企画展示「サンゴ礁の生き物」のこれ、なぁんだ?
前回に引き続き、企画展示「サンゴ礁の生き物」ネタです。
展示室にいる生き物のおもしろい写真が撮れたので、みなさまにクイズです。
さて下の2枚の写真。これ、なぁんだ?
とってもきれいで魅惑的な写真ですねぇ。両方とも、ある生物のある部分を撮りました。
正解は・・・
ひとつめはミノカサゴの胸びれのアップの写真です。
いやぁ、かっちょいいですね!
ついつい触りたくなりますが、ご注意を!ミノカサゴのヒレの棘には毒があり、刺されるとものすっごく痛いです!
そしてもう一枚は、ムカデミノウミウシを裏側からアップで撮った写真です。
ちなみにムカデミノウミウシのお顔の写真はこちら。
こちらもまたまた、魅惑的ですねぇ・・・。美しいです。
他にもきれいな模様の生き物がたくさん。
ヒョウモンダコも鮮やかなブルーがきれいですね。
でも、こちらも超危険な生き物。咬まれると死に至ることも・・・。
いいカメラをお持ちの方は、生物の一部をアップに撮ってみたりするのも面白いかもしれないですよ!
企画展示「サンゴ礁の生き物」がはじまりました
5月24日(土)から、企画展示「サンゴ礁の生き物」がスタートしました。
美しいサンゴや、サンゴ礁にすむ色々な生き物を展示する企画展です。
中でも私のオススメは、一見地味に見えるけれども超楽しい「ヤドカリ観察コーナー」です。
この水槽には、サンゴ礁にすむヤドカリたちが全部で5種類くらしています。
アカツメサンゴヤドカリにツマジロサンゴヤドカリ、スベスベサンゴヤドカリ、ユビワサンゴヤドカリ、ベニワモンヤドカリの5種類。
アカツメサンゴヤドカリ
ツマジロサンゴヤドカリ
スベスベサンゴヤドカリ
ユビワサンゴヤドカリ
ベニワモンヤドカリ
水槽をよーくみていると、岩の上や陰にヤドカリたちがいます。
水槽の上や横からのぞいてみて、足の色や模様、ハサミをよーく観察して種類を考えてもらいます。
のぞいているだけでは見えないこともあるので、そんな時は水槽に手を入れて少し場所を移動させたり、手のひらに乗せて(もちろん水中で)歩かせてみたり。
小さな体のヤドカリたちがチョコチョコと歩く姿は、可愛くてたまりません!
さてさて、この水槽には約100匹のヤドカリがいますが、皆様の心をくすぐるために、レアキャラもいます!
上でご紹介したユビワサンゴヤドカリとベニワモンヤドカリの2種類です。
ユビワサンゴヤドカリは8匹、ベニワモンヤドカリは3匹しかいません。
超レアです!しかも模様も超きれいです!
夢中になると、1時間くらいあっという間に経ってしまいそうなヤドカリ観察コーナー。
開館中はいつでもお楽しみいただけますので、ぜひ遊びに来てくださいね。
今年もバニラの人工授粉(見どころ情報5月27日号)
今年も春の訪れとともに咲き出したバニラ。
昨年度おこなった人工授粉では多くの実がみのりました。
今年も多くのバニラビーンズがみのるように、人工授粉に力を入れています。
見どころの花は、今回は赤と白の花をご紹介!!
1つ目は、真っ赤な花のサンタンカ。
沖縄などでは生垣としても見ることができる、南国を代表する花です。
ねったいかんでは、まだ咲き始めたところですが、これから次々にたくさんの花を咲かせてくれると思います。
2つ目は、真っ白なヤエサンユウカの花。
真っ白で清楚な花で、香りもとてもよいです。
温室のヤエサンユウカは例年以上に多くの花を咲かせています。
3つ目は、トロピカルな雰囲気を持つヘリコニア ロストラタ。
こちらはまだつぼみですが、咲くといかにも熱帯らしい色をした花です。
今のところ3つのつぼみがでてきています。
そして、4つ目はかぐわしい香りのギンコウボク。
東南アジアに自生するモクレン科の仲間です。
「プルメリア」 Plumeria キョウチクトウ科
みなさま、こんにちは!お元気ですか?
長いこと「こぼればなし」をお休みしてしまい、申し訳ありません。
新たに植栽スタッフ2名が加わり計4名、心機一転がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします!!
ハイビスカス・ブーゲンビレアと並びプルメリアは熱帯の三大名花といわれています。
ハイビスカス
ブーゲンビレア
プルメリア
ハワイのレイはあまりにも有名ですが、プルメリアは約17種からなる、落葉低木、または小高木で、熱帯アメリカに分布しています。
花には芳香があり、花の形もシンプルで美しいことから、プルメリアがお好きな方は多いのではないでしょうか?
私も大好きです。特にプルメリア・オブツサ。
熱帯各地では広く栽培されていますが、日本でも栽培される方が増えています。
育て方の緑化相談を頻繁に受けるようになりました。
ハワイなどのお土産物として、棒状のプルメリアを買われた方も多いのではないかと思います。
こんな感じで挿し木をします。
幹は肥厚して、三叉(偽二叉分枝といいます)に分かれます
どんどん大きくなりますが、挿し木をすれば株を小さくして維持ができますので、おすすめの植物の一つです。
最近では市場に、6号鉢くらいの花の小さな開花鉢も、少しずつですが出回るようになりました。
ねったいかんのプルメリアたちもやっと花芽をつけ始めました。
回廊の鉢植えのものでは開花を始めた株もあります。温室内のプルメリアはまだ先になりますが、、。
つぼみ
咲き始め
プルメリアの実をご覧になったことがありますか?
ジャーン!こちらです!
