いきもの動画第3弾『ごはんを食べるのが下手!?なロッキー』
みなさん、こんにちは!
ねったいかんは休館中ですが、生きもの達は毎日とっても元気です!
生きもの動画は、本日第3弾をお届けします。
水族館の生きものたちの中でも実はかなりファンが多い、ジーベンロックナガクビガメのロッキー。
水槽に顔を近づけると、近寄ってきてくれたり、
水槽の外から指をなぞると、指先を追ってきてくれたり
とっても人懐っこくて可愛い子です✨
可愛い顔してるでしょ?🥰
本日はそんなロッキーのごはんの時間を撮影しました!
水族館の担当いわく、ご飯を食べるのがとても下手らしいロッキー。
どう下手なんだろう・・・?
うん、ほとんど出てましたね!!
ご飯の食べかた練習しないとだね!ロッキー!!
You Tubeのねったいかんチャンネルでは過去の動画もみることができます!
ねったいかんチャンネルを是非登録してね⭐
それでは、また次回の生き物動画をお楽しみに~🌺
いきもの動画第2弾『チンアナゴ撮影中に起きたエキストラの暴走⁉️』
みなさん、こんにちは!
ねったいかんは休館中ですが、生きもの達は毎日とっても元気です!
休館中でも皆様に、当館の生きもの達の元気な様子をお届けできるよう始めた生きもの動画。
本日、第2弾をお届けします!
先日、普段なかなか見ることが出来ない、チンアナゴが砂に潜る瞬間を動画に収めようと奮闘しました。
まずはテイク1
予定通りチンアナゴが砂に潜っていったのですが…
その時の動画をごらんください。
そんなことありますか‼️
まさかのお邪魔虫が!
しかも一番録りたかった砂に入りきる瞬間で⁉️
彼の名はオビテンスモドキ(幼魚)
ドラゴンラスという異名をもつほどの、変わった容姿の役者さんです。
魚界広しといえどもドラゴンの名を
語る者は数少ない。
とはいえ
あくまでも今回の役柄は
他の役者たちと同じく主役を引き立てるにぎやかしです。
主演のチンアナゴはちゃんと役目を果たしたのに🐽
ということで気をとりなおして。
そんな役はいらないんだよ~という監督の激が飛ぶなか
テイク2を撮影いたしましたのでご覧ください。
えぇ~⁉️
ウソでしょ~‼️
確実にいってます❗️
まぐれじゃなかった…
主役の座を狙っていたのかどうなのか、エキストラ役のオビテンスモドキがとった行動の謎が解き明かされる日は来るのか・・・
たくさんの生きものたちが暮らすねったいかんの水槽では、
日々新しい発見があります。
今回はチンアナゴ撮影中に起きたエキストラ役の暴走?についてお送りしました😅
これからも楽しい動画を発信していきたいと思います!
以上でした。
トラザメ産卵しました!
深海水槽で飼育している50cmほどの小さなサメ、トラザメ。
以前からトラザメの成体と卵の殻は展示していましたが、
今回は産卵シーンの撮影に成功しました!
貴重な産卵シーンはこちら。
卵の四隅から蔓(つる)が伸びていて、岩や海藻に絡みつけて固定します。
卵の孵化までは約10か月程度。
いずれは赤ちゃんも展示できたらいいなと思っています。
ギョギョッ!あの人がやって来た!
ねったいかんにあの人が来てくれました!
ギョギョッ!!さかなクンでギョざいます。
実は、千葉県館山市の定置網に入った2匹のイシガキフグを「お客様にギョ覧いただいてください!」と、
わざわざ運んできてくださったのです。
2015年12月にテレビ番組のロケで来られて以来、約3年ぶりのご来館です。
前回は、撮影のためにあまりご覧いただけなかった水族館を、
東京海洋大学出身の私がご案内しました。
一つ一つの魚に大興奮で写真や動画を撮られていました。
この時の様子は、さかなクンが「さかなクン&プクプク」に
動画をアップしているので、ぜひ見てください。
それにしても、さかなクンに「すギョくマニアックですね~」と言われてしまう私って・・・
前回のロケで取り上げていただいた「チャオ」とも久々のギョ対面。
テレビ局での打合せの時間が迫って来て、名残惜しそうに出発されました。
イシガキフグの「ボウちゃん」「ソウちゃん」(命名さかなクン)は、
さかなクンが描いてくれたイラストとともに、10日頃から展示する予定です。
お楽しみに!!
