タイガーオーキッドついに開花しました!!(見どころ情報8月9日号)




Grammatophyllum speciosum(グラマトフィルム・スペキオスム
先日お知らせした、タイガーオーキッドのツボミがついに開花し始めました!
一輪咲いたら次々と他のツボミも咲きだし、日に日に華やかさが増してきました。
開花はしばらく続くと思われますので、ぜひこの貴重な花を見に来てくださいね。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.08.09

夢にまで見た!タイガーオーキッドにツボミ出現‼(見どころ情報7月30日号)

Grammatophyllum speciosum(グラマトフィルム・スペキオスム)
世界最大の大きさになるランで、東南アジアの熱帯雨林で大木の幹や岩に着生し、下垂した花茎から多数の花を付ける、ラン科グラマトフィルム属の多年草です。
花の大きさが世界一かと思われがちですが、世界一なのは株の高さで、最大7.5mになることもあります。
直径10cmほどの花径で黄色い花に赤褐色の粗い斑点が全面にはいるのが特徴的で、その色合いから通称タイガーオーキッドと呼ばれています。
まだツボミの段階ですが、すでにうっすら虎柄模様が見えています。
もし開花すれば当館では開館以来初めてとなり、じつに20年以上かかったことになります。
これまで、たくさんの植栽スタッフが植物管理に携わってまいりましたが、この度のタイガーオーキッドの着蕾は、歴代担当者1人1人の努力の結晶といっていいと思います。
日本での開花は珍しく、大変貴重な花です。この機会にぜひ足をお運びください。
開花しましたらまた随時ご報告します。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.07.31

色とりどりのプルメリアの花が咲いています!!(見どころ情報7月6日号)

今、「ねったいかん」はプルメリアが花盛りです。
エントランスのベランダガーデンでプルメリアの出迎えを受けてご入館いただくと、
プルメリア Plumeria cv.
温室内ではプルメリア オブツサが大きな花をたくさんつけています。
 
プルメリア オブツサ Plumeria obtusa
回廊では色とりどりのプルメリアの花をご覧いただけます。
プルメリア カリフォルニア サンセット Plumeria ‘California Sunset’
プルメリア ジャングルジャックスミニホワイト Plumeria ’Jungle Jack’s Mini White’
プルメリア(赤) Plumeria cv.
プルメリア ディバイン Plumeria ’Divine’
花壇のジャカランダの花は終わりましたが、代わってセイヨウニンジンボクが見ごろをむかえました。
セイヨウニンジンボク Vitex aguns-castus
温室内には他にも、色とりどりの花が咲いています。先月ご紹介した花のほかに、
ハイビスカスや
ハイビスカス ロサシネンシス Hibiscus rosa-sinensis
サンタンカ
サンタンカ ダフィー Ixora duffii
テイキンザクラなどをご覧いただけます。
テイキンザクラ Jatropha integerrima
冷室ではランの仲間、エリアが咲いています。
エリア スピカタ Eria spicata
エリア ヒヤシンソイデス Eria hyacinthoides
回廊ではアリストロキアをお見逃しなく。
アリストロキア エレガンス Aristolochia elegans
アリストロキア ギガンテア Aristolochia gigantea
2階企画展示室では「バイオミメティクス展」を開催中です!(7/13(土)からは「熱帯の昆虫と食虫植物展」)
ぜひ、お散歩がてら「ねったいかん」に遊びに来てください。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.07.06

ジャカランダ 咲き始めました!!(見どころ情報6月4日号)

表の花壇で、世界三大名花のひとつ、ジャカランダが今年も咲き始めました。
昨年は花数が少なかったのですが、今年は順調にツボミをつけています。
上のほうで咲いていますので、見上げてください。
ジャカランダ Jacaranda mimosifolia  
花壇では、アカンサス・モリスも見頃です。
アカンサス・モリス Acanthus mollis 
石垣の上に植栽されているモラードバナナ。
はじめて実がなりました。果皮が赤っぽいのが特徴です。
中身は、ふつうのバナナと変わらないそうです。ブリッジ(橋)からご覧いただけます。
モラードバナナ Musa acuminata `Morado’
パンノキにも雌花が咲きました。
以前咲いたことがあるようですが、私たちが管理をはじめてからははじめてです。
同じクワ科パンノキ属のジャックフルーツ(パラミツ)とよく似ていますね。
Artocarpus altilis
パキスタキスルテア。温室内、数か所でご覧いただけます。
Pachystachys lutea
雲霧林ゾーンに入る入口壁上部には、インドシクンシが満開です。
夕方になると、とても甘い香りが辺りにただよいますが、その香りの正体はこの花です。
Quisqualis indica
雲霧林ゾーンでは、メディニラ類が咲いています。
Medinilla magnifica 
Medinilla speciosa
回廊ではアンスリウムやハイビスカスが色鮮やかです。
Anthurium cv.
Hibiscus cv.
鑑賞用の小さなパイナップル。とてもかわいらしい実です。
Ananas comosus
2階企画展示室ではメダカ展を開催中です!
ぜひ、お散歩がてら遊びにいらしてください。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.06.04

おいしい植物展、開催中です!!

