには、これまた小さなイソギンチャクをはさんで“フリフリ”するという、
とってもかわいらしいピンク色のカニです。  


ところで、水族館の水槽には「魚名板(ぎょめいばん)」という、魚の名前や学名、
科などを写真といっしょに載せたものが貼ってあります。


魚名板


これは、お客様が「あれ、あの魚、なんていう魚かな?」と思ったときに見ていただくために設置されているのですが、
水槽に入れたものの、 あまり見かけなくなってしまった生物については、飼育係はとっても困る訳です。
魚名板を貼っていてその生物が見当たらないと、お客様からたまに 「この生物どこにいるんですか?」と聞かれたり。
はたまた「もしかしたらもういないのかも・・・」と思って魚名板をはがすと、突然ちらりと現れる・・・。
 
そしてお客様に「あの生物、なんていう生物ですか?ここに載ってないんですけど。」と聞かれたり・・・。
まぁ、かくれキャラ的な生物をあの水槽で展示しようとする私が悪いのですが、本当によく頭を悩まされます。

今回発見したキンチャクガニに限っては、ずいぶん長い間見かけなかったため、
数ヶ月前に魚名板を外し水槽の中にいないものと思っていた生物。
ちっちゃいだけに、いろんなところにかくれんぼしていたのでしょう。

そんなにかくれてないで出てきてほしいなぁ・・・。
自信を持ってキンチャクガニを展示するために、最近新たなキンチャクガニが20匹 やってきました!

これでみなさんに見つけてもらえるようになるでしょうか。
それとも、またかくれてみんなを困らせてくれるのでしょうか・・・。

とりあえず、魚名板はつけることにしました。

ねったいかんへ来た際は、サンゴの水槽でキンチャクガニを探してみてくださいネ。
そして見つけたときにはぜひ、スタッフへご一報を!

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2012.03.01

じゃがいもプレゼント

今回はまた水族館ネタとは違う話題をひとつ。
19日、ねったいかんでは「芋と豆展」にちなんだイベント 「じゃがいもプレゼント」がありました。



北海道産のメークインを先着100名様にプレゼントする、というものだったのですが、
実は私が大学のときにアルバイトしていた農家の木村さんから仕入れたもの。
函館から車で約1時間くらいのところにある厚沢部(あっさぶ)で、大学4年の夏休みに2ヶ月ほど
住み込みでアルバイトしていて、ジャガイモやニンジン、
トウモロコシなどの収穫や箱詰めなどの作業をお手伝いしていました。

今でも秋ごろになるとその年に収穫したジャガイモを送ってくれるので、
家族や友人、会社の同僚の方におすそ分けするのですが、そのおイモを食べて、
ねったいかんの植栽担当の方が、
「すごくおいしかったので、今年の芋と豆展でプレゼントしてはどうか?」と提案してくれたのです。

今年は木村さんが「なんとなしイモ」と呼ぶ、形が悪かったりして売り物にはちょっと・・・
でも捨てるのはもったいないジャガイモがたくさんあったとのお話を聞いていたので、
木村さんにお願いしてねったいかんへ送ってもらいました。

2Fの展示室でも販売させていただいているのですが、
大変好評で“イモリピーター”として来館して くださるお客様もいたほど!
ちなみに私の今日の朝ごはんは、木村さん家のジャガイモ入りのシチュー。
甘くてとってもおいしかったです。

形が悪いと言っても大して気にならないくらいのものだったのですが、
確かにスーパーで野菜を買うときには形や色のいいものを選んでしまっているなぁ・・・と振り返ってみたり。
ジャガイモプレゼントのために開館前から並んでくださったお客様もいて、
15分でジャガイモはすべてプレゼント終了。みなさま、ありがとうございました。



マサオさん、トシエさん、なっちゃんも、おいしいおイモをどうもありがとう!
まさか、こんなところで木村さんとのつながりが活かされるなんて自分でも驚きですが、とても嬉しかったです。

人とのつながりはイイモンだなぁ・・・と。

イモだけに・・・。
つまらないこと言ってないで、仕事に戻るとします。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2012.02.22

マメに更新しないと・・・!

