見浜園 冬の風物詩「雪吊り」の設営が完了しました!
みなさん、こんにちわ!
今日は、ようやく本来の秋の気候になってきましたね。
さてさて、見浜園の冬の風物詩「松の雪吊り」の設営が完了しましたので、お知らせいたします。
以前もご紹介しましたが、雪吊りは、主に北陸地方などの降雪地帯で、木々を雪の重さから守るために施す伝統技術です。
見浜園では日本庭園らしい風情をより楽しんでいただくため、冬期間この雪吊りを毎年行っています。
設営の様子をご紹介します。
まずは、公園スタッフが、精魂込めて、竹やわらを材料に雪吊りのカサを形づくっていきます。
なんと、見浜園の雪吊りは、公園スタッフによる手作りなのです!
設営も何日かかけて進めていきます。
スタッフ一同が力を合わせ、かなり重いカサを持ち上げます。
イッセイノセッ!!
カサのシャフト(柱)部分をしっかり松の幹に固定していきます。
2本目の開始!
次に、カサの下の部分の丸い枠を作っていきます。
最後は、(カサの骨の部分)縄を張っていきます。
どの方向から見ても雪吊りのカサがきれいな形に見えるよう、シャフト(柱)部分を垂直に立て、さらには慎重に縄を張っていきます。
ここが苦労する設営のミソとなるところです。
6つのきれいな形の傘(雪吊り)の完成です!
これから紅葉も本格化します。
この季節にしか見ることのできない、雪吊りと紅葉の見浜園をぜひご覧くださいね。
また、来週末の18日(土)より、いよいよ『見浜園灯ろうまつり ~秋の日本庭園ライトアップ2023~』(イベント情報はこちら)が始まります!
灯ろうまつりでは、本日お知らせした雪吊りや紅葉がライトアップします!
紅葉と雪吊りの幻想的な世界をお楽しみいただけるのではないかと思います。
下の写真は、過去のライトップの様子です。
雪吊りが水鏡に写るまさに幻想的な光景ですね。
期間中は近隣保育園児による灯ろう飾りや和傘の演出、竹灯りの展示などをやります。
さらに、お箏・ヴァイオリン・馬頭琴の演奏会や茶道体験、お香の移動販売などの特別企画も!
盛りだくさんの企画を準備しておりますので是非ご来園ください!