あたたかくなり、緑がグングン伸びる季節。気持ちがいいですね。
みなさん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。
ただ今、ねったいかんの2階展示室では「おいしい植物展」開催しています。
「おいしい」をキーワードにさまざまな植物を展示紹介。
キッチンガーデン。
ふだん食べている野菜や果物、あらためて考えると植物です。
スーパーで売っている野菜、実際にはどんなふうに実がなっているか気になりませんか。
ピーマンやソラマメ、ミニトマト、ダイコン、ニンジンなど、実際に実がなっている姿をご覧いただけます。
  なんの香りか当ててみましょう。おいしそうな香りがします!
2度おいしい??
一度食べても、もう一度再生する野菜も紹介しています。
パイナップルも葉っぱの部分を水につけておいたら根っこが出てきました。
みなさんもチャレンジしてみませんか。
ねったいかんの温室にあるおいしい実のなる植物を紹介するコーナー。
エディブルフラワー。
食べられる花。食用菊などは知られていますが、もっと私たちの身近にある花で食べられる花を紹介しています。
もちろん、なんでもいいわけではなく、毒のない、安全に育てられたお花です。
植物工場。
最近よく耳にする植物工場って、いったい何?と思われる方も多いはず。
今回、大気社さんのご協力のもと、人工光型植物工場ベジファクトリーを紹介しています。
お子さんにもわかりやすいよう、 実際のレタスを展示し育つ過程を見ていただけます。
新鮮なレタス、おいしそうですよ!
毎年恒例!緑のカーテン。
今年はパッションフルーツやうす紫色のかわいいお花が咲くスネイルフラワー、スイカのようなかわいい実がなるオキナワスズメウリ。(こちらは毒があるので食べられません。)
栄養満点、葉っぱをおひたし等で食べるオカワカメなど、ご紹介。
  工作コーナーは、「みんなで緑のカーテンをつくろう!」
折り紙で葉っぱを折って、ネットに貼ります。だいぶ緑のカーテンが茂ってきました。
販売コーナーもあります。
おいしく食べられる野菜、ハーブの苗や緑のカーテンにむくつる植物など販売している他、手軽に楽しめるスプラウトやサラダ系のタネなども販売しています。
ゴールデンウィークも後半。予定のまだ決まってな~いという方は、ねったいかんでおいしい植物を見て、おいしい野菜を育ててみませんか。
ガーデニングを始めるにはピッタリの季節ですよ。
「おいしい植物展」は、5月12日(日)までです。
ぜひ、お越しください。お待ちしています。
(H 記)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.05.04

こぼれ話「2018年度キッズガーデナーまとめ(7月~発表会)」 (3月19日号)

キッズガーデナーのこぼれ話もしばらくぶりになってしまいました…
来年度はもう少し回数を増やさねばと反省しております。
さて、2018年4月から始まったキッズガーデナーも先日、3月9日に発表会を開催し、
無事に今年度が終了いたしました。
キッズガーデナーとサポーターたちが自分の担当の作業を発表してくれました。
我々スタッフも1年間の出来事が思い出されて、感慨深いものがあります。
それでは、まだご紹介していなかった、7月から順に作業をご紹介していきましょう。
〇7月…夏花壇作り
サルビア4色とミニヒマワリを植えました。暑い中、頑張って完成させました。
 1か月後になったら、お花も咲いてきて立派になりました!
〇9月…チューリップの球根を植えつけます。深さは大丈夫かな…
12月に作る、冬花だんのためにみんなでデザインを考えています。
カラフルで面白い形のデザインができましたよ。力作です。
〇11月…夏花だんの解体です。 冬花だんを作るために苗をみんなで抜いていきます。
雑草を抜くのも忘れずに…
肥料をまいて、耕して、ならしたら、植える準備はOKです。
〇12月…いよいよ冬花だん作りです!
みんなで考えたデザインをもとにして、太陽、月、星型の花だんになりました。
実際に苗を並べてみてから、植えつけ開始。
ついに完成です。その次の写真は3月に撮影したもの。きれいに咲きました!
1年間本当によく頑張りました!来年度もキッズガーデナーをよろしくお願いします!(M記)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.03.26

「ヒスイカズラが咲き始めます!」 見どころ情報(3月16日号)

暖かい日が続いたと思うと、急に寒くなったり。風邪をひかないよう、注意しましょう。
ヒスイカズラの花がもうすぐ開花します。

ヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys

3月の末から4月上旬には見ごろを迎えると思いますので、
お見逃しなく。 
他にもきれいな花が咲いています。
 ペトレア・ヴォルビリス Petrea volubilis
ファレノプシス Phalaenopsis
 