節分では数え切れない程の年の数の豆を食べ、2Fで販売中の「まさお豆」も食べ出したら止まらず・・・  
あっという間に「芋と豆」の企画展も残すところ6日間となってしまいました・・・反省。
 
マメ科の植物は世界中に1万8千種もあり、古代ローマでは、ソラマメが主食だった時代もあったことや、ダイヤモンドのカラットはイナゴマメの種子(それぞれが均一の重さからといわれていますが、実際にはかなりのばらつきがある)に由来していることなど思い出しながら館内のマメ科の植物を紹介します。  
     
ねったい館のマメ科の植物は、水族館へ降りる階段脇にペナン植物園から寄贈された、大きなネジレフサマメの板根の展示があり、ヒスイカズラをはじめタマリンド・インドシタン・カッシア・ カリアンドラオウゴチョウなどがあります 。


オオゴチョウ(今は咲いていません)



オオゴチョウの種子



ヒスイカズラ(今は咲いていません)



カリアンドラ(つぼみ)


今回は、現在咲いているデイコErythrina variegate var.orientalis を紹介します。

デイコにもいろいろな種類がありますが、斑入りのデイコが先に学名の登録がされたので、斑入り種が基本種となっています。デイコの栽培北限は奄美大島とされていて、歌でおなじみの“デイゴ”の呼び方は沖縄地方の呼び方といわれています。関東で屋外に栽培されている種類はほとんどがアメリカデイコです。ちなみにねったいかんでは、めずらしい白花デイコも咲いています。


デイゴ



白花デイゴ



白花デイゴの実


今や観葉植物として人気のエバーフレッシュにこんなきれいな実が着きました。 (現在は落下しています。)


エバーフレッシュの種子


寒い日がまだまだ続いておりますが、温室内では確実にヒスイカズラにつぼみがついてきています、一足早い春がやってきたねったいかんへぜひお出かけ下さいね。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.02.21

チンアナゴの全貌 (ぜんぼう)

半月ほどご無沙汰してしまいました。
かぜやインフルエンザが 流行っているようですが、みなさまお元気ですか?  
   
さて、2月12日にある生き物 たちが新たにやって来ました。水族館でもかなり人気のある、チンアナゴです。



砂の中から顔を出して、にょろにょろしているのがとってもかわいい魚です。

さてこのチンアナゴ、もちろんアナゴの仲間なので体は細長く、全長はなんと30~40cm。
ふだんは見ての通り、体のほとんどを砂の中にうもらせているので、全身はなかなか見ることができません・・・。

「チンアナゴの全身を見てみたい!」というお客様も多いため、
今回の搬入時に何とか写真に収めようとがんばってみました。

まず、魚たちはこんな風に厚手のビニール袋に入って水族館へやってきます。



水族館にやってきても、すぐに水槽に放すわけではありません。
水槽と袋の中の水とでは、 温度や水の状態(比重やペーハーなど)がちがうため、
少しずつ水槽の水に慣らせる「水合わせ」 という作業を行います。



・・・さぁ、そしてとうとうチンアナゴを水槽内へ放すときが!これがチンアナゴの全貌(ぜんぼう)です!!!


にょろにょろと泳いで、自分の新居となる穴を掘る場所を探します。いい場所が見つかったら、この通り。



シッポから、ぐいっぐいっぐいっと穴を掘っていくのです。だいたい5秒くらいですっぽり収まってしまいます。


15匹のチンアナゴを搬入したのですが、1人で水合わせをしてチンアナゴを放し、
バックヤードから表にダッシュして写真撮り。
上の3枚が今回一番うまく撮れたチンアナゴの穴掘り写真でした。
水族館に設置している解説シートにも近々これらの写真を載せようと思います。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2012.02.16

モンステラの本性は・・・!?

