ディコリサンドラ・ティルシフロラが咲き始めました!(見どころ情報10月23日号)
マレーハウス近くにディコリサンドラ・ティルシフロラが咲き始めました。
ツユクサ科の青い花です。別名ブルージンジャーとも呼ばれます。
ディコリサンドラ・ティルシフロラ
Dichorisandra thyrsiflora
その向かい側にあるミズレンブにはたくさん実がなっています!少し高いところに実がなっているので見上げてみてくださいね。
果実は熟すと赤に変わっていきます。食べ頃になるまではもう少しかかりそうです。
ミズレンブ
Syzygium aqueum
ブリッジの手すりに並べられているのは、ビヨウタコノキの実が落ちたものです。
落ちた実からは甘い香りがするので来館された方は是非、香りも楽しんでくださいね。
でも、食べられませんので注意!
ビヨウタコノキ
Pandanus utilis
冷室には、きれいなバンダが咲いています。ランの仲間です。
バンダ パチャリーデライト
Vanda ‘Patcharee Delight’
さらに進むとフラグミペディウムが咲いています。
こちらも同じくランの仲間です。
ぷっくりしていて可愛らしいですね。
フラグミペディウム
Phragmipedium cv.
メディニラ・スぺキオサが見頃です(見どころ情報9月29日号)
メディニラ・スぺキオサの花と実が見られます。
写真は小さな花を拡大して撮ったものです。花序の色と形からサンゴノボタンとも呼ばれます。
メディニラ・スぺキオサ Medinilla speciosa
ヤスミニフロルムシャクナゲです。ジャスミンのような良い香りがします。
学名のjasminiflorumは「ジャスミンのような花の」という意味です。
ロードデンドロン・ヤスミニフロルム(ヤスミニフロルムシャクナゲ)
Rhododendron jasminiflorum
不思議な葉の形をしています。学名のpalmataは「拳」という意味で、
英名ではsnowflake(雪の結晶)plantという呼び名がついています。
皆さんは何の形に見えますか?
トレヴェシア・パルマタ Trevesia palmata
マレーハウス前のカカオの木に実がなりました!順調に育っています。
大きくなるのが楽しみですね。
カカオ Theobroma cacao
ビワモドキのツボミです。実にも見えますね。咲いたその日のうちにしぼんでしまう儚い(はかない)一日花です。
また一斉には咲かないため、なかなか開花しているところに巡り合えないかもしれません。
ぜひ咲いている姿を見てみたいものですね。
ビワモドキ Dillenia indica
回廊のセイロンライティアの花が咲いています。真っ白で星型のような花が愛らしいですね。
スリランカの高山に自生しているそうです。
セイロンライティア Wrightia antidysenterica
キッズガーデナー第6回目 花壇の配置換えと植え替え
第6回目のキッズガーデナーが9月3日(土)に行われました。
キッズガーデナーの子どもたちは夏休みが終わっても元気いっぱいです!
今回のキッズガーデナーは、カーネーションチームの花壇の配置換えと植え替えを行いました。
実は残念なことに、7月にカーネーションチームの花壇に植えたペチュニアが、
先日の台風の雨の影響で傷んで枯れてしまったのです。
また、花壇の右下は雨だれが落ちて花が傷んでしまうことが判明したので、
これまでの大きな円が一つだった花壇を小さめの円二つにすることで、
雨だれが落ちる場所を避けた花壇に作り直すことにしました。
まず、最初に葉っぱチームも協力して花壇のレンガを外し、花壇内の枯れたペチュニアを抜いていきました。
次に移植ゴテで花壇の土を耕してやわらかくします。
耕し終えたら、花壇の大きさを決めてレンガを埋め込んでいきます。
浅く埋めるとレンガがグラついてしまうので少し深めに埋め込みます。
レンガを埋め込んだ後は花の位置を決めて、いよいよ植え込みです!
そして出来上がった花壇がこちら!!花が少ないので少し寂しいですが可愛らしい花壇ができました。
ペチュニアの代わりに植えたのは「黄花コスモス」「カーネーション」です。秋を感じさせてくれる花ですね。
最後に、先月のキッズガーデナーで種まきした、苗の様子です。
大分、大きくなりました。そろそろ植え替えです。
コスモスにパンジー、ハボタン!これからの生長が楽しみです!
皆さんも秋の花を育ててみてはいかがでしょうか。
(K.H記)
「アジアンリゾート展」はじまりました!
9月になったというのに、まだ暑い日が続きそうですね。
そんな暑い日には、ねったいかんで開催中のアジアのリゾートの展示コーナーがオススメです。
アジアンな音楽や香りに包まれた、アジアのビーチリゾートのような癒しの空間をご用意しました。
置物、水鉢、笠などをおりまぜて、ヤシなどの観葉植物やハイビスカスを使ったアレンジなど、
緑豊かなアジアングリーンの空間でゆったりとした気分を味わってください。
入り口には、色あざやかなサンゴ礁の海を水槽で表現!