シンニンギア・レウコトリカ(断崖の女王)Sinningia leucotricha
温室の外ではデイコの花も咲き始めました。
 ブラジルデイゴ Erythrina speciosa
トロピカルフルーツの花も咲いています。
 ジャボチカバ Myrciaria cauliflora
木の幹が花とツボミでおおわれています。
ピタンガ Eugenia uniflora
小さくてかわいらしいカボチャのような実がなります。
今、“ねったいかん”のあちこちで新しい芽が芽生えています。
 トレベシア パルマタ Trevesia palmata
大きな葉っぱも迫力がありますが、雪の結晶のような新芽もぜひご覧ください。
セイロンニッケイ Cinnamomum verum
葉っぱが赤いのは新芽の時だけです。
 
パラゴムノキ Hevea brasiliensis
独特のかわいらしい新芽が見られるのは、この時期だけです。
その他にも、この時期ならではの新芽が芽生えていますので探してください。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.03.16

トロピカルフルーツ展開催中です!

寒い日が続いていますね。春が待ち遠しい方も多いのでは…。
しかし! ねったいかんではいま、春を通り越して、気分は夏!です。
1月29日(火)~3月3日(日)まで、トロピカルフルーツ展を開催しています。
南国気分になってみませんか。
フルーツパーティのはじまりです!
展示室中央には、めったに見られない、なったままの状態の丸ごとバナナ、     
「バンチバナナ」をご覧いただけます。熟してきたら、試食会の予定も…
幹に直接、実がなる南米産のジャボチカバも展示しています。
トロピカルフルーツの
さまざまな情報が展示されています。
注目は、あの!「ドリアン」のにおいを体験できるコーナーがあります。
くさいけど、おいしくて病みつきになる方も多いドリアン。
まだ、あの匂いを体験したことがない方はぜひ!
玉川大学農学部 水野 宗衛教授のご協力による、スターフルーツに関する展示もございます。
形が面白いだけでなく、さまざまな栄養や効能があるんですね。
フルーツに関する講演会も開催されます。
2月22日(金)は講演会「フルーツと健康の真実」。
講師は約10年間、食事はフルーツのみという生活を続けている、中野 瑞樹氏。
テレビ出演や各地で講演会をされており、フルーツの魅力と効能についてなど、
「あなたの知らないフルーツの世界」をたっぷり語ってくださいます。
時間は13:30~15:00、参加費は入館料のみで無料となっています。
当日、直接当館にお越しください。
みなさま、トロピカルフルーツ展にぜひお越しください。お待ちしております。
                          
(M記)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.02.02

「カリアンドラの赤と白が見ごろをむかえています」見どころ情報(1月29日号)

まだまだ寒い日が続きますが、皆様風邪などひいていませんか?
ねったいかんの植物たちは寒さに負けず、元気に花を咲かせています。
隣の赤いカリアンドラと2ショットでシャッターを切ってください。 
カリアンドラCalliandra haematocephala‘Alba’
食虫植物ではありません。
地上に根を下ろす地生蘭で、洋ランでは少数派に属します。
名前は女神のスリッパ(サンダル)を意味しています。
パフィオペディルム Paphiopedilum
ラン展は終わりましたが、温室内はランがたくさん咲いています。
ラン類
回廊に色鮮やかで、サンゴそっくりの花が咲いています。
サンゴアブラギリ Jatropha podagrica
ゴバンノアシの実が順調に育っています。
だいぶ大きくなりました。
ゴバンノアシ Barringtonia asiatica
また、ヒスイカズラのツボミも小さいですが、付き始めました。
開花予想は3月ごろ?
ヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.01.29

らん・ラン・蘭展2019開催中です!

寒い日が続いていますね。
寒いのが苦手な方は春が待ち遠しいことでしょう。
ねったいかんでは1月2日(水)~1月14日(月・祝)まで、
らん・ラン・蘭展2019を開催しています。一足早く、春を感じてください。
今回の展示は「セロジネ」を特集しています。
また、須和田農園 江尻氏のご協力により、貴重なセロジネ自生地の写真パネルと
さまざまなセロジネの鉢植えを展示しています。
毎年恒例となります、「神代洋らん友の会」の会員の方々が愛培の、鉢植えを展示しています。
当館の植物画教室で描かれた、水彩画も参加者の方々のご厚意で展示しています。
東洋蘭も展示しております。洋ランとはちがった楽しみ方、花だけでなく、
葉や飾り鉢などを総合的に観賞する、独特の世界をお楽しみください。
もちろん販売コーナーもあります。セロジネもご用意しています。
ぜひ、お気に入りの一鉢を見つけてくださいね。
ねったいかん神社は今年の抱負、願い事を絵馬に書いて貼ります。
かなうといいですね。
最後に、水族館地下にいる「ジーベンロックナガクビガメ」みなさんご存知ですか?
そう、あの首の長―い、ちょっと不思議なカメです。
今回、名前を募集することになりました!展示室で応募できます。
いい名前を考えてあげてくださいね。
みなさまのお越しをお待ちしております。
                         
(M記)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2019.01.06
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