ケープペンギンがやってくる!
来たる 2011年6月25日(土)、ここ熱帯環境植物館にケープペンギンがやってきます!!!
横浜・八景島シーパラダイスからケープペンギンが遊びに来て、
みなさんの前を可愛らしくよちよちと歩きます。
また、横浜・八景島シーパラダイスのスタッフからペンギンにまつわるさまざまなお話を聞くことも!
1日限りのこのイベント、毎回大変好評をいただいております。
このイベントを開催するたびに、
「かわいいー!」
「さわりたーい!」
「お家で飼いたーい!」
などなど、さまざまなお声を頂戴するのですが、
「ペンギンをこんな暑いところに連れてきて大丈夫なの?」とおっしゃるお客様もちらほら・・・
じつは・・・大丈夫なんです!全然平気です!!
ペンギンというと、「寒いところ(南極)に生息する生き物」というイメージをお持ちの方も多いのですが、
約18種類いるペンギンの中で、南極に生息するのはごくわずか。
さらにケープペンギンは、名前からもわかるとおり、南アフリカのケープタウン、
つまり温暖な地域に生息しています。ですので、日本の屋外でも飼育することができるのです。
ペンギンはとてもするどいくちばしを持っているため触ることはできませんが、
柵ごしではなく、生で間近にペンギンを見ることができます。
みなさま、このチャンスをお見逃しなく!
自己紹介
植物担当者のこぼれ話につづき、「水族館ニュース」改め、「水族館担当者のつぶやき話」スタートです!
このコーナーでは、ねったいかんの魚や、さまざまな生き物のお世話をしている私が、
みなさまにぜひ見ていただきたいポイントや、ちょっと気になること、
その他日々水槽の中で繰り広げられているできごとについて、ご紹介していきたいと思います。
第1回目は、まず、私の自己紹介から!
私は今、飼育係6年目。
はじめから熱帯環境植物館の水族館担当をしていたわけではなく、
最初の3年半は、横浜・八景島シーパラダイスでイルカたちのショーを担当していました。
その後1年間、魚類チームで働き、昨年9月からここ、
熱帯環境植物館の水族館の担当をすることになりました。
じつは、熱帯環境植物館の水族館は横浜・八景島シーパラダイスが管理をしているのです。
ところで、熱帯環境植物館には、海にすんでいる生物がたくさん展示されていますが、
かれらの水槽の海水はどこからやってくると思いますか?
東京湾から長いパイプを使って引っ張ってきている?
それとも、私が真水と塩を混ぜて作っている?
正解は・・・ 「横浜・八景島シーパラダイスからトラックで運ばれてくる」 です!
週に一度、横浜・八景島シーパラダイスにあるきれいな海水を、
1トンの容器に入れてトラックに積んで運んでいるのです。
それを熱帯環境植物館の貯水タンク(3トン)に移しかえ、使用しているんです。
まだまだ飼育経験の浅い私ですが、みなさまに楽しんでいただける施設になるよう、
日々頑張っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!