キッズガーデナー第7回目「土のリサイクル」
あっという間に10月も終わり。
10月といえば、ハロウィン。
ねったいかんでもカボチャでみな様をお出迎えしていました。
そして、10月のキッズガーデナーは7回目。
後半にはいり、みんなも仲良くなってワキアイアイ!!!
元気いっぱい!!!
当日は雨予報だったので、屋根の下での作業。
今回は私たちにとって、とても大切な土の再生です。
一度植物を育てた土はそのままでは使えないので、再利用するための作業。
第一段階。
荒目のふるいにかけて古い根やゴミを取り除き、大粒を分けます。ミミズがいたら別にします。
「ワ~ワ~、キャ~キャ~」はじめはミミズにさわれなかった子たちも終わる頃には大丈夫になりました。
第二段階。
細かめのふるいに第一段階でふるった土をかけ、小粒と細かい微塵とに分けます。
細かい粒子の微塵は目詰まりの原因にもなるのでよけるのです。
こうしてふるい分けられた小粒の土を再利用。
本来ならば真夏の暑い日差しで殺菌しますが、今回はそのまま石灰、腐葉土、肥料を混ぜ込みました。
私たちは普段この混ぜ込む作業はスコップを使用しますが、
みんなは「スコップなんていらなーい」と手で混ぜ混ぜ。
「今までで一番たのし~い!」の声があがりました。
さすがはキッズガーデナー!たのもしい。
…それともうひとつ。
作業の前にお話。カーネーションチームの花壇に雨だれが落ち、場所をずらして作り直しをしたのが先月。
これで問題解決!!!…と思いきや、今度は落ちた雨だれによる泥ハネが苗にあたり、
それが原因で枯れてしまうことがわかりました。
キッズガーデナー1年目。想定外のことが次々と起こります。
どうするべきか考えた結果、防草シートを敷きその上に石をまいてみるという、苦肉の策。
効果は絶大で、泥はねによる被害はなくなりました。
さて、お次はどんなことが起こるでしょうか…???
(Hg記)
ディコリサンドラ・ティルシフロラが咲き始めました!(見どころ情報10月23日号)
マレーハウス近くにディコリサンドラ・ティルシフロラが咲き始めました。
ツユクサ科の青い花です。別名ブルージンジャーとも呼ばれます。
ディコリサンドラ・ティルシフロラ
Dichorisandra thyrsiflora
その向かい側にあるミズレンブにはたくさん実がなっています!少し高いところに実がなっているので見上げてみてくださいね。
果実は熟すと赤に変わっていきます。食べ頃になるまではもう少しかかりそうです。
ミズレンブ
Syzygium aqueum
ブリッジの手すりに並べられているのは、ビヨウタコノキの実が落ちたものです。
落ちた実からは甘い香りがするので来館された方は是非、香りも楽しんでくださいね。
でも、食べられませんので注意!
ビヨウタコノキ
Pandanus utilis
冷室には、きれいなバンダが咲いています。ランの仲間です。
バンダ パチャリーデライト
Vanda ‘Patcharee Delight’
さらに進むとフラグミペディウムが咲いています。
こちらも同じくランの仲間です。
ぷっくりしていて可愛らしいですね。
フラグミペディウム
Phragmipedium cv.