明日から企画展示「おいしい?水族館」がはじまります!
明日10月25日(土)より、企画展示「おいしい?水族館」がはじまります!
久しぶりの水族館の企画展。7月頭に「サンゴ礁の生き物」が終わったので、3ヶ月半ぶりですね。
今回は、江戸前の魚や、「えっ!?これ食べれるの!?」というようなキモウマ生物などを展示します。
おもしろイベントもありますよ!
①「おいしい試食」体験
期間中の土日祝日には、日替わりで魚介類や水産加工品の試食体験ができます。先着50名様なので、食べたい方は早い時間にねったいかんに遊びにきてくださいね。
さてさて、初日25日の試食の予定は・・・
キャビアです!!!ひゃ~、ゴージャス~!!!
ただキャビアを食べるだけではなく、食べ比べします。
ちゃんとしたキャビアと、キャビアの偽物であるランプフィッシュキャビアです。
キャビアはチョウザメの卵、偽物はランプフィッシュというダンゴウオの仲間の卵を黒くキャビアっぽく着色したものです。
もちろん偽物は安くて、本物のキャビアの10分の1程度の値段で買えます。
さぁ、みなさんは本物と偽物、どっちがどっちかわかるかな~?
②ガラ・ルファの足湯体験
春休み企画展と開館記念イベントで大好評だった「ガラ・ルファの足湯コーナー」が帰ってきます!
こちらも土日祝日限定で、体験できる時間も決まっているのでご注意くださいね。
10時30分から12時30分と、14時から16時30分の間に実施、10分交代制です。
整理券を配布してのご案内となりますので、体験したい方は2F企画展示室で整理券を受け取ってくださいね。
おさかなさんにもおいしい思いをさせてあげましょう~!
それでは皆さま、お待ちしてます!!!
11月のダイオウグソクムシのエサやり日程
11月のダイオウグソクムシのエサやりは、11月15日(土)に行います。
さてさて、9月のエサやりではエサを食べなかった、ねったいかんのダイオウグソクムシ。
10月は11日にエサやりをしましたが・・・
ちゃんと食べました!!!
よかった~。
「食べなかったらどうしよう・・・」
と直前まで私もドキドキしていたのですが、
けっこうあっさりとエサのアジの切り身をモグモグし始めて、拍子抜け。
ちゃんと食欲あるようでよかったです。
11月もきっとちゃんと食べてくれるはず!
興味ある方はぜひ11月15日にお越し下さい。
いつものように15時からの「さかなのエサのじかん」のあと、15時半ごろから行います。
祝!つぶやき話100話目!
2011年6月よりスタートしました、水族館担当のつぶやき話。
今回がなんと!記念すべき100話目となります!(たぶん)
パンパカパーン!
100話目・・・何について書こうかな~とねったいかんスタッフの方々とお話していたら、
「自分自身のこと書いてみたら?」ということに。
そういえば、生き物のことは書いてきたけど、水族館の仕事のことはあまり書いていないなー。
ということで、100話目にして自己紹介です(笑)。
ちょっと長いですが、お付き合いいただけるとうれしいです。
私、名前は井原美香といいまして、2006年4月に横浜・八景島シーパラダイスに入社しました。
約3年半はシーパラでイルカやアシカのショーのお姉さんをしていましたが、その後、魚チームに異動(いどう)になり、
八景島の魚たちを1年お世話したあとに、このねったいかんの担当になりました。
ねったいかん勤務も早4年・・・。
てことは年齢は・・・?ここは皆さまのご想像におまかせしましょう。
いや~大変なこともあるけど、自由に楽しくやらせていただいてます。
「ダルちゃんととっても仲良し」
髪の毛がショートカットで一時期刈り上げヘアーをしていました。
そのため、話しかけられるときは9割がた「お兄さん」だった時代も・・・。
「これでも伸びてる時期です。」
さてさて、私のお仕事の一日の流れはといいますと・・・
朝9時ごろ出社、10時の開館までに照明をつけたり、生き物や水そう機器に異常がないか開館点検をします。
水そうが汚れていたらお掃除も。
開館後はエサを溶かして(鮮度保持および寄生虫対策のため冷凍してあります)、エサの準備ができたらエサやりをします。
日中はその他、新しい生物を購入する手配をしたり、新しい生物を水そうに入れたり、
展示変更の準備をしたり、水そうのメンテナンスをしたり・・・。
そして、飼育係といえ、パソコン業務もけっこうありますよー。
「意外!」と言われることが多いですが、色々と書類や展示物を作ったり。
夕方には閉館点検をして、照明を消して、一日の業務は終了~。
こうやって見てるとけっこうゆとりがありそうですか?
