小鳥の巣箱を取り付けました

今月中旬、園内の樹木に、小鳥の巣箱を取り付けました。
職人さんたちの作業をみまもるのはアメリカ山徳育こども園の園児さんたち。

実はこの巣箱は今年卒園する園児さんたちが色を塗って仕上げてくれたものなのです。
とってもカラフルで楽しいおうちなので、小鳥たちもきっと気に入ってくれそうですね。このサイズの巣箱だと、シジュウカラあたりが営巣してくれるのではないかと目論んでおります。シジュウカラが子育てをしてくれれば、育児のために多くの食事が必要になります。暖かくなると葉を食害する昆虫などをたくさん採ってくれるので、アメリカ山公園のような農薬を使用しない公園では野鳥の力が不可欠です。

どんな小鳥たちがやってきて、どんな鳴き声をきかせてくれるのか、いまからとっても楽しみです!

《そなえパークの日 in アメリカ山公園》減災クイズにチャレンジ!

東日本大震災から13年、さらに今年は年明け初日に能登半島を大地震が襲い、
震災への備えの大切さを身をもって感じている年となりました。
アメリカ山公園では皆様の防災意識を高めていただくために
減災クイズを建物3階の管理事務所側の壁面に掲示しています。
クイズは全部で5問。
答えは通路に掲示してあります。

開園中いつでもご覧いただけますので、イザというときのための知識を確認してみてはいかがでしょう。

早春の花だより

3月といえばもう春ですが、今日はとりわけ寒さが厳しく朝は雪模様。
その後雨になってやがて止むと、濡れた地面を覆うようにピンクのマーガレット’さくらベール’(Argyranthemum frutescens’Sakura Veil’)が咲き誇っていました。
咲きはじめは花弁が白ですが、咲き進むうちにピンクに変化します。
1株の中で白から濃いピンクのグラデーションが楽しめます。
ジンチョウゲ’信濃錦’(Daphne odora ‘Shinano-nishiki’ )は間もなく見ごろが終了します。
湿り気を帯びた空気に良い香りが漂います。

香りを楽しむハーブといえばローズマリー(Salvia rosmarinus)
とげとげの葉と紫色の小さな花に覆われた枝を勢いよく伸ばしています。晴れた日はみつばちが蜜を集めに来ていますよ!

お日様色のスイセン’ティタティタ’(Narcissus cyclamineus ’Tete a tete’)も咲き始めました。
週末はお天気も回復するとのこと、お散歩の際には早春の花たちにご注目ください。

ミモザが咲き始めました

みなさまお待ちかねのミモザ(Acacia baileyana’Purpurea’)の季節がやってきました。
エントランスのレンガ塀よりはるかに高く伸びた枝がさわさわ風に揺れています。

枝の先にはふわふわの黄色い花たち。
つぼみもいっぱいなのでこれからまだまだ楽しめそうです。
2018年に台風で根本から折れてしまい、苗木を植え替えてから一度も剪定をせず、やっとこの大きさに。
しかし、ミモザは成長が早く、その分幹の強度は低いので強風や着雪に弱い樹木です。
これから先も長くアメリカ山公園で育ってもらうために、今年は春以降にコンパクトに剪定します。
もちろん来年の春もお花を楽しむことができます。
ご家庭にアカシア類を植えている方は是非、花が終わったらすぐに剪定されることをおすすめします。

さてサンカクバアカシアは・・・
芝生広場の元町側に植えられているサンカクバアカシア。
ミモザの仲間(アカシア属)ですが、開花はもう少し暖かくなってからのお楽しみ!
ミモザの仲間は花の時期がとても短いので、アメリカ山公園では開花時期の異なる2種を植えることで、早春の花を少しでも長く楽しんでいただく工夫をしております。
これからもアメリカ山公園のミモザを見守っていただけると嬉しいです。

春を告げる黄色い花たち

にわかに春めいた陽気に誘われて、ほんの数輪だけですがモッコウバラ(Rosa banksiae)が咲きました。
早春を告げる黄色い花たち
エントランスの近くの花壇のウンナンオウバイ(Jasminum mesnyi)の花びらもほころび始めました。
つやつやと赤みがさしたつぼみもとってもきれいです。

花壇にも黄色い花が
豊かに重なった花びらが豪華な印象のガイラルディア(Gaillardia pulchella)。
2024年春以降には新しい品種のガイラルディアも登場予定です。
冬の間に定植して現在育成中。お楽しみに。

キンセンカ(Calendula arvensis)は、緑のじゅうたんに集まっておしゃべりしているみたい。
毎年こぼれ種でよく育つ丈夫な一年草です。

早春の黄色い花たちはどれもお日様のしずくみたいにまぶしく輝いています。