
みなさん、こんにちわ!
ようやく本来の秋の気候になってきましたね。
さてさて、今年も見浜園の冬の風物詩「松の雪吊り」の設営が完了しましたので、お知らせいたします。
以前からご紹介していますが、雪吊りは、主に北陸地方などの降雪地帯で、木々を雪の重さから守るために施す伝統技術です。
ここ千葉県では、めったに雪が積もることはありませんが、
見浜園では日本庭園らしい風情をより楽しんでいただくため、冬期間この雪吊りを毎年行っています。
7つのきれいな形の傘(雪吊り)が、下の池中央の島(蓬莱島<ほうらいとう>といいます。)にかかっています!
なお、見ていただいた方もいらっしゃると思いますが、この見浜園の雪吊りは、10月15日放送のテレビ朝日系「くりぃむクイズ ミラクル9」という番組で、クイズとして出題されました。

つづいて、見浜園の紅葉が始まりましたので、その状況をお届けします。
園内を半時計廻りに、まずはモミジの紅葉状況を見て行きましょう。
西側の園路のモミジです。
先端の方が、赤くなり始めました。

ここ見浜園の一番の紅葉スポットの木橋付近のモミジは、こちらも先の方がだいぶ赤くなってきています。

平橋付近のシダレモミジはかなり色づいています。
黄色い部分と赤い部分のコントラストがとてもグッドですね!

蓮池のモミジも、だいぶ赤くなってきました。
見頃をむかえると、このモミジは水面に映る“逆さモミジ”が見れるスポットとなります。

最後は、築山前の松籟亭のモミジです。

現在見浜園園内で、このモミジがいま一番きれいに赤くなっているスポットです!

モミジ以外でも、紅葉している樹木があります。
こちらは園路西側のニシギギです。
モミジに先行してかなり赤くなっていますよ!

このニシキギから少し進んだトイレ前にあるヤマボウシの木です。

サクラの木も紅葉していますので、是非見つけてみてくださいね。
これからさらに、紅葉も本格化します。
この季節にしか見ることのできない、雪吊りと紅葉の見浜園をぜひご覧くださいね。
また、来週末の15日(土)より、いよいよ『見浜園灯ろうまつり ~秋の日本庭園ライトアップ2025~』(イベント情報はこちら)が始まります!
灯ろうまつりでは、本日お知らせした雪吊りや紅葉がライトアップします!
紅葉と雪吊りの幻想的な世界をお楽しみいただけるのではないかと思います。
下の写真は、過去のライトップの様子です。
雪吊りが水鏡に写るまさに幻想的な光景ですね。

期間中は近隣保育園児による灯ろう飾りや和傘の演出、竹灯りの展示などをやります。
さらに、お箏・ヴァイオリン・馬頭琴の演奏会や茶道体験、お香の移動販売などの特別企画も!
手提げちょうちんの販売や温かいものが食べられるキッチンカーの出店もありますよ!
盛りだくさんの企画を準備しておりますので是非ご来園ください!