会場の中央には「癒しのコテージ」をご用意しました。天蓋を付け、中にソファー席を設置した、
リゾートホテルのラウンジのような空間で、ゆっくりお過しください。
「コテージ」のとなりはプライベートビーチです。ヤシの木とヤシの実、⾙殻、
サンゴの砂浜をデッキチェアーに寝そべって眺めることができます。
もう一つのテーマはサンゴです。サンゴとはどんな生きものか、
サンゴをとりまく生物たちについてDVDとパネルで紹介しています。
毎週火曜、木曜日の午後3時から4時はサンセットタイムを実施中。
リゾートの夕暮れをイメージした空間でくつろぎながら、ハンドバスが体験できます。
9月22日(木) 秋分の日は、「ココヤシの実(缶詰)の試食」もあります。
①午前の部 10時45分~11時45分、②午後の部 1時45分~2時45分
各回先着50名様の定員となっております。
整理券配布は、1回目10時15分、2回目1時15分からとなっております。
10時45分から3時までアジアンティーのサービスも実施します。
いずれも地下ホールで行います。
「アジアンリゾート展」は10月2日(日)まで開催していますので、「ねったいかん」にぜひ遊びに来てくださいね。
(M.I記)
キバナクチナシの花が咲きました(見どころ情報 8月24日号)
キバナクチナシの花が咲きました。日本でよくみられるクチナシの仲間です。
あまい香りも楽しめますよ。
キバナクチナシ Gardenia carinata
サンゴバナもきれいな花を咲かせています。
フラミンゴプランツとも呼ばれ、集まっている花のひとつひとつをよく見ると、フラミンゴのようにも見えます。
サンゴバナ Justicia carnea
オオゴチョウは沖縄の三大名花の一つでもあります。
チョウが群がって舞っているようにも見える花が魅力的です。
オオゴチョウ Caesalpinia pulcherrima
現在サンジャクバナナに実がついています。
まだ緑色をしていますが、これから黄色くなるでしょう。色づいたら食べてみたいですね。
サンジャクバナナ Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’
ココナッツとしても親しまれるココヤシの実も順調に大きくなっています。
ココヤシ(わい性)Cocos nucifera ‘Golden Malay’
植物館の外、自転車置き場奥に植栽されているブーゲンヴィレアが、色鮮やかな花を咲かせています。
とてもきれいですので、こちらもぜひ見に来てくださいね。
ブーゲンヴィレア Bougainvillea cv.
キッズガーデナー第5回目は、花壇の手入れと種まきをしました!
連日暑い日が続いておりますが、いかがおすごしでしょうか。
ねったいかんのキッズガーデナーたちは、夏の暑さにも負けず、とっても元気です!
先日8月6日(土)に第5回目の作業を行いました。もう5回目…、早いものです。
この日に行われたのは、冬花の種まきと前回みんなで作った花壇の手入れです。
まず最初は、種まきです。
ビニールポットに土を入れて、ハボタンとパンジーどちらも種を3粒ずつ。
小さいからなくさないように気をつけて…
最後にそっとジョウロで水をあげました。いきおいよくやると種が流れてしまいますよ…
続いて花壇の手入れです。植えつけて1ヶ月たったので、肥料をあげました。
これを「追肥(ついひ)」といいます。
続いて、花がら取りです。咲き終わった花は、つんであげないと種ができてしまい、株が弱ってしまいます。
マリーゴールドは背が高くなりすぎたので、切りつめました。
暑い中、お疲れ様でした!
作業の後は、おやつタイム。
いつもはおかしを食べながら植物のお話をみんなでするのですが、今回は「チョコっとバナナクイズ」と題して、
簡単なバナナクイズを楽しみました。
では、実際にキッズガーデナーたちに出したクイズを一つご紹介!
みなさんは分かりますか?
問題)森の中にある野生のバナナにはタネがある○か×か?
正解)○
みんなが食べているバナナには種がないけど、それは種のあるバナナから、突然変化して生まれたものなんだ。種がないから食べやすいよね。
最後に、種をまいて10日後のようすは…
上はハボタン、下はパンジーです。
だいぶ、発芽しましたね。パンジーのほうが発芽がおそいです。
大きくなるのが楽しみですね。みんな、また来月、元気な顔を見せてね!
(M記)
ジャワフトモモの実がなりました(見どころ情報 8月13日号)
回廊にあるジャワフトモモに実がなりました。
別名レンブともいい、リンゴと梨を合わせたような味で、爽やかな酸味がします。
もう少し熟したら、試食に出そうと思います。
ジャワフトモモ Syzygium samarangense
同じく回廊にあるプルメリアがきれいな花を咲かせています。
ハワイの伝統的な装飾品のレイの材料として使われ、女性の髪に飾られます。
プルメリア Plumeria rubra cv.
