公園だより

公園スタッフから、日々のできごとやお花の情報などを発信しています。

ちょこっと環境Day

本日は、環境について”ちょこっと”意識していただくイベント「ちょこっと環境Day」を開催しています。

今日は、午前午後で1回ずつ「地球を学び自然で遊ぼ!」というプログラムを開催するほか、「雑紙回収コーナー」も設けています。
(雑紙回収コーナーでは、チラシ等の雑紙4kgでトイレットペーパーと交換もしています!!)

「地球を学び自然で遊ぼ!」は、2部構成となっています。
1部目は「歩いて辿る46億年「地球の道」」です。

これは「富良野自然塾」という環境プログラムの一つ。
地球の誕生から現在までの46億年を、460mの道になぞらえてクイズ等を交えながら説明していきます。

そのあとは、「たねダンゴⓇ」づくりです。

ちゃんと芽が出てくるかな?

「歩いて辿る46億年「地球の道」」の後は、「作って遊ぼ!「自然楽器」」です!

今回は公園の作業で発生した枝などを使ってカスタネットを作ります。

色を塗ったり、木の実などで飾り付けたり・・・

最後は、みんなで大演奏!
キーボードを演奏しているのは、「作って遊ぼ!「自然楽器」」の講師をしてくれたカエル君です。

みなさん、面白かったかな?

午後の部は13:00~です。
まだ空きがありますので、ご参加をご希望の方は公園事務所までお問い合わせください。

ホトトギス

公園内の林縁ではホトトギスが咲いています。

これもよく見ると変わった形の花です・

真上から見るとこんな感じ。

6枚の花びら(?)に6本のおしべと3つに先の分かれた雌しべがあります。
おしべは、花粉のつく位置が裏向きにひっくり返ってついています。

花の奥の方、花びらの付け根には黄色いマークが見えます。
これは、これは昆虫に「ここに蜜があるよ!」と示しているもの。

横から見るとこんな感じ。
花の付け根に丸いふくらみがありますが、ここに蜜があるのです。

さて、上の写真でわかるようにホトトギスもマルハナバチに花粉を運ばせています。

マルハナバチに蜜を吸わせる際に、背中に花粉をつけるよう、おしべがひっくり返っているのですね。
マルハナバチも後ろ足にたっぷりと花粉をため込んでいます。

ミズタマソウ

ミズタマソウがタネをつけていました。

これまであまり見なかったミズタマソウですが、今年になって意外にもあちこちで目にするようになりました。

姫の沢公園には、まだまだ気づかない草花がたくさんありそうです。

クワクサ

クワクサが咲いていました。

こちらは、花をアップにしたもの。

昨日に、さらに輪をかけた超地味花です。

白く見えるのが雄花のようですがこのくらいの拡大率だと、ほとんどよくわかりません。