バグホテル

春風そよぐ公園の昼下がり、ふと地面に目をやると、小さな黄色い花が・・・
近寄ってみると、かわいらしいスイセンが咲いていました。
なんだか楽しそうにおしゃべりしているみたい。

ん、スイセンの後ろのレンガ塀に何やら見慣れないものが・・・

これは新たに公園に設置された「バグ・ホテル」。
生物多様性を保全するため、都会でも虫たちが安全にすごせるよう
木材などの自然な素材を用いて作られた「虫の宿」です。

アメリカ山公園では昨年の春、アメリカ山徳育こども園の園児さんたちが
ペイントした小鳥の巣箱を園内の樹木に取り付けました。(そのときの記事はこちら)
同じく環境保護の一環として今年は昆虫たちに住まいを用意したのです。
虫たちが安心して暮らせるよう、遠くから優しく見守ってあげてくださいね。
ミモザが咲き始めました

アメリカ山公園で春を真っ先に告げてくれる花、ミモザが今年も咲き始めました。

厚い雲におおわれていた昨日までと打って変わって今日の空は抜けるような青。
明るい春の日差しの中、小鳥たちの甲高いさえずりが響き渡ります。

球根たちも目を覚まして
エントランス花壇を見ると黒い土の中からチューリップの芽が顔を出していました。
花の季節はもう間近です。

《そなえパークの日 in アメリカ山公園》減災クイズにチャレンジ!

来る3月11日は東日本が大震災に襲われた日。
さらに昨年は年明け初日に能登半島で大地震が起き、
震災への備えの大切さを改めて感じる年となりました。
そんな思いを常に忘れないためにアメリカ山公園では
減災クイズを建物3階の管理事務所側の壁面に掲示しています。
クイズは全部で5問
公園の行きかえりにみられるので親子で気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

クイズの答えは向かいの壁に
答えは廊下を隔てて向かいの壁に掲示してあります。
クイズの張り出し期間は3月16日まで。
皆様のご参加をお待ちしております。

立春のアメリカ山公園

2月3日は立春。
暦の上では春というものの公園に吹く風はまだまだ冷たくて、散歩する人の姿もまばらです。
剪定された木々が寒々しい姿をさらしている一方で、元気いっぱいに葉を茂らせているのがこちらのユーフォルビア。
トウダイグサという和名を持つこの植物は種類が豊富でアメリカ山公園にもいろいろな仲間がいます。


春の兆し
毎年花の季節の始まりを告げてくれるミモザの仲間たち。
エントランスの花壇に植えられている背の高いギンヨウアカシアを見てみると、かわいらしいつぼみがたくさんついていました。

元町側の花壇のサンカクバアカシアの枝にも黄色いつぼみがいっぱい。

ミモザの仲間もユーフォルビアの仲間も来月には花の時期を迎えます。
どうぞお楽しみに。
「バイオネスト」をご存じですか

公園の地面の一部が何やら小枝で囲まれています。
いったい何でしょう?
自然の景観になじむたい肥置き場
答えは「バイオネスト」。
剪定作業や下草刈りで発生した枝葉や草を利用して作る自然の景観になじむたい肥置き場です。
名前の由来はギリシャ語のバイオとネスト(鳥や昆虫の巣)。
アメリカ山公園ではバイオネストを設置したり、殺虫剤や除草剤を使わずに植物管理を行ったりと、環境を意識した公園管理に取り組んでいます。

花壇に目を向けると・・・
花々があふれる春は待ち遠しいものの、寒さのなかでけなげに咲く花を見つけると嬉しさもひとしおですね。
季節を先取りしたような黄色い小花はキク科の’ヒデンス’。
お日様に向けて花びらをいっぱいに広げています。

鮮やかな青紫の花はトラディスカンティア’スイートゲート’。

お散歩の折には足元に咲く小さな花にも目を向けてみてくださいね。