公園だより

公園スタッフから、日々のできごとやお花の情報などを発信しています。

鬼は外、福は内

今日は節分だそうです。
話題にもなっていますが、2月3日ではなく2日が節分なのは124年ぶりなのだそう。

ということで”オニ”と”マメ”にちなんだものを探してみました。
Topの写真は”コオニユリ”。

さてさて、次の写真ですが、こちらは”オニノゲシ”。
全体的にトゲトゲです。

そしてそして、次は”オニシバリ”。
オニでも縛れるくらい枝が硬い、ということでつけられた名前のようです。

マメは控えめに、マメ科植物の”ネムノキ”のみとします。

オニマメも、姫の沢公園には他にもいろいろと生えています。
今回取り上げた植物も撮影時期はバラバラで、今の季節は見られませんが、温かくなったらゆっくりと探してみて下さい。

アオキ

今頃になってようやく色づき始めた若い実を見つけました。
ツヤツヤ、ピカピカです。

実が熟すタイミングをずらすのも、植物的な何かの狙いがあるかもしれませんが、
食料の減る冬場の野鳥たちにとっては、ありがたいですね。

マルバノホロシ

遠目にオレンジの実が映えていました。
マルバノホロシです。

ナスやホオズキの仲間の植物です。
実の中のタネが自己主張してきて、ちょっとぼこぼこしてきています。

園内に鮮やかな色の物が少ない季節ですが、よくよく探すと何か見つけられるかもしれません。

モミ

不思議なものが落ちていました。
なんだか飛びそうです。

この答えは、
モミの木の”種鱗”というもののようです。

”種鱗”は、マツボックリみたいなモミの実の中でタネを収めておくもの。
写真の”種鱗”では、タネはどこかに飛んで行った後ですね。

下の写真はモミの葉です。

園内のモミは枝が高い所にあるので、残念ながら葉っぱを手に取ってみることはできません。