なかよし
急に涼しくなって皆さんも最近眠いという方も多いのではないでしょうか。
生きもの達も日が短くなり、早寝のようです。
今日5時30分頃館内の見回りをしていたら、温室の池水そうで
ヒマンチュラチャオプラヤとボルネオカワガメが仲良く休んでいました。
自然の中ではこんな姿があるのかは分かりませんが、
同じ水そうにすんでいる仲間として、お互い安心しきっている様子でした。
ボルネオカワガメは目を閉じると、まぶたが真っ白で、
まるで白目のようですね。
もしかすると、夕方にねったいかんに来ると2匹の仲が良い姿が見られるかもしれません。
ぷくぷくフグ展が始まっています!
5月26日(土)から、「ぷくぷくフグ展」がスタートしました!
2階の企画展示室正面にはハリセンボンの仲間の水槽があります。
カリブ海にいるストライプトバーフィッシュは、
今まで見た事がない、という人もいると思います。
でも、私のお気に入りはヤセハリセンボン。
名前の通りハリセンボンより細くて、体の色が青っぽいのが特徴です。
実は、日本の水族館で展示したのは初めてかもしれない、というくらい”レア”なお魚なんです。
ある日、開館前に水槽を点検していると、「ヤセハリセンボンが膨らんでいる!!」
何が気に入らなかったのかわかりませんが、
まん丸に膨らんで針を立てていましたが、そのうち落ち着いて元の姿に戻っていきました。
お客様に人気なのは、ハコフグの仲間たち。
2本ツノのコンゴウフグやテングハコフグ、UFOみたいに泳ぐラクダハコフグなどが、
口をとがらせヒレをパタパタ動かして泳ぐ姿は「可愛い!」 の一言。
その他にも大きなトラフグや、世界最小のフグ「アベニーパファー」、
犬のような顔のコクテンフグなど25種類のフグの仲間たちを展示しています。
ぷくぷくフグ展は7月1日まで開催していますので、ぜひ遊びに来てくださいね!
体感水族館が今年も始まりました!
3月13日(火)から、春休み企画展「体感水族館」がスタートしました!
この企画展示では名前の通り、
水族館のいきもの達と触れ合うことができます。
通常触れない生きもの達に触れるとあって、
2階の企画展示室はたくさんのお客様で賑わっております。
展示室正面には「クリオネ」のコーナー。
「流氷の妖精」とも呼ばれる、翼のような手を動かして
泳ぐ姿は、なんてかわいらしい!ぜひ、見に来て下さい。
クリオネがすむ流氷の海を手で体感できるコーナーもあります。
ぜひ手を入れてみてください。
裏側には標本のコーナーもあります。
どんなさわり心地かな?
生き物のタッチコーナーでは、期間中毎日
ヒトデ、ナマコ、クラゲ、ビルマムツアシガメの「ムッちゃん」に触れます!
そして毎年恒例となった「ガラ・ルファの足湯コーナー」。
今年も大人気な様子で、休日は混み合いますのでお早めに!
そして大人気の土日祝日限定イベントでは、今年は「ウミグモ」に触ることができます。
その他にもイガグリガニ、ヌタウナギ、オオグソクムシに触れるということで、長~い列ができます。
平日2:00~2:30と土・日・祝日11:00~11:30にはサメ・タコ・エイも触れます。
その他にも、魚の漢字読みあてコーナーやチンアナゴの顔出しパネルなどもあります!
来て、見て、触って楽しめるイベント盛りだくさんの企画展。
しかも入館料のみでイベントの参加は無料!
4月8日まで開催していますので、ぜひ遊びに来てくださいね!