「芋と豆」の企画展がスタートしました。


館内にも「イモ」や「マメ」の仲間の植物がたくさんありますが、
その中の一つ、モンステラの仲間を紹介します。


モンステラはハワイアンキルトなどでおなじみの図案にもなっていますが、
もともとハワイにはなかったといわれ、
今や他の固有種を脅かす厄介もの扱いされています。
そもそもモンステラの名前は、ラテン語のモンストルム(怪物)による、といわれています。
付着根で他の木をよじ登り、大きな葉を展開して、光を独り占めします。


モンステラの仲間であるマドカズラも幼葉の時はかわいらしく、
観葉植物としても人気で鉢物として出回るのですが、温室などで地植えをしたとたんに、
成葉になり本性をむき出し・・・・・!70センチ以上にもなる巨大葉を次々と展開します。


マドカズラ 幼葉



マドカズラ 成葉


なんだか人間のようですね。結婚したとたん豹変・・・・?!

葉が羽状にさけたり、葉脈の間に穴が開いているのは、
巨大葉を強い風雨から守るために進化したと考えられています。
館内で一番高いベンジャミーナの木をよじ登っているマドカズラをぜひご覧ください。  
     
モンステラの仲間ではありませんが、一般的にポトスとよばれているサトイモ科の葉も、
マレーハウスからご覧になってください。ご家庭のポトスとは別物みたいではありませんか?  

また、館内にはこんな(写真)私好みのイモ・マメのキャラクターたちが登場していますので探してみてくださいね。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.02.07

沖縄に行ってきました

今回のつぶやき話は、ねったいかんネタから少し飛び出して、
個人的なことをひとつつぶやいてみようと思います。
 
1月14日から16日に3連休をいただいて、沖縄へ行ってまいりました。こんな寒い時期ですが、
海へ潜りに行って来ました。


3日ともあいにくのお天気でした・・・


14日はジンベエザメの飼育されている生簀(いけす)に1本潜り、15日は慶良間(ケラマ)で3本。

水中カメラを持っていないので、写真を皆さまにご紹介できないのが残念ですが・・・。
少しダイビング中に見ることができた生き物や感想などをつづりたいと思います。

   
今回のダイビングで一番うれしかったことは、水中でザトウクジラの声が聞けたこと!

ザトウクジラは冬になると、繁殖や出産、子育てのために暖かい海にやってくるのですが、
1月頃から沖縄ではホエールウォッチングのシーズンだそうです。
船からは残念ながら姿を見ることができなかったのですが、潜っている間に息を止めて耳をすますと、
遠くのほうからクジラの声が聞こえてくるのです。

生の声は初めて聞いたので、大感動でした!

ねったいかんで展示したことのある生き物もいくつか見ることができました。

キンギョハナダイやハタタテハゼ、クロユリハゼにキイロハギ、トゲチョウチョウウオ、シマキンチャクフグ、
ウミテング、オニダルマオコゼ、オドリカクレエビなどなど。


キイロハギ



キンギョハナダイ



ハタタテハゼ



クロユリハゼ



オドリカクレエビ



トゲチョウチョウウオ



ウミテング



オニダルマオコゼ



シマキンチャクフグ


水槽の中で展示している生物を実際の海で見られたときも、とてもうれしい気分。

そして、「この美しい海の景色を水槽の中で再現したい!」と思うのです。
実際の海に潜ると、新しい発見がたくさんあり、
その魅力をできるだけ多くのお客様に知ってもらいたくなります。

3月には春の特別展「体感水族館」という特別展も控えていますので、
みなさまに生き物の面白さをたくさん伝えられるように精一杯頑張ります!!! お楽しみに!

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2012.01.28

暗くなってからのお楽しみ②

前回のつぶやき話に続き、夜のねったいかんの見どころポイント第二弾です!
 
