ネコノメソウ
ネコノメソウがタネをつけていました。
お皿みたいな形をした上にある、小さな茶色い粒粒がタネです。
さて、
タンポポの綿毛は有名ですが、タンポポは綿毛を使って風に乗り、タネを遠くに飛ばします。
植物がタネを広げる方法は、タンポポのように風を使うもの、動物の身体にくっついて運んでもらうものなど色いろありますが、ネコノメソウがタネを遠くに広げる方法は、ちょっと変わっています。
お皿みたいなところに雨粒が落ちてきたとき、その雨粒を利用してタネを弾き飛ばすのです。
雨を利用するのは、あまり聞かないですね。
タネの部分が開きかけと開く前の状態です。
横長な形がネコの目っぽいでしょうか。