いやいや、ねったいかんの水族館は一人で管理をしているので、2階展示室の展示が水族館担当の時期になるともう大変。
上記作業に加えて、展示の準備(展示案を作成して、予算配分して、水そうを設置して、生物の手配や仕入れをして、
パネル作って・・・などなど)やイベント対応、片付けも入ってくると、てんてこ舞いです。
重いものも運ぶので、筋肉ムキムキです。(笑)
「250Lの海水を運んでいます。重い~!」
大変とはいえ、ねったいかんは常連のお客さまが多く、またお客さまとの距離も近いので働いていてとても楽しいです!
生き物を見て、さわって、目をキラキラさせて喜んでくれてる姿を見ると、なんとも言えない幸せな気分になります。
そしてスタッフはみんな仲良し。楽しいですよー。
お客様からはよくこんなこと聞かれます。
・休館日には生き物たちはどうしているのですか?
→休館日でも水族館、植栽担当スタッフは出勤しています。エサやりなどに加え、大がかりな作業(水そうメンテナンスや植栽の方は植物の剪定作業など)をしていることが多いです。
・たまに八景島シーパラダイスの制服を着た人がいますが?
→私がお休みの日は、八景島のお魚チームの人が私のかわりにねったいかんのお魚たちの面倒をみてくれています。
ちなみに、私は音楽とドライブとお酒が大好きです!休みの日はライブやドライブ、飲みに行くことが多いかも。
・水族館の飼育係になるにはどうしたらいいですか?
→特に必要な資格とかはありませんが、生物系の学校(専門学校や大学)を出ている人が多いです。
私は北海道大学の水産学部を出ています。
泳力テストをすることもありますが、何より大切なのは、熱意と人柄です。
飼育係とはいえ、お客さまに生き物のことを解説するなど、接客業としての要素も多いです。
また、チームとして働くので、人とのコミュニケーション能力はけっこう大事。
お魚のことをどんなに詳しく知っていても、人と上手にお話、お付き合いできなければ飼育係としては適していないのですねー。
そうそう、運も大事なんですよ。自分が卒業するときに、ちょうど水族館の募集がかかっていればいいのですが、毎年必ず募集するという業種でもないので、運もとっても大事になってきます。
さてさて、ねったいかんで働いていると、遊びに来てくれるお子様の成長が見えるのも楽しみのひとつです。
「あ、いつものお姉さんだ!」と声をかけてもらえるのもとってもうれしいです。
そんなこんなでねったいかんで楽しく働かせていただいております。
これからも皆さまに、色々な生き物を通して笑顔になってもらえるように頑張りますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!!
今後のダイオウグソクムシのエサやりの日程について
すっかり秋らしくなりましたね。
芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・そして食欲の秋。
なのですが、9月20日(土)におこなったダイオウグソクムシのエサやりでは、なんと、ねったいかんでは初めて、
ダイオウグソクムシくん(ちゃん?)、エサを食べてくれませんでした・・・。
今まではずっと私がエサをあげていたのですが、20日は私がお休みだったので、
違うスタッフさんにお願いしてエサをあげてもらいました。
食べたかな~と思って聞いてみると、「食べてくれませんでした・・・」と報告が。
うーん、コツでもあるんだろうか。
今までは毎月第3土曜日と決めてダイオウグソクムシのエサやりをしていたのですが、
今後は私の仕事のスケジュールと照らし合わせてみると、第3土曜日だと予定が合わない日がぽろぽろと。
ですので、10月以降は「第3土曜日」というわけではなく、
仕事のスケジュールにあわせて「この日にやりますよ!」と事前に発信してエサやりをしようと考えています。
ややこしくてすみません。
次回10月のエサやりは・・・
10月11日(土)に行います。
時間は今までと同じように、「さかなのエサのじかん」のあと、15時30分頃から。
さて、食べてくれるかな~。
私もちょっとドキドキします・・・。
クラゲとオトメハゼのパクパク動画
さて、自由研究お助けノートのお魚たちのパクパク動画も、今回が最終回。
カラージェリーフィッシュとオトメハゼの2つを紹介します。
まずはクラゲ、カラージェリーフィッシュのエサやりシーン。
カラージェリーフィッシュは口腕でエサをつかまえます。
口腕とは脚のように伸びた部分のことで、エサを吸い込む口もついていて、つかまえたエサをそこから食べます。
ねったいかんでは小さな生きたプランクトン(オレンジ色のもの)をスポイトで口腕にそっと吹きかけてあげています。
カラージェリーはこのようにエサを捕らえて食べますが、クラゲの種類によって食べるエサやエサの捕まえ方は様々です。
続いてオトメハゼ。
オトメハゼは、砂の中に落ちているエサを砂ごと口に入れ、エラで砂をこし取り、いらない砂をエラ穴から出してエサだけ飲み込みます。
「砂を食べてる!」と驚かれるお客様も多いですが、ちゃんと砂は出しているのでご安心ください。
さてさて、これでだいぶ自由研究のヒントになったでしょうか?