ヘンなカタチです!ひらがなの「く」の字の形をしています。
少し長いほうの1辺は約15センチあります。(5月18日現在)
はじけないうちにぜひ一度ごらんになって下さい。
実がはじけたら、実生苗に挑戦です。
発芽した苗を皆様に配布できるよう(数年後?)頑張りたいと思います。
他にも芳香のする植物がありますので、是非お出かけ下さい。
お待ちいたしております。
(K記)
今度は皆さまの前で、ダイオウグソクムシのごはんタイム
3月29日のつぶやき話でダイオウグソクムシがエサを食べている様子の動画をアップしましたが、皆さま見ていただけましたか?
今度はお客さまにも生でお食事タイムを見てもらおうと思います!
5月17日(土)の「さかなのエサの時間」(15時~)のあとに、引き続きダイオウグソクムシにもごはんをあげる予定にしています。
実は4月19日にもゲリラ開催でやってみたのですが、集まってくれたお客さまはみんな、もう興味津々!
お子様だけでなく、大人のお客さまも最後の最後までじっくりと、食い入るように観察してくれました。
当館のダイオウグソクムシは、皆さまのイメージに反してよくごはんを食べてくれますが、もしかしたら今回は食べてくれない・・・ということもなきにしもあらず。
でも今までの経過からすると、その可能性はかなり少ないです。
おそらくちゃんと皆さまの前でモグモグと食べてくれると思いますので、興味のある方はぜひ今週末の17日(土)にねったいかんに遊びに来てくださいね!
夕方は甘い香りでいやされます(見どころ情報5月9日号)
かわいらしいピンク色のシクンシが咲いています。
つる植物で頭上に咲いているのでうっかり見逃してしまいがちですが、夕方ごろあま~い香りをただよわせるので、
「甘い香りがするけどなんだろう?」
とキョロキョロされる方もいらっしゃいます。
甘い香りがしたら上を見てみましょう!きっとお花が咲いてますよ。
花びらは咲き始めは白ですが、だんだんピンクをおびてきます。
甘い香りといったら、オウソウカという花もとてもよい香りがします。
黄色い花が地味なので、こちらも見逃されることが多いです。
シクンシ同様、オウソウカも上を見るときっと咲いてますよ。ただし地味なのでよく探してくださいね。
他にもカッシアの花やミッキーマウスノキの実、ウツボカズラなど見どころいっぱいです。
ヒマンチュラ・チャオプラヤのお食事シーンを見てみませんか?
毎週土曜日に行う水族館のイベント「さかなのエサのじかん」のなかでも一番盛り上がるのは、巨大淡水エイ、ヒマンチュラ・チャオプラヤのいる池の水そうにごはんをあげるとき。
チャオとチュラ
体盤幅が1mに成長したチャオとチュラが、ガラス面に伸び上がってごはんを食べに来ると、お客様から「わぁー!おっきい!」「食べた、食べた!」と大きな歓声があがります。
パクッ
土曜日以外はエサをあげる時間が決まっていないため、平日だと誰もお客様がいない状態でエサをあげることもしばしば・・・。
たまたま池の水そうのエサの時間に遭遇(そうぐう)できたお客様は、大変喜んでくれます。
一方で、その時間に館内にいたけれど、エサをやっているなんて知らずに見逃す方も・・・。
「それはもったいない!もったいなさすぎる!」
そう思い、今後は池の水そうにエサをあげるときには、館内放送で事前告知をすることにしました!
その日の作業都合によりエサをあげる時間も変わってくるので、ゲリラ開催のようになってしまうのですが、エサをあげる10分前には必ず館内放送を入れます。チャオとチュラのお食事シーンを見たい方は、館内放送を聞き逃さないようにしてくださいね。
熱帯シャクナゲが咲いています(見どころ情報4月21日号)
冷室にて熱帯シャクナゲが咲いています。
日替わりで赤や黄色、オレンジ、白など異なる種類の花がご覧になれます。
冷室にはベゴニアも咲いています。
温室では香りのする花ばなが咲いています。
南国料理でその葉をよく用いられるゲットウの花も咲いています。
他にも、キミノバンジロウや食虫植物ムシトリスミレの花も咲いています。
(4月現在、キミノバンジロウの花は終了しております。)
ヒスイカズラが見ごろを迎えています(見どころ情報4月3日号)
ヒスイカズラが鮮やかな花を咲かせています。(温室)
次から次へツボミが出ているので、しばらく楽しめそうです。
ヒスイカズラのアーチの内側から間近でごらんいただけます。また、カフェからアーチの外側を眺めていただくのもおすすめです。
(4月現在、花は終了しております。)
ヒスイカズラのアーチ 喫茶室からのヒスイカズラ
ヒスイカズラと同じつる性植物で房状に花を咲かせるツンベルギア マイソレンシスも咲いています。(温室)
ヒスイカズラとは対照的に赤と黄色のコントラストが熱帯の花らしいですね。
冷室では大型のラン、カクチョウランが咲いています。
(4月現在、花は終了しております。)
同じラン科のバニラも咲き出しました。
場所によっては実と花が同時に観察できます。
2013年度の入館者数 10万人達成!!
先日、3月29日に2013年度の入館者数が10万人を達成しました!
ねったいかんは1995年の開館以来、10万人を達成したのは2013年度が初めてです。
10万人目のお客様は29日午前中に来館された町田淳さん、蓮くん、慧くんご家族です。
町田さんご家族にはねったいかんの清野友美館長よりチンアナゴ特大ぬいぐるみと横浜・八景島シーパラダイス招待券、国営昭和記念公園レインボープール招待券をプレゼント!
そして、2014年度は開館20周年目をむかえます。
2014年度も多くのお客様におこしいただき、
楽しい時間をすごしていただけるようがんばってまいります。