公園だより

公園スタッフから、日々のできごとやお花の情報などを発信しています。

12月のイベント!

12月もイベント盛りだくさんで皆様をお待ちしております!
暖かいビジターセンターの中で楽しめるイベントばかりですので、寒さが苦手な方でも公園の魅力を味わえます!
今年もあとわずかですが、ぜひ姫の沢公園の冬を満喫してください!
詳しくは↓をクリック!

12月クリスマスイベント

ミヤマシキミの実

山道でひときわ目を引く、鮮やかな赤い実の群生。これはミカン科の常緑低木、ミヤマシキミ(深山樒)です。厚みのある光沢を帯びた濃緑の葉に映えるルビーのような実は、雪深い季節でも森に命の輝きを与えてくれます。ただし、美しい姿とは裏腹に、実や葉には毒性があります。もし見かけることがあれば、その色合いを遠くから静かに楽しみましょう。

ヤマラッキョウ

秋も深まるころ、ひっそりと咲いているヤマラッキョウです。細く伸びた茎の先に、タンポポの綿毛のような、可愛らしい球状の花をつけます。色は鮮やかな紅紫色。

この時期に目にする少ない花の一つとして、私たちの目を楽しませてくれる、ラッキョウやネギの仲間です。
晩秋の散策で、この小さな光景を探してみてはいかがでしょうか。

リンドウ

凛とした佇まいのリンドウを発見しました。深い青紫色の花弁は、まさに秋の深まりを感じさせてくれます。花言葉は「勝利」や「誠実」。その名の通り、曇りや夜には閉じる律儀な姿も愛らしいですね。小さな秋の主役、リンドウに心を奪われました。

ウラシマソウ?マムシグサ?

森でひときわ目立つ、真っ赤な実の塊を発見しました。
サトイモ科のテンナンショウの仲間です。

ウラシマソウかマムシグサのどちらかだと思いますが、それにしても見事な色。ただし、この仲間は強い毒を持っているので、見ても絶対に触ったり食べたりしないように注意が必要です。秋の自然の鮮やかな彩りを楽しませてもらいました。