夜の見どころ②:ミツヅノコノハガエル
温室内を歩いて進んでいったところにある、カエルやトカゲたちの水槽。
その中でも人気のある「ミツヅノコノハガエル」。


マレーハウスの下の・・・





ミツヅノコノハガエル


大きなカエルで落ち葉に擬態(ぎたい) しているため茶色い色をしていて、
目の上や鼻先がとがっているのが特徴です。

地面でじっとひそみながら、目の前をエサとなる虫たちが通ったとたん、
ひゅっ!と長い舌を伸ばして丸飲みにしてしまいます。
さて、このミツヅノコノハガエルの何が夜ならではかというと・・・。鳴き声です。

暗くなってくるとねったいかん内に響き渡る「ガッ!」という大きな鳴き声。
本当に大きくて、地下の水族館にいても

2階にいても聞こえるほどです。
何も知らずに聞いた人は、おそらく何の音かわからないのではないでしょうか。
カエルが大きな鳴き声で鳴くということは元気の証でもあるので、
この声を聞くと私としてはとてもうれしく、声を聞いてはにんまりしています。

ミツヅノコノハガエルの鳴き声がねったいかんの夜の見どころならぬ、「聞きどころ」第二弾でした。

閉館時閑が近くなるとお客様も少ないので、お魚たちもゆったりリラックスモード。
タイミングがよければ貸切状態で楽しめることもあります。
昼間にしか来たことのない方、ぜひ夕方~閉館時間あたりに一度遊びに来てみてくださいね。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2012.01.18

ラン展はじまる!

ねったいかん、毎年恒例の “らん・ラン・蘭展” が1月2日からはじまりました。


愛好家の方々が育てたランや、今の季節ならではのランを使ったアレンジメントの他、
展示販売も行っています。
 
カトレアだけを見てもこんなに色とりどりの品種があります。
(愛好家の方々のランより)



このひとつひとつの香りも微妙に違うのです。わたしのおすすめの香りはこの白いカトレアです。



すっきりとしたほのかに甘い香りが癒されます。
ランを間近でご覧いただけるところがねったいかんならではの魅力です。
ぜひ顔を近づけて花の香りを楽しんでみてください。  

らん・ラン・蘭展は1月22日(日)まで開催しています。
1月15日(日)と1月22日(日)には愛好家のベテランの方たちによる、ランの育て方相談会もあります。
暖かく、華やかな らん・ラン・蘭展 にぜひおこし下さい。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.01.09

暗くなってからのお楽しみ①

3連休 が終わると、そろそろ学校も始まるころでしょうか。
今年の冬休みは楽しく過ごせましたか?
 
さて、ねったいかんの開館時間は10時から夜の6時(最終入館は5時半)までなのですが、
夕方以降のほんのわずかの時間、暗くなったときにしか楽しめない、
夜のねったいかんの見どころポイントをご紹介!

今回はその第一弾です。

夜の見どころ① : 池水槽のボルネオカワガメ。
ねったいかんで一番大きな池水槽。
大型の淡水魚がたくさん泳いでいるのですが、じつはボルネオカワガメというカメも一緒に生活しています。


池水槽にすんでいる・・・



ボルネオカワガメ


ボルネオカワガメは、最大で甲長80cmにもなる大型のカメ。黒いつぶらな瞳がチャームポイントです。

基本的に水中生活をするはずなんですが、なぜか日中はずっと陸地の茂みにかくれてしまい、
展示効果の低さはねったいかんでNO.1・・・。まさに飼育係泣かせのカメさんです。



日中はこのあたりの茂みにいます


でも暗くなってくると、のそのそっと池に入ります。ぽちゃり。
そしてつぶらな瞳で私のほうを見つめるのです。
「おなかすいたな・・・」


目力!


その目力に負けて、私はエサをぽろぽろっと与えます。それをなんとかわいらしく食べることか!
最近の私の癒しでございます。ぜひみなさまにも、ボルネオカワガメにじっと見つめられてみてほしいです。

本当にカワイイ・・・。夜しか出てこないけど、それでも好き!大好きです!

ただ、これから日が長くなるにつれ、カメを見れる時間が短くなってしまうのが悩みどころ。
心を鬼にして、昼間にエサを食べる訓練をしなきゃいけないかなぁ、と頭を悩ませております。

次回、夜の見どころ②をご紹介します。お楽しみに!

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2012.01.09
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