魚のえさの食べ方をもっと知りたい!と興味を持った方は、ぜひほかのいろんな生き物についても調べてみて下さいね。
ハナイカやオジサン、フリソデエビ、クリオネ、カエルアンコウなんかも面白いエサの食べ方をしますよ。
これからも機会があれば、生き物のおもしろ動画を撮って配信していこうと思いますので、お楽しみに~。
テッポウウオとガラ・ルファのパクパク動画
前回に引き続き、お魚のパクパク動画配信します!
今回はテッポウウオとガラ・ルファの動画です。
まずはテッポウウオ。
テッポウウオは、陸上の葉っぱに止まっている虫に向かって、口から水鉄砲を吹いて打ち落として食べます。水鉄砲が得意なので名前に「テッポウ」がついているのですね。テッポウウオはジャンプも得意。水族館では、ガラスにエサを貼り付けるとそれに向かって水鉄砲を吹いて、お客様を楽しませてくれます。
続いてガラ・ルファ。
ガラ・ルファは雑食性の魚で、何でも食べます。なんと人間の古くなった皮ふ(角質)も食べてくれます。
その性質を利用して皮膚病の治療などに役立てられることから「ドクターフィッシュ」という名前もついています。
自然界では岩についたコケなんかも食べています。
さて、残るはクラゲ(カラージェリーフィッシュ)とオトメハゼ。
お楽しみに!
お助け!自由研究
お盆も過ぎて、夏休みもそろそろ終わりが見えてきましたね~。
子供たちは、そろそろ終わっていない宿題のことが頭をよぎる頃でしょうか。
私は夏休みの宿題はできるだけ早く終わらせてしまうタイプでした。
ほとんどの宿題は7月中に終わらせてたかな~。
そんな私でも手こずっていたのは読書感想文や自由研究など・・・。ネタがなかなか決まらないんですよね・・・。
「まだ自由研究が終わってないよ~!」というお子様のために、ねったいかんで8月16日から「自由研究お助けノート」というものを無料で配布することにしました。
低学年向け、高学年向けの2タイプをご用意。
中身は水族館編、植物編、昆虫編の3つ。
好きなネタを選んで自由研究に活かしてね、という内容になっています。
ちなみに水族館ネタは、低学年バージョンが「さかなのからだのかたち」、高学年バージョンが「いろいろな魚のえさのとり方」です。
「いろいろな魚のえさのとり方」はこちらからご覧になれます。
魚によってからだの形もエサの食べ方も様々。魚たちの目や鼻、口はどこ?どんなヒレがどこについているの?どうやってどんなエサをたべるの?
それをねったいかんの生き物をじっくり観察することで自由研究に役立ててもらえればと思います。
でもエサの食べ方はなかなかタイミングが合わず見れないよー・・・。
そんなお客さまのために、高学年向け「いろいろな魚のえさのとり方」については、本日8月21日より順次動画をHPで発信していきます!