優しいピンク色の花のベゴニア そよ風です。甘い香りがするのでぜひ嗅いでみて下さい。
ベゴニア そよ風 Begonia ‘Soyokaze’
こちらもピンク色をした花でマレーシャクナゲといいます。パステルカラーの花が特徴です。
マレーシャクナゲ(園芸品種)Rhododendron cv.
見た目がかわいらしい実のアメダマノキ。星形の小さな実ですが酸味が強く加工用とされています。
アメダマノキ Phyllanthus acidus
自由研究おたすけノート
8月にはいりました。夏真っ盛り!
ねったいかんの夏は…
まずは、エントランスでお魚たちがお出迎え。今映画で話題のお魚にも会えますよ。
そして、昆虫博!昆虫にふれあえるコーナーは、毎年子供たちに大人気。
日替わりでアトラスオオカブトやクワガタなどにさわれます。
でも…子供たちも遊んでばかりはいられない。
夏休みといえば、宿題や自由研究。
ねったいかんでは、自由研究おたすけノートをご希望の方にお配りしています。
今年のテーマは、魚「くち」! 植物「葉っぱ」!
ノートを持って観察しながら館内をまわると、いつもと違う発見があるかもしれませんね。
観察ポイントにはサイン表示があります。じっくり見て、書いて、そして考えてみましょう。
サザナミフグの歯は何本かな?
いろいろな葉っぱの葉脈も観察してみてください!
葉っぱの形や大きさも観察。
ハート型や三角、細長い、いろいろあります。
ねったいかんで一番大きな葉っぱはヤシ類。だいたい4~5メートル。
逆に一番小さい葉っぱは、ピレア ミクロフィラ。なんと5ミリほどです。
ぜひ、自分の目で確かめに来てください。
ねったいかんの夏休みは遊びも勉強もできて一石二鳥ですよ。
お待ちしています。
(H 記)
水族館担当の横地です!
4月からねったいかんの水族館の担当となりました横地です。
横浜・八景島シーパラダイスからやってきました!
魚の飼育経験は3年で、4年目となる今年の春からは、ねったいかんの飼育担当として心機一転頑張っています。
中学生の頃から学校の水槽の管理をはじめ、大学で海について学び、気付けば水族館の飼育員に。
趣味が仕事になった現在でも、休日に海へ潜りに行ったりすると、たまに遊びに行ったつもりが仕事のようなことをしていたり…。
ねったいかんは八景島と比べて規模は小さいですが、1人で全ての業務をこなすのは初めてなので、やりがいを感じながら日々業務にあたっています。
本当は4月中に皆様へご挨拶したかったのですが、体感水族館に始まり、変ないきもの展、途中いくつかの取材対応などに追われ、気付けば夏休みになっておりました。申し訳ありません。
今後の展示内容については、少しずつマニアックな(珍しい)種類も増やしていく予定です。
現在チンアナゴの水槽にデビューした、『アオスジモンガラ』は少しマニアックな種類で、僕が一番好きなお魚です。
今度ねったいかんに来た際にはぜひ見てみてください。
アオスジモンガラ Xanthichthys caeruleolineatus
また今後のブログでは、水族館の生きものやおもしろい魚の話などアップしていきますので、よろしくお願いします!
Y.K
キッズガーデナー第4回目!花壇完成しました!
7月2日(土)にキッズガーデナーの第4回目が実施されました。
この日に行われたのは、前回作ったレンガの枠組みの中にお花を植えていく作業です。
まず最初に、花壇にお花を植えるための印を付けていきます。
丸い枠の中にタコ糸を張っているのはカーネーションチームです。
みんなで決めた花壇のデザインを見ながらタコ糸を張っていきます。
お隣の葉っぱチームは、丸い花壇の中に二つの丸を書いていきます。二本の支柱にタコ糸を結んでコンパスのようにして印を付けていきます。
印を付け終えたら、花壇にお花を置いてお花を植える位置のチェックです。お花同士の距離や使うお花の数を決めていきます。
植える位置が決まったらお花を植えこんでいきます。
完成した花壇がこちらです!暑い中、みんな頑張って植えてくれました。
ねったいかんにきた際には、ねったいかん入口横の花壇も是非ご覧ください。
今回花壇で使った花の紹介
〇葉っぱチーム
フレンチマリーゴールド‘デュランゴタンジェリン’
ニチニチソウ‘タイタンラベンダーブルー’
アンゲロニア‘セレニータパープル’
〇カーネーションチーム
ペチュニア ‘フラーブルーべイン’(青)
ペチュニア‘カーペットスカイブルー’(薄い青)
ペチュニア 白花
(K.H記)