スミレ⑨ マルバスミレ

タチツボスミレから初めて前回のスミレまでの8種類は青いスミレでしたが、ここから白いスミレを取り上げます。
白いスミレの最初はマルバスミレ。
タチツボスミレに少し遅れて咲き始め、園内のあちこちで見られました。
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タチツボスミレから初めて前回のスミレまでの8種類は青いスミレでしたが、ここから白いスミレを取り上げます。
白いスミレの最初はマルバスミレ。
タチツボスミレに少し遅れて咲き始め、園内のあちこちで見られました。

スミレの仲間には「スミレ」という名前のスミレがあります。
石仏の道を歩いているときに、ご近所の方から咲いているよと教えていただきました。
その方は「6年間石仏の道を歩いていて今年始めて咲いているのを見た」とおっしゃっていました。なかなか貴重です。
さてスミレの写真ですが、うっかり「POPモード」で撮ってしまったので、色がどぎつくなってしまいました。
それで翌週、改めて撮り直しに行きましたが、すでに花は終わっていました。残念。
また来年です。


「なんだこれ?」と気になって、念のため写真だけ撮っておいたスミレです。
後で調べるとアカネスミレのようでした。
歩ていて躓きそうになった時に見つけたスミレ。
おかげで、どこで見つけたものやらさっぱり記憶にない・・・


タチツボスミレの仲間ではないスミレなのですが、色合いといいよく似ています。
タチツボスミレの葉は丸いハート型ですが、コスミレはハート型ですが少し長め。
5枚の花びらのうち下2枚の花びらの内側めしべ付近に白い毛が生えています。
毛があるのをヒゲコスミレというそうです。


花の後ろに棒のようなもの(「距」といいます)が伸びているのはスミレの特徴ですが、ナガハシスミレは距が特に長いです。
一目見たとたん「うわ!長い!」との印象をうけました。
日金山周辺の植物を調査した文献でもナガハシスミレの記載があったので、間違いないかと。
さて、最初の「タチツボスミレ」からここまでは、手元の図鑑によれば「タチツボスミレの仲間」です。
次回からは、別の種類のスミレです。