まずは話題の深海生物「ダイオウグソクムシ」のお食事シーン。
ねったいかんではアジの切り身を月に一度(第3土曜日)に与えています。自然界では深海に落ちてきたものを何でも食べてしまいます。ときには大きなクジラの死骸に群がることも。海底に落ちてきたものをきれいに食べつくしてくれることから、「海の掃除屋」と呼ばれています。
続いて淡水エイ、ヒマンチュラ・チャオプラヤ。
エイの口は裏側にあります。ねったいかんのヒマンチュラ・チャオプラヤにはサバやアジの切り身を与えていて、ガラス面に伸び上がってエサをおねだりしてきます。
エサを落としてあげると、上手にガラス面にはさんでエサを吸い込んで食べます。
自然界では底生のエビやカニ、貝などを探して食べています。
本日はこの2種類。明日以降、その他4種類の動画も順にアップしていきますね!
お楽しみに~☆
今月も8月16日にやりますよ~!
直前の告知になってしまってゴメンナサイ!
8月もダイオウグソクムシにエサをあげる日が近づいてまいりました。
実施予定日は8月16日土曜日。
今までと同じように、15時からはじまる「さかなのエサのじかん」のあとに、ダイオウグソクムシにもエサをあげようと思います。
お盆ですので、たまたま東京付近に遊びに来ているダイオウグソクムシファンの方々!必見です!
今回もきっと元気にモグモグモグ・・・とごはんを食べてくれると思いますので、ぜひ16日(土)に遊びにきてくださいね!
夏休み企画展「ふれあいねったいかん」も引き続き、大好評実施中ですよ~。
ヤドカリにハマってます②
ちょっと間があいてしまいましたが、ヤドカリの魅惑的な姿を前回に引き続き紹介します!
今回紹介するのは3種類のヤドカリ。
まずはツマキヨコバサミ。
ちょっと写真がボケボケですが、第一触角、第二触角ともに濃いオレンジ色してますね~。
そしてあしの先が赤~白~青の見事なグラデーションです。
続いてイモガイヨコバサミ。
キレイ、というか奇抜な模様をしていますね。なんだか昆虫のようといいますか・・・。
ちなみに第二触角もちゃんとシマシマ模様しているんですよ!
そして眼には白いつぶつぶ模様があり、キラキラと輝いた眼をしています。
最後はイソヨコバサミ。
第二触角がきれいな青色していますね。第一触角の先端もきれいなオレンジです。
ちなみにコチラの写真もイソヨコバサミ。
あれ!?変なとこから顔が出てるよ~(笑)
以上、ねったいかんのヤドカリ観察コーナーの魅惑的なヤドカリたちでした。
ヤドカリにハマってます
前回のつぶやき話でもご紹介した、ヤドカリ観察コーナー。
ワタクシ、この頃ヤドカリの魅力にハマっております・・・。
いやぁ、よく見るとヤドカリたちは非常にきれいな色彩をしているんですよ。
足ももちろん特徴的ですが、触角や眼の柄の部分もよくみると魅力的です。
いろんなヤドカリのアップ写真を紹介していきますので、ぜひ触角や眼の柄の部分あたりをよーく見てみて下さいね。
写真を紹介する前に、ヤドカリさんの触角の名前について。
第一触角 と 第二触角 があります。
第一触角は眼の間の短い触角、第二触角は眼の横の長い触角です。
それではヤドカリの写真を見て行きましょう。
まずはツマジロサンゴヤドカリ。
眼の間の短い触角(第一触角)が青と赤の2色。
そして眼の横の長い触角(第二触角)が薄いオレンジ色してますねー。
そして眼の柄の部分がピンク色!カワイイ!!!
次はスベスベサンゴヤドカリ。
こちらは眼の柄の部分と第一触角が水色とオレンジの2色できれいですね。
第二触角はオレンジ。そして、なんと眼が水色!キレイ!
足の模様もきれいなユビワサンゴヤドカリはというと・・・
第一触角、第二触角ともにオレンジ色をしていて、眼は柄の部分も含めて全部水色をしています。こりゃまたキレイ。
セグロサンゴヤドカリも見てみましょう。
第一触角、第二触角ともにオレンジ。これはユビワサンゴヤドカリと同じですね。
眼を見てみると、柄の部分がオレンジ色で、先端の眼が濃いブルーです。
いかがでしたか?皆さまにも色とりどりなヤドカリの魅力が伝わったでしょうか・・・?
次回はヨコバサミ3種のアップ写真も紹介しようと思います。お楽しみに。