タカアシガニが脱皮しました
6月2日、深海水槽のタカアシガニが脱皮しました。
朝、出勤して各水槽を点検していると深海水槽の隅で
脱皮を始めているタカアシガニに気づきました。
脱皮中のタカアシガニ
昆虫や甲殻類などの節足動物は、成長につれて脱皮を繰り返します。
体の外側の固い殻で身を守っているのですが、
この殻は成長に合わせて大きくなることはありません。
そこで、成長するためには新しい殻を作って古い殻を脱ぎ捨てるのです。
実は脱皮はカニにとっては命がけの大作業なのです。
タカアシガニのように大型の甲殻類では、
完全に脱皮するまで6時間もかかる事があるそうです。
殻の後ろが横に割れて、そこから体を二つ折りにしたような姿勢で
後ろに抜け出るのですが、途中で引っかかってしまい脱皮できず
死んでしまう事もあります。
また、古い殻の内側に新しい外皮ができてから脱皮するのですが、
脱皮後しばらくは皮が柔らかくて、敵に狙われやすいのです。
今回も、同じ水槽にいたトラザメたちが怪しい動きを始めたので、
慌てて別の水槽に移しました。
左:脱皮したタカアシガニ 右:脱皮殻
ねったいかんのタカアシガニは何とか無事に脱皮を終えることができました。
脱皮後は、水分を吸収して体を膨らませ、殻が固くなるのをじっと待ちます。
こちらは夕方17時に撮影した写真です。
右の古い殻に比べ、ずいぶん大きくなっているのがわかると思います。
一回り大きく成長したタカアシガニを、ぜひ見に来てくださいね。
クロワさんの死亡
11月7日(月)に、「クロワさん」の愛称で親しまれてきた
ダイオウグソクムシが死亡いたしました。
ねったいかんにやってきたのが2013年10月23日。
当時の特別展示「冷たい海の生き物」に合わせ当館にやってきました。
死亡時の全長は26.8cm、重量560gでした。
11月7日に死亡原因特定のため解剖を行った結果、
遊泳肢と呼ばれる泳ぐためのひれ状の一部に、黒く壊死した部分が確認できました。
体内の内臓や筋肉に損傷や痩せた箇所は見られず、非常にきれいな状態でした。
経過としては、10月20日より水槽内でひっくり返ることが多く観察されるようになったので、
水槽内に擬岩(ニセモノの石)のシェルターを入れ、落ち着けるように展示を改善いたしました。
その時より、遊泳肢の壊死が一部に認められた状態で、
ゆっくりと回復してほしいと願っていましたが、残念な結果となりました。
企画展示「体感水族館」での深海生物タッチは、特にお客様から人気がありました。
また「クロワさん」という素敵な名前をお客様につけていただき、
ねったいかんの人気者だったため大変残念です。
「クロワさん」を可愛がってくれた皆様、本当にありがとうございました。
皆さまと共に、ねったいかんスタッフ一同、
「クロワさん」が天国でも楽しくゆったりと暮らしていけることを願っております。
水族館担当の横地です!
4月からねったいかんの水族館の担当となりました横地です。
横浜・八景島シーパラダイスからやってきました!
魚の飼育経験は3年で、4年目となる今年の春からは、ねったいかんの飼育担当として心機一転頑張っています。
中学生の頃から学校の水槽の管理をはじめ、大学で海について学び、気付けば水族館の飼育員に。
趣味が仕事になった現在でも、休日に海へ潜りに行ったりすると、たまに遊びに行ったつもりが仕事のようなことをしていたり…。
ねったいかんは八景島と比べて規模は小さいですが、1人で全ての業務をこなすのは初めてなので、やりがいを感じながら日々業務にあたっています。
本当は4月中に皆様へご挨拶したかったのですが、体感水族館に始まり、変ないきもの展、途中いくつかの取材対応などに追われ、気付けば夏休みになっておりました。申し訳ありません。
今後の展示内容については、少しずつマニアックな(珍しい)種類も増やしていく予定です。
現在チンアナゴの水槽にデビューした、『アオスジモンガラ』は少しマニアックな種類で、僕が一番好きなお魚です。
今度ねったいかんに来た際にはぜひ見てみてください。
アオスジモンガラ Xanthichthys caeruleolineatus
また今後のブログでは、水族館の生きものやおもしろい魚の話などアップしていきますので、よろしくお願いします!
Y.K